単音装飾音 Cut
世界中の多様なフォーク音楽、邦楽を含む
>>上がるカット、下がるカット、ロール、ダブルカット

日本のお祭りばやしを口真似して「ぴーひゃらひゃら」と言ったりしますが、「ひゃらひゃら」と言って連想
する音がこのカットと同じ奏法かもしれません。フルートで使われる指の装飾音は、もっともシンプルな要素
をタイミングや速さをずらしたり、ほかの組み合わせることによって多様なヴァリエーションが生まれます。
ここでは、その最も基本となる要素のひとつカットcutを練習しましょう。

● 概説 ●

1・概説

ある音を、押さえている指を使って、それより高い音で素早く区切ること。

この装飾音は、以下のように使われる。
連続する複数の同じ高さの音を、指によってくぎる (アーティキュレートする)
・音の出だしや、音の動きにあわせて使うことでその音を強調する (オーナメントする)

3・方法

例;Gを区切る場合

Gの音を出し、3の指を上げ、すばやく降ろす。この間に一切タンギングなどはせずに、まっすぐな音を
指で分割するような気持ちで。 最初はゆっくりG-A-Gと音を出して、やがてAが聞こえなくなり、二つ
に区切られたGが聞こえるようになるまで、すばやい動作でこれを行う。

カットは、DからBまで仕様できる。私の方式では、DからGまでは3の指、AとBは1の指を使います。

Dをカットするとき

 
Eをカットする
 
Fをカットする
 
Gをカットする
 
Aをカットする
 
Bをカットする






 例:8分音符2つ分のGの音を、一つずつに区切る場合:サンプル:
 この方法で、D〜Gを区切る場合は、左手の薬指でカットする。
 AやBは、左手人差し指でカットする。CやC♯は、基本的にはカットしないが、
 カットする場合はDの音を前に置く。ただし、どの音を使って区切るかは演奏者に
よって異なる。

3・使用法

 ダンスチューンで、連続する二つの音を、指で区切るとき。(分割)
 リズムの頭や、フレーズのはじめなど、強調したい音に使用する。(強調)
 エアーなどで「こぶし」として使用する。

4・練習法

 BからDまで、1拍ずつカットを入れる。
 前打音(音の前に入れる)として使用することで、音を装飾する
 カットの挿入された音が聴こえなくなるよう、すばやくする。

 B−B−A−A−G−G−F−F−E−E−D−D という感じ。


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