Since 2008.05.28
アイリッシュフルート


★東京でレッスンを開講。3/21、4/18
詳しくはこちら


ケルトの笛の世界
~ 独奏コンサート ~

【日時】 5月17日 (木) 20時~
【場所】 京都アイリッシュ・パブ field
【料金】 チップをお願いします。
【内容】 
旅をしたケルト文化圏で覚えた伝統曲や、古い楽譜からの曲を演奏します。

・スコットランドの古いフィドル曲
・ウェールズの不思議なメロディ
・18世紀イングランドの複雑な変奏曲
・アイルランドの厳選したダンス曲
・ブルターニュのダンス音楽ほか。

ケルト伝統音楽はライフワークです。
とびっきりのメロディをお届します。
ぜひ、応援にお越しください!

サンプル
メールアドレス










笛博バナー

アイリッシュフルート&ティンホイッスル・ブック
楽器の研究を紹介する別サイトです。
| Index |
お勧めCD、ミュージシャン
アイリッシュ・ハープの寺本圭祐さん
2012年5月14日 10:23
かねてからご活躍の様子を存じていました、アイリッシュ・ハープの寺本圭祐さんのコンサートに伺ってきました。

今年の3月に福岡のケルツでCDを聴かせて頂き、ケルトの色々な地域の曲を取り上げていること、選曲の好みが僕とよく合うことで、またCDの演奏がとても良かったので気になっていました。

先日の嵐山の音やに出演した折、音やママから、寺本さんの奥様で日本画家の中井智子さんの個展が京都で開催され、そこでコンサートもあることを教えて頂きました。

会場は、烏丸駅そばのギャラリー。大きな綺麗な垂れ幕ですぐに分かりました。

IMG_3276.JPG


奥様の絵を見るのも初めてだったのですが、素晴らしい色彩感、モデルの表情の美しさに、現実を忘れてその世界に浸り込んでしまいました。日本画で、着物の女性がモデルになっている絵が多いものの、中には五線譜やヨーロッパの古城やハープが書き込まれていたり、背景にケルトの装飾模様のように感じられるデザインもあり、興味深かったです。

演奏は寺本さんのハープ独奏で30分。今日はアイルランドのオキャロランを中心に、ナイロン弦のミニハープと、金属弦の古式ゆかしい更に小さなハープで演奏。演奏、アレンジの素晴らしさは完成されたもので、独奏でその世界を充分に堪能できました。金属弦ハープは、残響の長いきらきらとした美しい音色でした。

IMG_3275.JPG

演奏後にご挨拶をさせて頂き、あれこれと音楽のお話しをさせて頂きました。もともと京都のご出身で、この夏には京都で金属弦ハープの合宿もするそうです。詳しくは、寺本さんのブログをご覧ください。

http://ameblo.jp/telyn/

奥様の絵とともに、素晴らしい時間を頂きました。またお目にかかれますように!

アイリッシュ・フルートでアラブ音楽
2012年5月12日 10:19
フランスのアイリッシュ・フルート奏者、Gurvan Le Gacさんが、アラブ音楽を演奏している動画をご紹介します。画面が暗くて地味ですが、ウードやアラブの太鼓も入って演奏は本格的です。

このバンドのCDは、この秋に発売になるのだとか?また詳細分かればお知らせします。




Gurvanさんは、去年僕がフランスでコンサートをしたときに共演頂いた、ブズーキのエレン・ブリュネットさんともデュオ活動しているそうです。この写真で吹いているのは、「ケルトの笛屋さん」でも取り扱っているレハートのフルートのF管のようですね。
arton26-c3b92.jpg
こちらのサイトでは、エレンさんとのデュエットの演奏が聴けます。良いですよ!

http://lepixie.info/helene-brunet-gurvan-le-gac,26


ブルターニュのアイリッシュ・フルート奏者達は、本当に革新的ですよ。もともとフルートの伝統が無かったために、新たな奏法をどんどん取り入れて開発して、他のジャンルの音楽にも果敢にチャレンジしていっています。まだまだ知られていないブルターニュのフルート界をどんどんご紹介したいと思っています!

カナダのリコーダー/トラヴェルソ奏者Alison Melville
2012年3月20日 06:54
カナダのリコーダー/トラヴェルソ奏者Alison Melville(アリソン・メルヴィル)さんをご紹介します。

アリソンさんはバロック時代の笛を用いた民族音楽の演奏をしており、特にスコットランドや北欧の音楽を得意としているようです。

ディスコグラフィーやプロフィールが載った彼女のホームページはこちら。
http://www.alisonmelville.com/

僕のお気に入りは、スコットランドの民謡を集めた「She's sweetest when she's naked」。数年前、解説付きで日本盤も発売されていました。James Oswaldの作品やトラディショナルを演奏しています。

彼女の演奏スタイルはバロック音楽そのもので、民謡らしい節回しではありませんが、古楽奏者からの伝統音楽へのアプローチとして、大変興味深いです。

こちらの動画は、ニッケルハルパやハーディ・ガーディ、ラテン・ギターなど多様なスタイルのメンバーで構成されたアンサンブル・ポラリス。トラヴェルソがこういう形で演奏されるのは珍しいです。



リコーダーによるディヴィジョン。



ティン・ホイッスルやアイリッシュ・フルートが導入された19世紀に、どのような音楽がどのように演奏されていたのでしょう。資料も数多く残されており、興味の尽きない分野です。

Sylvain Barouの動画
2012年2月25日 22:42
フランスのフルート奏者シルヴァン・バホの新しい動画を見つけました。この人の上手さはハンパないです。一人で全く新しいアイリッシュ・フルートのジャンルを築いている当たり、スペインのバグパイプ奏者カルロス・ヌニェスに匹敵すると思えます。





ついでにバーンスリーも、それらしい音で吹いてるし。いつの間に修得したのか、謎です。



ともかく、スケールの大きすぎる彼のソロアルバムが楽しみですね。

猫モーダル 1st CDが発売
2012年2月22日 01:17
京都で活動するアイリッシュ・デュオ「猫モーダル」の1st CD "Have a Pint of Whiskey" が今月発売になります。

CD.png

試聴はこちら。

http://www.nekomodal.com/

フィドルの井上智史君とアイリッシュ・フルートの熊本明夫君により2007年に結成。現在は、サポート伴奏者を加えて京都を中心にライブやセッションをしています。

CDは、バウロン、ブズーキ、キーボードもそれぞれ持ち替えて演奏し、ジャケットイラスト、録音、ミックスまで全て二人で仕上げたそうです。演奏は、アイルランド人にも引けを取らない本格的なスタイル。磨き上げたテクニック、リズム感抜群の演奏です。本当に素晴らしいの一言に尽きます。伝統スタイルのアイリッシュ・ファンの方には強力にプッシュします。

CDはミニアルバム 6曲入り 1000円でライブ会場で販売するそうです。
アルバム発売記念ライブはこちら。

2/25(土) 14:00 open 14:30 start
HiFi Cafe(京都・新烏丸通り夷川上る)http://hificafe.exblog.jp/
出演:猫モーダル+福江元太
ノーチャージ(投げ銭制)

Kevin Crawfordの新アルバムが発売
2012年2月15日 23:48
世界的なアイルランドのバンドLunasaで活躍しているアイリッシュ・フルート奏者のKevin Crawford(ケヴィン・クロウフォード)の新アルバムが発売しました。

"Carrying the Tune"

Hi-Res-CD-Cover.jpg

John Doyle(ギタ-), Brian Morrissey、Mick Conneelyらが参加しているそうです。

また、最近はMartin Hayes(フィドル)、John Doyle(ギタ-),と結成したTeatotaller というバンドでツアーをしているようです。

アルバムは本人のページで試聴できるほか、世界中どこでも送料込18euroで出荷するとのことです。支払いはPaypal。

http://www.kevincrawford.ie/



待望のSylvain Barouのアルバム
2012年1月18日 08:27
フランスのフルーティスト、Sylvain Barou(シルヴァン・バホ)の待望の1stアルバムが発売します。

ブルターニュ出身で、アイリッシュを主に演奏しているシルヴァン。数多くのバンドやゲスト奏者としてCDを出してきました。現在は、アイルランド人のバンドGuidewire(ガイドワイヤ)で演奏しています。

去年、ブルターニュのカンペールで彼らのステージを見ましたが、テクニック、センスともに最上級のプレーヤー達でした。現代の世界トップ5のフルーティストを上げるとしたら、彼は間違いなくランクインすることでしょう。

Album Sylvain Barou from Albumtrad on Vimeo.


本作は、彼の幅広い音楽性を余すところなく出し切ったもので、ゲスト奏者の顔ぶれからも大きな期待が持てます。アイルランド音楽勢としては、Donal Lunny、Liz Carroll、John Doyle、Padraig Rynneなど。ほか、ブルターニュ、インド、アラブ、ブルガリアなどの音楽を取り入れたCDになる模様です。

入手方法はまだ調べていませんが、とりあえず速報!でした。

Conal O'Gradaのアイリッシュ・フルート教本
2012年1月12日 15:03
アイルランドのフルート奏者、Conal O'Grada(コナル・オグラダ)さんのフルート教本が発売になりました。まだ僕は読んでいませんが、早速注文をしました。

こちらの本人のホームページから直接購入できます。

http://www.conalograda.com/

front-cover-title-1-192x300.jpg

到着したらレビューしますね!

アイリッシュ・フルート奏者 Shannon Heaton
2012年1月11日 07:37

アメリカ、ボストンのアイリッシュ・フルート奏者Shannon Heatonの2010年のアルバム"The blue dress"が素晴らしかったので、ご紹介します。

shannonheaton2.jpg

彼女と旦那さんのMattさんとの夫婦デュオでCDを4枚出していますが、本作はソロ名義のアルバム。フルート、ハープ、ギターを中心とした演奏で、オリジナル曲もあります。とにかく演奏とアレンジが素晴らしいです。ギターとハープの使い方も良いですね。

CDの通販、MP3購入、試聴ができます。

http://www.cdbaby.com/cd/shannonheaton2

彼女と旦那さんのホームページです。
デザインが綺麗で、レッスンや作曲の受け付けもしています。

http://www.mattandshannonheaton.com/

こちらは、制作会社のプロモ用のページのようで、なんとCD制作の裏話、製作費の内訳ついて書かれています。参考になりました(笑)

http://www.kickstarter.com/projects/ShannonHeaton/shannon-heaton-records-her-brilliant-blue-dress-ir


CELTSITTOLKE Vol.2 が発売
2011年12月19日 21:34
関西のケルト/アイリッシュ界の強者達が、新たなユニットで集結したコンピ第2弾が発売になりました。


AmazonのPR文より。

「前作に引き続き、収録アーティストは、全国で活躍中の第一線のユニットばかり。
このアルバムのためにレコーディングされたインスト曲、ボーカル曲、大セッション曲を含む全17曲入り!関西ケルトの世界がてんこもり!ケルト/アイリッシュ本来のトラッド曲を中心にオリジナル曲も収録!
「サリーガーデン」、「一万マイル」などのスタンダードなヴォーカルナンバー、そしてラストを飾るM17の参加アーティスト全員、総勢21名によるレコーディング大セッション曲は壮観!

このアルバムのプロデューサーであり、アイリッシュ界の大御所「吉田文夫」、自ら楽器工房を営むイーリアンパイプスの第一人者「松阪健」、アイ リッシュフィドル界の異端児、関西テレビの「スーパーニュースアンカー」のテーマ曲でお馴染の「功刀丈弘」、若手人気No.1の「ドレクスキップ」など、全7ユニット21名のミュージシャンが参加、17曲収録。 」

Amazon通販サイトはこちら。
http://www.amazon.co.jp/dp/B005V4GPYA/

試聴、アーティスと情報のページ
http://www.beatshop.co.jp/glen_music/celt.html

着物でアイリッシュ・ハープ
2011年12月14日 23:24
良いですねー!
you tube で超人気★

すごいデュオ第二段
2011年12月 8日 09:54
ブルターニュのアコーディオン奏者Janick Martinとボンバルド&フルート奏者のErwan Hamonのデュオが素晴らしいです。

ブルターニュのフルーティスト独特の音色、どうやっているんでしょうね。ロマンティックで切ない感じ、とっても憧れます。


この動画はヴァイオリニストとのトリオですが、2:30くらいからヴァイオリンがパーカッシブなバッキングに回るところ、すごいです。曲もかっこいい!


二人を中心に結成されたHamon Martin Quintetをブルターニュのフェスト・ノーズ(ダンス会)で見ました。ボーカルがまたカッコいいんですよ。



ホームページはこちらです。

http://www.hamonmartin.com/

これは良いデュオだよ!見て!
2011年12月 6日 10:09
フランスで友人からもらった山のような音源を今になって一つ一つ聴いています。中でもぱっと聴いて地味目な音ながら凄いと思ったのは、Duo Jonsson Coudroy。

スウェディッシュ・フィドラーとフレンチ・アコーディオンの2人です。まずはこれを見てみて!


無伴奏だけど、ちゃんと世界が作れている。
リズムもアレンジも面白い。

こちらは、ドキュメンタリー風PV。
舞踏会のシーンや、雪の降る窓辺での練習。
あ~、たまらないよ!


すごいな! 
新しい音楽に出会ってドキドキワクワクするこの気持ち、大好きです。

Sheenaのライブ動画
2011年11月 7日 06:03

関西で活躍するアイリッシュ系大所帯バンドSheenaのライブ動画を見つけました。僕の生徒さんの西川智子さん(fl)も参加しています。



オリジナルの楽曲で、ジャンル分けできない音楽を創ってますね。素晴らしい~!




すごく質の良いPVですね。このアカウントの動画を探すと、メンバーの小編成での演奏も見れます。どんどん世に出ていって下さい!応援しています^^

Steve Vai (ギターリスト)
2011年10月 6日 07:06
インターネットでたまたま見つけたアメリカのギターリスト、スティーブ・ヴァイの動画。



すごい!  カリスマってこういうのを言うんだよな...
圧倒的な存在感、テクニック。 ギターの世界も面白いです。

僕も笛3本連結して演奏することあります(笑)

秋なのでノルウェー音楽の動画でも
2011年9月 8日 09:16
秋は北欧音楽が良く似合いますね。
北欧関連のコンサートやイベントも多いです。

ノルウェーのバンドDalakopaをご紹介します。
笛が入って良い感じ♪


バンドのページ
http://www.dalakopa.no/

Wikipediaプロフィール
http://no.wikipedia.org/wiki/Dalakopa

アイリッシュ・バンドBeoga
2011年9月 3日 09:06
ピアノが入ったアイリッシュ・バンドBeogaをご紹介します。

http://www.beogamusic.com/

ベオガはカウンティ・アントリムで2002年に結成されました。 ジャズ、ラテンなどの音楽スタイルを取り入れた大胆なアレンジが楽しいバンドです。


ウェールズのフォーク・オーケストラ
2011年8月13日 21:47
Y glerorfaは、伝統楽器によるウェールズのフォーク・オーケストラです。
伝統楽器協会"Clerat"の25周年を記念して、2006年に編成されました。
現在、60人を越えるメンバーが在籍しています。


2009年に、44人のメンバーにより、ライブCDが作られました。
http://itunes.apple.com/jp/album/yn-fyw-live/id324805795

ウェールズでよく演奏されている曲が中心となっています。

お弟子さんのバンド CD発表
2011年8月 9日 06:13
僕のフルート教室に通って下さっているお弟子さんの西川智子(さとこ)さんのバンドKNITが、CDを発表しました。

「叙情的なフィドル、繊細で大胆なギター、さえずるようなフルート、情熱的なパーカッションで、変幻自在の既成にとらわれない音楽を創り出すインストゥルメンタルユニット「knit(ニット)」。カフェやライブハウス、野外フェスなど、さまざまな施設で演奏活動を行う。」

http://knitofficial.com/

CD「無季折々」 1000円(税込)

神社の境内で遊ぶ、姿の見えない子どもたち。 名もない丘で咲く、一輪のヒガンバナ。 独自のアレンジでその世界観に溶け込ませているケルト音楽。 モノトーンでありながらどこかセンチメンタルな季節を描いた一枚。

1. 影踏み

2. ヒガンバナの丘

3. Drowsy Maggie/The Banshee/The Fairy dance(Trad)

4. Art O'Keefe's Polka/D laigh's Polka/John Ryan's(Trad)

5. 庭の千草~The Last Rose of Summer~(Trad)









KANのライブ動画
2011年8月 2日 22:26
先日の日記で紹介しましたティン・ホイッスル奏者Brian Finneganの新バンド「KAN」のライブ動画がありました。

この人は、本当にすごい。超絶技巧なんだけど、攻撃的ではない。技術を見せるための技術じゃない。心が澄み切って静かな境地でいる気がする。

真の天才で、芸術家だと思う。


コーンウォールの音楽
2011年6月16日 07:36
ウェールズから電車でスウェンジー、カーディフ、ブリストル空港へと乗り継ぎ、ブリストルからレンタカーを借りました。次の目的地は、未踏の土地コーンウォール。日本ではほとんど知られていませんが、ケルトの文化が残る土地です。

コーンウォールはイングランドの南西部に位置する半島で、8世紀に大陸から渡ってきたケルト人がここに定住し、一部はブルターニュへと渡って行きました。そのため、ブルターニュとの文化的なつながりが深いです。コーンウォールはイングランドに最初に併合された地域(14世紀)だそうです。
コーンウォール語は一度完全に途絶えてしまいましたが、言語的に近いブルトン語やウェールズ語をもとに復興され、現在では500人ほどの流暢に話せる話者がおり、数千人の学習者がいるそうです。

コーンウォールの音楽については、これまで日本でネットを使ってすこし調べたことがあるのですが、ほtんど手がかりがつかめず、行って演奏者に会いに行き、直接お話しを聞くのが早くて確実だと思いたちました。そこで、ネットで見つけたフィドル奏者が今日会いに行ったMick O'Connor ミック・オコナーさんでした。

http://www.lyngham.co.uk/mike_oconnor.html


これが僕の車。アメリカのフォードのオートマチック。イギリスではAT車を探すのは困難です。料金も割高ですし、MT免許を持っていた方が絶対いいです。
この車、かなりハイテクで雨を感知して自動でワイパーが作動したり、手元のハンドルでいろいろな操作が可能です。ナビをつけたので、運転もらくらく。

IMG_0643.jpg

初日は、半島の先端にある街ペンザンスに宿泊。宿の予約をせずに飛び込みで行ったホステルに運良く泊まれました。この日は移動で終了。

翌日、午後に、Wadebridge(ウェイドブリッヂ)にあるミックさんに会いに行きました。

IMG_0688.jpg

彼に会いにいく直前に、僕のラップトップに入っているコーンウォール音楽のCD「無印良品BGM10」を聞いていたら、なんと1曲目のクレジットの彼の名前が。これには本当に驚きました。



そこで、彼に「もしかして、日本の会社と仕事したことありませんか?」と聞くと、さらに驚くべきことに、このCDのプロデュースを担当したのだそうです。
無印から、コーンウォール音楽とブルターニュ音楽について人を紹介してほしいと問い合わせがあり、メールをやりとりしているうちに、コーンウォール音楽のプロデュースを任されることになったのだとか。

偶然にも、僕は良い人にめぐり会えたようです。

3時間ほどの間、途切れることなく話をしてくれました。ミックさんは1999年にフォークルーツ誌でコーンウォール音楽についての記事を読み、この音楽に興味を持ち始めました。その記事とは「コーンウォール音楽などというものは存在するのか?」という読者からの投稿でした。一度途絶えてしまったコーンウォールの伝統音楽は、当時イギリスですらほとんど知られない存在になっていたのでした。

彼は、コーンウォールの歴史があるのだから、文化がないはずがないと思い、当時スコティッシュのフィドルを演奏していましたが、コーンウォールに移住し、音楽の発掘に取り掛かります。

古い農家やマナーハウス(昔の貴族の邸宅)の施設図書室の文献にあたり、コーンウォール語を読み解き、手がかりを得てきました。こうして、当時の音楽を書きうつし、編集したものが、こちらの楽譜です。

http://www.lyngham.co.uk/catalogue.html

奥様は郷土史のガイドをしているということで、途中、近所にあるマナーハウスに連れて行ってもらいました。

IMG_0669.jpg

ものすごい大豪邸!庭も綺麗に手入れされて、現在も子孫の家として使われているそうです。内装も豪華でした。こちらが施設の図書館。昔は本は大変貴重で、お金持ちしか持つことができなかったのでしょうね。イギリスでは、現在も階級があり、貴族がいます。

IMG_0672.jpg

この図書室で発見された本です。PedstowのFrancis Prideaux 女史が1788-1805の間に編纂した曲集です。

IMG_0671.jpg

コーンウォールは地理的にイングランドととても近く、アイルランドやスコットランドのように完全に特徴的な音楽ではないそうですが、この土地独特のレパートリーが楽器があります。

ミックさんは歴史に詳しく、本当にコーンウォールの音楽を良く知っています。彼によると、コーンウォールには、彼のほかにもう一人、詳しい人がいるそうです。年号も正確に暗記していて、去年来日したディックさんを思い出しました。

コーンウォール音楽についてのつっこんだ話は、また改めて。

shanachie×hataoの演奏動画
2011年5月11日 09:04
去年のメイシアターでの演奏が上がっていましたので、ご紹介します。



スコットランドのお話と曲による舞台です。
僕のパイプが見れる、珍しい映像です。
パイプは全然大したことないのですが...^^;

引き続き、告知 ↓

<大阪 CD「縁-enishi-」発売記念&ヨーロッパ壮行会ディナー付きコンサート>

6~7月の欧州旅行に向けて、出発前最後のコンサート。
お食事と音楽とでお腹も心も満たして頂く企画です。

お食事には、ワンプレートメイン料理と、デザート、ドリンク付き。
かなりお得ですよ!40席ご用意しました。
ぜひ、応援にお越しください^^

【日時】5月21日(土) 17:00開場 
          17:30ディナー開始 
          18:30~コンサート(90分1ステージ)

【共演】上原奈未:電子ピアノ、アイリッシュ・ハープ

【場所】ハンプトンコート
    〒530-0035 大阪府大阪市北区同心2-1-16
    06-6881-2180

【交通】JR大阪環状線天満駅、または桜の宮駅から徒歩
    ぐるなびページ
     http://r.gnavi.co.jp/k441800/

【料金】40席限定、予約制 ¥4,000- 
    ご予約時にメインディッシュをお魚とお肉からお選びください。

【ご予約】06-6881-2180 (ハンプトンコート)までお電話下さい

Mary Birginのティン・ホイッスルの持ち方
2011年5月 1日 22:20
ティン・ホイッスルのベテラン・プレーヤーのMary Berginの演奏動画を生徒さんと一緒に見ていて、初めて彼女の持ち方が変わっていることに気が付きました。何度も見てきたはずなのに。

左手と右手が逆。それならまだよくあることなのですが、右手の人差し指は置きっぱなしで、中指、薬指、小指で指孔を押えている!



小指でAのロールとか、良くやるなあ!

安い楽器で、しかも変な持ち方でこれだけ上手に吹けたら、レッスンで持ち方とか吹き方を教える意味なくなっちゃいますよね。

最近チェックしていなかったけど、you tubeには昔はなかったMary Berginの動画がたくさんアップロードされていたので、ダウンロードしました。

ブルターニュのフルーティストErwan Menguy
2011年4月29日 08:08
フランス・ブルターニュのフルーティストErwan Menguyを紹介します。

フランスにはJean Michel Veillon,Jean-Luc Thomas,Sylvain Barouの御三家(僕が勝手に言っているだけです)に、 Carre ManchotのYannig Alory、Arnaud Ciapolino、Kenan Guernalec、Malo Carvou、Yann Cariou など本当に優れたフルート奏者がごろごろ。フルート職人の数も多いし、ケルト世界ではアイルランドの次にフルートが盛んです。


最近発見したErwan Menguyは、アイリッシュ曲を吹いている時の音色が完全にアイリッシュの、しかも最高峰の演奏そのもの。



僕は自分がどういう音を出しているのか自覚しているつもりだけど、僕も含めて、日本人でこういう音色を出せる人はまだいない。僕はこういう音色に憧れるけど、自分のものじゃないと思っています。同じ外国人のフランス人に出来るのだから、日本人にも出来るはず。期待しています。

彼のマイスペースには、聴くに値する凄い録音がたくさん。彼と合わせて、上記の他のプレーヤー達も聴いてみて下さい。

http://www.myspace.com/erwanmenguy/

韓国のティン・ホイッスル奏者
2011年4月11日 09:13
韓国ポップスで、ティン・ホイッスルが取り上げられていました。僕が輸入しているGoldieです。
ソウルにはアイリッシュ・パブがあり、Birdというバンドをしている人たちがセッションをしているそうです。いつか、行ってみたいです!



北京のウー君とその後連絡をとりあっていまして、中国ではティン・ホイッスルが少しずつ流行ってきており、演奏者も増えてきているそうです。

7月に北京でコンサートとレッスンをする段取りをしています。教本の中国語翻訳のことも、そろそろ実行に移して行きたいものです。

アジアのアイリッシュが今後熱くなりそうです!

えにし #ストリングス収録
2011年3月 1日 18:58
Image991.jpg

レコーディング・スタジオにて謎のマスク集団と遭遇!いえいえ、フィドルの大森さんと、ドレクスキップの皆さんです。


昨日は、僕のソロアルバムの録音日。

ここ2週間くらい咳が止まらなくて、しつこい風邪だと思っていたら、朝から高熱が出てしまいました。とりあえず病院に行って、薬をもらってスタジオへ。インフルだったら困るので、ミュージシャンの皆さんはマスク着用で。僕は笛吹きなのでマスクはできません。

春をイメージして作った曲「いぶき」に、大森さん編曲の弦楽四重奏を収録しました。
ヴァイオリン、ヴィオラの全員がトラディショナル・ミュージシャンという変わったストリングスですが、
ゴージャルスな音になって大感激。弦楽四重奏の上でのびのびと歌うアイリッシュ・フルートなんて、アイルランドでも聴けませんよ。大森さん、ドレクの皆さん、本当にありがとうございます。

そして、ドレクには僕のオリジナル曲「Pale Insanity」の編曲と演奏をお願いしました。ドレクらしい、スピード感あふれるアレンジに生まれ変わって、良い曲になりました。

色々な人の手によって出来上がっていく僕のソロアルバム。何より僕自身が、「えにし」のありがたさを感じています。

Shaktiとハリジーの動画
2011年2月25日 07:28


ジャズ・ギターのジョン・マクラフリン(ギター)とインド人プレーヤーによる超絶フュージョン、Shaktiと、ゲストにピアニスト、バーンスリー(インドの笛)奏者ハリプラサッド・チョウラシアが参加した動画です。

もう、、、言葉にできません。

人間ってここまですごくなれるんだ...

一噌幸弘さんのライブ動画見つけた
2011年2月18日 18:14

僕が心の師と仰ぐ能管の一噌幸弘さんのライブ動画が上がっていました。

プログレを専門に扱うポセイドンレーベルさん提供です。






一噌さんこそ、21世紀の日本音楽のパイオニアだと誇りに思っています。

Matt Molloyの動画
2011年1月28日 07:25

知らなかった動画がいくつか上がっていたので、貼り付けておきますね。
















笛聖とはこの人のことだな。

お顔だけ年を取ったけれど、演奏はバリバリ現役。

早く会っておかなくては。

フランスのバンドKornog の動画
2011年1月 3日 21:33
僕がとっても好きな、フランスのブルターニュ音楽の老舗バンド「コルノグ」の演奏動画を見つけました。現役でライブをしているようなのですが、活動が最も活発だった80年代の動画とあって、本当に貴重です。フルートのジャン・ミッシェルさんも若い!

CDがすごく良かったのですが、動画で見ると本当に演奏しているんだな~と、当たり前のことなのに感激してしまいました。

メンバーでブズーキ奏者のジェイミーさんが、仲の良いアメリカ人のミュージシャンにVHSテープを託して、投稿を依頼したようです。探すと他に色々と見つかります。



明日から台湾に行ってきます!
20日に帰国しますが、滞在中もメールは通じます。

ディックさんがやってくる
2010年10月16日 05:44
去年の春から企画していた、アメリカ人パイパー Dick Hensoldさんがいよいよ来週、来日します。

イングランド伝統音楽のバグパイプ、「ノーサンブリアン・スモール・パイプス」の世界的な演奏家で、古楽で学位を取ったことから、リコーダーやゲムスホルンなど、中世/バロックにも精通した、素晴らしいテクニック、音楽性を持った演奏者です。

ホームページはこちら。

http://www.dickhensold.com/

が、実は、まだお会いしたことがありません(^^)

話は一昨年にさかのぼります。

かねてからノーサンブリアン・スモール・パイプスに興味があった僕は、色々な演奏者のCDの中から自分が一番気に入ったディックさんにメールで連絡を取り、彼が使っている楽器を僕も買いたい旨を伝えました。

去年1月、イギリスを旅行した際に彼が紹介してくれたメーカーに会いに行き、楽器を注文。
ところが、日本にはこの楽器の先生どころか演奏者が1人もおらず、独学も難しいと判断。イギリスに習いに行くことも考えましたが、そんなに長く旅行もできません。じゃあ、呼んじゃえ、と(^^)

彼も日本庭園を自宅に持つほど日本に興味があるそうで、乗り気で応じてくれました。それから連絡を取り合うこと1年半。これから3週間も、狭い我が家で寝食を共にし、毎日のようにコンサートをします。

もともと2週間の滞在予定が、お陰さまでコンサートがたくさん入り、これでは日本庭園を見に行けないというので、さらに1週間延長。ところが、それでもさらにコンサートのご依頼をたくさん頂き、なんと10個もコンサートをします。ありがたいことです!

中でもお勧めなのは、11/7(日)のフィドル倶楽部。最後のコンサートということで、ピアノの上原奈未さん、ヴァイオリンの天澤天二郎さん、 チェロのKanaさんをゲストに、3:30~コンサート。終わってから、5時~8時まで、参加費無料のパーティをします。お食事代も無料、ドリンクだけ実 費です。ぜひ、ご参加下さい!

ディックさん来日ツアー 特設ホームページはこちら。

http://irishflute.info/dick.htm

講師特集の最後に...自己紹介
2010年9月14日 08:03
講師特集の最後に、僕の紹介をします。

19世紀モデルの木のフルート「アイリッシュ・フルート」と、金属の縦笛「ティン・ホイッスル」を演奏、ケルトの音楽の笛奏者として関西を拠点に全国で演奏活動しています。

日本ではケルト音楽=アイルランド音楽 に等しいのですが、僕は他にもスコットランドやイングランド、ブルターニュ、ウェールズなどのケルトの土地を自分で旅をして、素敵な曲の発掘と、フルートでのレパートリー開拓につとめています。

去年にティン・ホイッスルの教則本を執筆し、教育にも力を入れています。
演奏家としては、来年ソロ・アルバムの発表を予定しており、熊野古道への旅の中でインスピレーションを受けたオリジナル曲を中心に収録する予定です。

僕は昔から、ジャズや古楽、邦楽、世界の音楽に興味がありました。笛を吹くようになってからは、世界の色々な笛のことを調べたり、聴いたりするのが面白くて、日本で活動している演奏者にも積極的にアプローチしてきました。

mixiを始めた時、それぞれの音楽のコミュや、それぞれの楽器のコミュはあるのに、どうして「笛」でまとまったコミュがないんだろう?それな ら、作っちゃえ、というのが「笛まにあ。」を始めたきっかけでした。笛吹き同士、分かり会えることがたくさんあるし、お互いの刺激にもなると思ったんです ね。

初めてみると、たろうさんやひでさん、ZUMEさんをはじめ、多くのプロ奏者の方がきさくに投稿して下さり、これなら、みんなで会う機会を作ろう、でも、プロの方に来て頂くのだから、イベントにしちゃって、交通費くらいはお出ししよう、というのが万笛博覧会の始まりです。

というのは表向きで、実際のところは、僕自身がじかにいろんな笛を見たかった。でも、一人ひとり会いにいくよりは、いっそ、来て頂こう!という個人的な動機です。
それが予想以上に反響を呼び、しかも交通費以上の売り上げも出すことができ、何より自分自身もとっても充実した時間、素敵な出会い、学びを得ることができたのです。

と、つい、笛博の話になってしまいました(笑)

笛博では僕は一講師という立ち場を取っていますので、講座やコンサートも手を抜きません。だって、他の講師がすごいんだから!

去年は1日だけの開催で、遠方から来場の講師を優先したかったのでアイリッシュのコンサートは無かったのですが、今年はしっかりやりますよ。

【レッスン】 19日(日)11:30~@会議室A

初級と中級の2つに分けて練習します。

初級講座では、ゆっくりな短い曲を、装飾音や歌いまわしをつけて吹く練習。
中級講座では、ケルト伝統のダンス音楽に挑戦!
リールやジグを、装飾をつけながらノリを出して 演奏、1本の笛でも踊れる
音楽を目指します。D調の楽器であれば種類は問いません。
貸出用のティン・ホイッスルもあります。

【コンサート】 18日(土)17:30~@ホール

伝統的なケルトの笛の演奏法を駆使して、アイルランドや
スコットランドなどの伝統曲、 オリジナル曲を演奏します。

共演:上原 奈未(ピアノ。

詳しくは、万笛博覧会ホームページにて。

http://banteki.com/

僕からの推薦コメントです。

人類普遍の価値を目指して

世界の笛が出会い、ともに学び、音楽の喜びを分かち合う ── 万笛博覧会のテーマです。
私の音楽的な好奇心からスタートした万笛博覧会は、思わぬ化学反応を引き起こしました。
人と人との出会い、異文化の出会い。私にすら、予想もしなかったことでした。

本イベントには、半年を準備期間に費やし、多くのスタッフのご協力によって支えられています。営利を目的とはしていませんので、続けることは決して楽なことではありません。それにも関らず多くの方に支持され、継続をすることができている理由は、この博覧会に参加した全員が、毎回新たな「出会い」そして「成長」を経験するからです。それは、他の何事にも代え難く、人間にとって大切なことなのです。

文学、スポーツ、芸術...人間の営みは高度に発展すると、人類共通の普遍的な価値を持つようになります。「笛」という限定された小さなテーマですが、普遍的な価値を得るまで成長をさせていきたいと考えています。

講師も、参加者も、出展者も皆が楽しみにしている季節がもうすぐやってきます。

万笛博覧会プロデューサー/ケルトの笛演奏家 hatao (畑山 智明 )

中国 江南の音楽 鷲沢 徹志さん
2010年9月13日 18:18
中国笛のレッスンでは、 鷲沢 徹志さんが講師を担当。

鷲沢さんは、中国・江南地方の伝統音楽を演奏します。この音楽の特徴は、色々な楽器が即興を交えて会話するように音楽を楽しむこと。

レッスン&無料コンサートで、伝統に接して見て下さい!

【レッスン】 19日(日)15:30~@会議室A

中国の代表的な横笛(曲笛・ホウ笛)、縦笛(洞簫)の特徴や歴史、笛膜の貼り方、 数字譜の読み方を紹介。
D 調の曲笛(最低音A の中音横笛)で、音の出し方、江南地方の笛の演奏技巧を練習します。 貸ホウ笛・曲笛)出楽器もあります。聴講も可能。

協力講師:奥田八代以(

※ホウ=「木邦」の字。

【コンサート】 19日(日)13:00~@ホール (無料です)
グループ名:小江南曲社(しょうこうなんきょくしゃ)
 楽器(メンバー(予定)):笛子・鼓板(奥田 八代以)
洞簫・笛子・中阮(鷲沢徹志)
二胡(村田 順一)
楊琴(吉澤 英知)
                       
 曲目(予定) 中花六板(江南絲竹)
紫竹調(江南絲竹)
歓楽歌(江南絲竹) など

 内容:中国江南地方の伝統を色濃く残し、笛子・洞簫・二胡・楊琴などの民族楽器で演奏される「江南絲竹」(こうなんしちく)。今も上海の茶館な どでは、テーブルを囲んで、お茶や会話を楽しみながら、まったりと演奏されてます。そんな「江南絲竹」の雰囲気を味わってください。

1人万笛博覧会!?中国の笛 楊雪元さん
2010年9月12日 20:16
中国出身の笛奏者、楊雪元さんをご紹介します。

楊雪元さんは、中国で各種の笛を学び、京都芸大へ進学、声楽を学びました。現在は笛奏者およびテノール歌手として、活動の幅を広げています。

映像、右が楊雪元さん。



万笛博覧会には第一回目から参加。第一回目の企画を考えていた2006年の1月に、コンサートで拝見し、その場でスカウトをさせて頂きました。僕は中国の笛には長い間興味を持って、色々と調べてきましたが、ここまで演奏が出来る人に会ったことは初めてでしたから、楊雪元さんの演奏には本当にびっくりしました。それから5年経った今でも、また今年、台湾で様々な笛奏者を見てきた中でも、やはり楊雪元さんが一番なのでした。僕の目は正しかった!!

それもそのはず、楊雪元さんは去年、本場中国でのコンクールで、笛の最優秀賞を受賞したのですから。そのような講師に恵まれて、つくづく万笛博覧会はラッキーでした。

楊雪元さんは、中国の横笛「笛子」のみならず、排簫、吐良、葫芦絲、巴烏、口笛など中国各地の民族笛を演奏します。まるで一人万笛博覧会。しかも、どれも卓越した技術で、かつ誰もが楽しめるエンターテイメントに仕上げてしまうのだからすごい。楊さんのステージには、和まされ、笑わされ、励まされ、驚かされ、ドキドキさせられる。まるで、感情の魔術師のように、アピールしてきます。

自宅では、洋服ダンスに笛がごろごろしまってある楊さん。負けず嫌いで、笛の超絶技巧で勝負をしかけてくる楊さん。そんなお茶目な楊さんは、万笛博覧会の人気者です。

【コンサート】 18日(土)17:30~@ホール
様々な種類の中国笛で、日本で親しまれている曲や中国の伝統曲を演奏します。

伴奏:北村 麻也子(ピアノ)



クリスタル&OBAKA笛奏者の福谷 一美さん
2010年9月11日 04:57
クリスタルフルート/おばか笛の福谷一美さんをご紹介します。

クリスタルフルートって、ご存知ですか?
工芸品のように美しい透明なガラスの横笛です。 なんと、ティン・ホイッスルやアイリッシュ・フルート、中国の笛子と 全く同じく、6つの指孔が空いています。
お知り合いになった頃は、僕の演奏するアイリッシュ・フルートとの楽器や演奏法の共通点の多さにびっくりしたものです。

こちらで音色を聴くことができます。

http://crystalflutes.at.infoseek.co.jp/s.html

福谷さんは本来モダン・フルート奏者として活動をしてこられましたが、あるときクリスタルフルートの存在を知るに至り、以後国内初の専門家として、様々なレパートリーを開拓してきました。シンプルなガラスの笛で、バロック、クラシック、ポップスなどを演奏します。

クリスタル・フルートは通販カタログでインテリア小物として売っているのだそうですがそれでは余りに可哀そう!ぜひ、福谷さんが演奏する、本来の姿を見て下さい。

福谷さんは、今年の万笛博覧会の隠れ仕掛け人もあり、色々なプログラムに積極的に関わって下さっています。

さて、万笛博覧会には、お顔がよく似た別のキャラクターも登場します。

その名も「尾場株恵」。音楽上のパートナーで、フエ作りが趣味の水道屋「布越九郎」と二人で、生活雑貨を笛にしてしまうパフォーマンスを披露して います。なんと、万笛博覧会でしか見られないそうです。さらに2007年には「佳代」「加菜子」を加えた「尾場カルテット」が誕生。
万笛博覧会で異色の抱腹絶倒、驚天動地のショウです。

尚、福谷一美さんと尾場株恵は同一人物ではありません。

【レッスン】 19日(日)14:00~@会議室A
◆笛作り講座 手作りの笛で夜のコンサートに出演しましょう♪作るのも吹くのもとっても簡単!ハサミをご持参下さい。
◆無料笛作り相談室 笛にしてみたい物をご持参下さい。設計のご相談を承ります。

【コンサート】
18日(土)13:00~@ホール
抱腹絶倒のOBAKA笛による、無料ランチタイム・コンサート。

18日(土)17:30~@ホール
透き通った姿と音色で様々なジャンルのメロディをお楽しみください。
共演者:北村 麻也子(ピアノ)


福谷さんから、推薦メッセージを頂いています。

フエで祭をするのは原始時代からのヒトの本能なのでしょうか。万笛博覧会はとにかく楽しいのです。
世界には、こんなに色んな音楽があるのかと驚き、でも皆同じように泣いたり笑ったりするのだなと感心し、みんなで目を輝かす。不思議で楽しい出会いの時間を、今年もできるだけ多くの方々と分かち合いたいと思っています。

クリスタルフルート/OBAKA 笛講師 福谷 一美

魂のケーナ 橋本 仁さん
2010年9月10日 20:34
橋本さんは、日本を代表するアンデス音楽バンド「MAYA」のリーダー。おもにケーナを吹き、また、弦楽器やパーカッションなど、岡田さんと同じく、色々な楽器を演奏する。岡田さんと橋本さんの2人がそろえば、かなりヴァリエーションが豊かなコンサートが出来るはずだ。



そんな色々な楽器を演奏する橋本さんだけど、僕が一番魅力に感じるのはやっぱりケーナ。絞り上げるような、お腹の底から鳴っているような音色。切なく、力強く、優しい・・・橋本さんのお人柄そのものを感じる。

音楽については、アンデスに限らず非常に博識で、僕とは古楽ファンということでも意気投合。20日のコンサートでは、僕のプロデュースで、古楽(リュート、ガンバ)との共演のシーンも用意させて頂いた。とっても楽しみだ。

万笛博覧会の会場である六甲にお住まいで、コンサートでは、「サザエさんの『いくらちゃん』のモノマネ」などというネタで会場を底冷えさせるお茶目なところも魅力。このネタ、とても気に入っているようで、毎年披露なさっています。

橋本さんのレッスン、コンサートはこちら!

【レッスン】 18日(土)11:30~@会議室A
歴史的背景や音の出し方、歌いまわしなどをレクチャー。
ケーナ、サンポーニャともにG調を使用、貸出し楽器あり。


【コンサート】 19日(日)17:30~@ホール
ケーナ、サンポーニャを中心にアンデス諸国に伝わる様々な笛を演奏。


詳しくは、笛博ホームページにて。

http://banteki.com/index.html

橋本さんから、推薦メッセージを頂いています。


万笛博覧会に想う
人は全く理不尽な理由を以って人を差別します。皮革や食肉を扱う人達をケガレと見なし、遊芸や行商の人々を蔑み、外国人を警戒し、障害者や病人、女子、老人等を劣った者として社会は差別してきました。

音曲を行って食を得る人達は、定住者から「河原者」、「ほかひびと」等と呼ばれ、日本では古来より「非人」として常に被差別の対象として扱われて来ました。非定住者を差別するその愚かな習性は、音楽を生業とする西洋のロマの人達への差別にも見られる様に、古今東西同質の人権のテーマでもあります。

'74年にアンデスの笛に魅せられた私は、'87年にプロ奏者へ転向した当初、夢の実現の為にわがままを許してもらう代わりに、私は社会に於いて様々な場面での差別を多く受けるだろう事を覚悟しました。

そして私は、人を差別する体制側の人間よりも、むしろ差別される側に身を置きたいと考える様になりました。マイノリティーな弱者の方へ身を置いた方が、虐げる者よりもよほど心が晴れやかだろうと思ったからです。

万笛博覧会に集う人達には、私と同様の時間の経過を持つ人達が多く集います。敬服に値する勇気のある人達。卓越した技と情熱を持ちながら、さりげない人間味あふれる仲間。竹や木に穴を開けた玩具を携えた「フエフキビト」が一同に会し、愛する世界を伝授し合い、互いを高め、宴を設け、参加者全員が崇高な遊びの時間を享受します。

「万笛」は、単なるアカデミックな音楽イベントの枠を越え、まさにそれはブランド志向の対極にある価値観を提示し、差別の否定、そして無国籍こそ真のグローバルではないかという問いを発信する場でもあるのです。

万笛と私のケーナ人生との幸運な時間の巡り合わせ、そしてそこへ集う皆様に心より感謝を致します。

ケーナ奏者 橋本 仁

オカリナ、リコーダーのイメージを覆す 橋詰智章さん
2010年9月 9日 04:10
リコーダー/オカリナ奏者の橋詰智章さんをご紹介します!
まずは、オカリナ・デュオ「揺」(YURA)の演奏をお聴きください。



橋詰さんは、僕と同じ兵庫県尼崎市在住。イニシャルが僕と同じT・Hで、かつ、名前の音も同じ「ともあき」、しかも奥様の旧姓がウチと一緒という、偶然の重なりに妙なご縁を感じずにはいられません。橋詰さんとも実は結構ながいお付き合いで、万笛博覧会には第二回目からご参加頂いています。

相愛大学音楽学部器楽学科古楽器(リコーダー)専攻卒業。もともとはリコーダー奏者として活動を始められ、僕と同じくらい幅広く笛好きで、オカリナはもちろんのこと横笛のトラヴェルソ(バロック・フルート)、アイリッシュ・フルート、ティン・ホイッスルなど幅広く演奏されます。
ご本人いわく、「指の数以上に押さえる孔がある笛は無理!」とのことで、10孔までの笛のスペシャリスト!?ティン・ホイッスルでアイリッシュの教室もなさっているのですが、万笛博覧会では僕が担当させて頂いています。

リコーダーといえば小学校の教育楽器、オカリナといえば癒しの音色というイメージですが、橋詰さんはそれを覆すような演奏テクニックで幅広いレパートリーを演奏されます。リコーダーではルネサンス時代の曲からボサノバなど現代曲まで、オカリナではジプシー風のヴァイオリン曲「チャルダッシュ」で超絶技巧を披露します。楽器の機能を極めて高く引き出し、音楽性豊かに演奏するコンサートは、圧巻、見事につきます。

指導にも力を入れていらっしゃるので、多くのファンがつくのも納得ですね!

橋詰さんのレッスン/コンサートはこちら。

【レッスン】 
◆リコーダー 18日(土)14:00~@会議室A
小学生から大人まで、リコーダーを持って集合!
楽器サイズは問いません。テナーやバスをお持ちの方は大歓迎!
大小様々な楽器を使ったリコーダーアンサンブルを楽しみます。

◆オカリナ 19日(日)14:00~@会議室A
大小のオカリナを使ったアンサンブルを体験しましょう。
楽器はお手持ちのC管、F管の楽器をご持参ください。
大きい楽器も歓迎します!

【コンサート】
◆リコーダー 18日(土)17:30~@ホール
リコーダーが最も華やいだルネサンス、バロック時代に書かれた多声音楽や、 リコーダーのためのコンソート曲を中心に演奏します。
◇出演/リコーダー:橋詰智章 村田佳生 白木絵美

◆オカリナ 19日(日)17:30~@ホール
日本の美しい歌、ヨーロッパの民謡やクラシック音楽など集めて、
オカリナデュオとギターで演奏します。
◇出演/オカリナ:揺-YURA-(橋詰智章&斎藤智枝) ギター:岡崎泰正



詳しくは、笛博ホームページにて。

http://banteki.com/index.html

橋詰さんから、推薦メッセージを頂いています。

外国から伝わってきた笛類の中で、一番よく知られている笛が「リコーダー」(縦笛)ではないでしょうか。

しかしこの楽器が、約300 年前にヨーロッパの宮廷や貴族の間で持て囃されてきたという事実は、残念ながら殆ど知られていません。また、陶器で作られた土笛「オカリナ」は古そうに見えますが、まだ発明されてからたった160 年と歴史の浅い楽器です。

現在、日本で最も人気がある笛、と言っても過言ではない「リコーダー」や「オカリナ」は、息を吹き込めば誰でも音が鳴らせる単純な構造ですが、当然のことながら他の笛同様に、芸術楽器としての高い能力を持ち合わせた、素晴らしい楽器です。

万笛博覧会には第2 回から参加しています。
「笛の達人」の集う万笛博覧会は、文化も歴史も違う、笛の音色や技術を目の当たりにし、互いの演奏を見聞きし、お互いの芸術性や想像力、緊張感を高め合っています。
勿論!参加されたお客様が満足されないわけがありません。この万笛博覧会を、もっと広く、大勢の方々に賛同して頂けることを心から願ってやみません。

リコーダー、オカリナ講師 橋詰智章

即興の美 インド音楽の笛 寺原太郎さん
2010年9月 8日 21:49
万笛博覧会の初期メンバーの1人、インドの竹笛・バーンスリーを演奏する寺原太郎さんをご紹介します。以下、普段僕がしているように、たろうさんと呼ばせてもらいます。

インドの笛?と想像もつかないことと思いますので、まずはどんな音色か、お聴きください。



僕とたろうさんとの出会いは、笛博講師の中では最も古くて、もう10年以上も前。僕が大学生だったころです。当時僕は、ケーナでアンデス音楽を演奏しながら、世界のいろいろな音楽に興味を持って、旺盛にライブやCDを聴いていました。中でも心を捉えたのは、インド音楽。CDをお店で見て、1曲が50分などと、ものすごく長いので、これはどんな曲なんだろう!?と思ったのです。それが即興演奏だと知り、ますます興味が出てきました。

それから、京都でシタールのライブを聴きに行き(余談ですが、この時聴いたシタール奏者が田中峰彦さん。台湾ツアーのメンバーで、地球管弦楽の共演者でもあります)、やがてバーンスリーのたろうさんのライブを今はなき神戸のカレー店「あしゅん」で聴きました。当時たろうさんは関西にお住まいでした。

以後、関東に引っ越されてからもネットでのお付き合いが続きました。mixiでは笛まにあコミュの創立時にずいぶんと盛り上げて下さり、万笛博覧会の企画は、たろうさんのライブを関西で聴きたいから、というのが最も大きな、個人的な理由でした。

たろうさんは今ではめったに関西にいらっしゃらないので、笛博を通じてたろうさんを関西の皆さんにご紹介できる喜びを感じています。

僕の思い入れが余りに強いことを語るエピソードがあります。一昨年の笛博のコンサートで、トリをつとめたたろうさん。時間を気にせず演奏して頂きたかったので主催者判断で時計を隠して、結果的には時間をオーバーしてしまいましたが、本当に素晴らしい演奏を楽しませて頂きました。

たろうさん自身も色々な音楽や楽器への興味、好奇心が強く、子供のように食いついてきて、楽しむ姿は笛博の理想そのもの。今年も、そんなたろうさんを見るのが楽しみです。

インド音楽は即興の芸術で、ラーガと呼ばれる、一定の規則に従って演奏をしますが、前知識がなくても、説明を聴かなくても、見ているだけで引き込まれ、魅力にとりつかれることでしょう。ぜひ、経験してみてください!

たろうさんのレッスン、コンサートはこちらです。

【レッスン】 18日(土)11:30~@会議室D
季節や時間によって変わるインドの旋律。ラーガによる微妙な陰影と音階の違いを体験して みてください。貸出楽器もあります。

【コンサート】 19日(日)17:30~@ホール
笛の音が誘うラーガの景色。タブラの繰り出す魔術的リズム。
即興の大伽藍、インド古典音楽の緻密で壮大な世界をお楽しみください。

詳しくは、笛博ホームページにて。

http://banteki.com/index.html



たろうさんから、推薦メッセージを頂いています。

世界中に笛はある。およそ竹の自生する地域に暮らし笛を吹かない民族はいない。竹がなければ
木をくり抜き、貝や角や骨を使い、粘土を捏ね、人間は笛を作ってきた。笛はなぜこんなにも人を
魅了するのか。どうしてハーメルンの笛吹きの後を子供たちはついていくのか。その答がここにある。

世界各地にそれぞれの笛があり、あらゆる民族は独自の歌や音楽をもっている。それらが一堂に会し、お互いの演奏を聴き、講習会を受け、時にはお互いの楽器を交換しあったり、参加者もまじえて笛談義に花を咲かせる、そんなありそうでなかった企画が、5年前から行なわれているこの万笛博覧会である。

これほどの内容をコンスタントに、そしてひろく一般向けに行なわれている企画は、世界中見渡してみても例はないのではないかと思う。この類い稀なる企画にぜひご賛同ください。これは日本音
楽史に残る有意義なイベントです!

インドの横笛バーンスリー奏者 寺原太郎

モダンフルートのパイオニア・多久潤一朗さん
2010年9月 7日 13:11
今回初登場!!

モダンフルートの新境地を開拓、フルート界の注目の的となっている笛の貴公子 多久潤一朗さんをご紹介します!

まずは演奏をご覧ください。


すごいですよね!
いったい、何がどうなっているのか信じられません。

多久さんは、マグナムトリオというフルート3人のユニットで活躍。その常識破りのパフォーマンス、エンターテイメント性でフルート界を騒然とさせています。なんと、今年はイギリスのフルート奏者トレヴァー・ワイに招かれて、アメリカのフェスティバルに出演なさいました。
これから日本を背負って立つフルート奏者になることは間違いないです。

多久さんは、一昨年の僕の東京のコンサートに来てくださり、フルートを吹く方だということは伺いました。その数ヶ月後の笛博には泊りがけで参加してくださいました。しばらく普通の参加者としておとなしく過ごされ、最終日の打ち上げでその仮面を脱いだのです!

打ち上げではお酒も入り、なんとなくみんな演奏を披露する雰囲気に。多久さんに演奏をお願いすると、特殊奏法のオンパレードで、しかも爆笑を誘うものばかり。どうしてこんな音が出るんだろう!?驚くやら、感動するやら、僕はおなかをよじらせて笑い転げました。
この瞬間、この方に講師をお願いしよう!と思ったのでした。その時は、多久さんがどれほど有名な奏者か、存じなかったのです。

多久さんはクラシック音楽ご出身ですが、新たな奏法の可能性を民族音楽にも求めており、笛博は大いに刺激になったようです。笛博で知った奏法をヒントに新たな曲ができたようでした。講師をお願いをすると、笛博のためならと快く引き受けてくださいました。本当に、笛博の講師は良い方ばかりで...うれしいです。

こんな方から直接、特殊奏法の指導を受けたり、コンサートをソロで、間近で見る機会、本当に貴重ですよ!!

モダンフルート奏者はもちろん、あらゆる笛吹き、音楽好きに来ていただきたいです!!

【レッスン】 19日(日)10:00~@会議室A
聴いてビックリ見てビックリ。試してビックリ私の笛からこんな音が出るなんて!?フルート界の奇才多久潤一朗がお届けする笛の様々な「おもしろ奏法」。(種類は問いませんので、お好きな笛をお持ちください)レベルは問いません。貸し出し楽器はありません。

【コンサート】 19日(日)17:30~@ホール
民族音楽とエレクトロニカを融合させた多久潤一朗の世界。フルートの特殊奏法を駆使した超絶パフォーマンス。

詳しくは、笛博ホームページにて。

http://banteki.com/index.html


多久さんからの推薦コメントを頂いています。


この度は畑山智明氏主催の「万笛博覧会」を推薦いたします。

本企画はヨーロッパ、アジアから南米など様々な国の笛を演奏している日本のトッププレーヤー達を一同に集め、コンサート、レクチャー等を行う大変画期的なものです。

私もこの企画をインターネットで見つけた時はそれはとても興奮し、埼玉からこの企画の為だけに神戸へ向かいました。参加してみて得たものは計り知れません。今まで見たことも聞いたことも無く、名前も知らなかった

笛の音色に触れられる喜び。次から次へと繰り広げられる様々な国の伝統技法。そして自らその楽器を体験することが出来、私は終始このお祭りに夢中でした。

日本にはフルートフェスティバル、ピアノフェスティバルなど一つの楽器のための祭典は多々ありますが、一つの楽器の為のフェスティバルは、ただそ の楽器のアマチュア奏者の勉強会でしかありません。そして、この万笛博覧会ように多国籍、多ジャンル且つ、「笛」という共通項で結ばれている何とも絶妙な 企画を私は他に知りません。

音楽がインターナショナルなコミュニケーションツールであることを笛で感じることが出来るこの企画は、笛を演奏する者にとっては勿論の事、そうでない一聴衆にとっても人種、国籍の壁を越えた、人間の原点ともいえる部分で「繋がり」を感じることが出来るでしょう。
以上に述べた理由から、畑山智明氏主催の「万笛博覧会」を推薦いたします。

フルート奏者 多久潤一朗

津軽の音楽大使 佐藤ぶん太、さん
2010年9月 6日 19:41

去年笛博にゲスト講師として初登場し、ねぷたの踊りで会場を沸騰させた、津軽の笛奏者 佐藤ぶん太さんをご紹介します。

どんな演奏をなさるのか、とくとご覧あれ!





津軽地方で古くから信仰の対象となってきた霊峰・岩木山。

年に一回、岩木山神社へ参拝する神事のための囃子として登山囃子、下山囃子があります。たった数小節の短いメロディを何時間にもわたり演奏しながら、山を登るお神輿を囃します。

ぶん太さんはその囃子の腕を競う大会で6度も優勝した実力ある演奏家。若手演奏家が減っている近年、横笛の普及を通じて津軽の魅力を再認識し、津軽を盛り上げていこうという趣旨のもと、ぶん太さんの呼びかけにより横笛普及プロジェクトが発足しました。

http://blog.livedoor.jp/yokohuehukyuu/

ぶん太さんとの出会いは、僕が主催する笛奏者のためのmixiコミュニティ「笛まにあ」で、ぶん太さんが第一回目の旗揚げコンサート告知をして下さったことから。

普段はライブ告知にはあまりコメントをしない僕が、プロモーション・ビデオを見て感じるところがありコメントしたことがきっかけでした。

ぶん太さんは僕が主催する万笛博覧会に興味を持って下さり、津軽の若き演奏家たちに世界の笛を聴くことで視野を広げてほしいという想いから、去年、僕を青森へ招待くださりコンサートを企画して下さいました。

その折、津軽のさまざまな囃手との交流の機会を下さり、津軽人の郷土愛、信仰心に深く感動したのでした。

ぶん太さんは、まさに津軽の郷土愛の塊のような方で、豪快で茶目っ気があり、人を楽しませる天性のエンターテイナーであります。なのに、演奏はあくまでも真剣、高い精神性を感じるストイックでスピリチュアルなもの。まったく、魅力あふれる人です。

ぶん太さんのレッスン、コンサートはこちら!

【レッスン】 18日(土)10:00~@会議室A
津軽地方最高峰の囃子・登山囃子を地元の練習会そのままに再現し指導します。 10人分の貸出楽器があります。楽器貸出希望の場合のみ、事前にお申し込みください。 聴講のみも可能。

【コンサート】 18日(土)17:30~@ホール
津軽の祭囃子と津軽に伝わる独特の奏法で「青森への旅路」へご案内します。

詳しくは、笛博ホームページにて。

http://banteki.com/index.html

中世の不思議な笛の数々 近藤治夫さんのご紹介
2010年9月 5日 23:19
笛博初登場!
中世ヨーロッパの笛を操る近藤治夫さんをご紹介します。

中世というのは、日本で言う室町~戦国時代~江戸初期くらいの音楽!当時ヨーロッパでは、現代では姿を消してしまった、不思議な楽器が演奏されていました。

近藤治夫さんは、ジョングルール・ボン・ミュジシャンという古楽グループを率いて演奏活動をし、また、バグパイプ工房にて、楽器の復元・製作をしている、中世管楽器のエキスパートです。


ジョングルール・ボン・ミュジシャン
http://blog.livedoor.jp/rausch5145pfeife/

近藤治夫バグパイプ工房
http://page.freett.com/bagpipes/

近藤さんとの出会いは、去年の12月。自分のコンサートのために上京した折、休みの日に、西荻窪のビストロ・サンジャックでのコンサートに伺った時でした。ハンガリーのハーディ・ガーディとバグパイプという2人での演奏で、このような珍しい(失礼!?)音楽をなさる方がいるのかと驚くとともに、近藤さんの楽器への好奇心、愛情が感じられ、近藤さんが笛博にお越しになったら盛り上がるだろうなあと思い、即スカウト致しました。 

突然に声をかけられてさぞ驚かれたことと思いますが、快く引き受けてくださいました。

近藤さんは、バグパイプのほかにテイバー・パイプ(片手で演奏するリコーダーのような笛。もう片方の手で太鼓をたたく)やゲムスホルン(角笛)を演奏なさいます。講座では、中世の世俗音楽や楽器についてレクチャーしてくださるので、本当に興味深いです!

ここでニュースなのですが、古楽フルート奏者として有名で、フルートの変遷を紹介した「フルートの肖像」というご本の著者でもある、前田りり子さんが笛博にご参加されることになりました。
19日のコンサートでは、ルネサンス、ヴェルサイユ、バロックの各時代の楽器を使った短い実演もしてくださいます。

その日はフルートの多久潤一朗さんのコンサートもありますし、中世~近代~現代の奏者によるヨーロッパの音楽史をたどるコンサートにもなります。これは、本当にすごいことですよ!

近藤さんのレッスン、コンサートはこちらの日程です。

【レッスン】 18日(土)14:00~@スタジオ
中世・ルネサンスの様々な笛(ゲムスホルン、クルムホルン、ティバーパイプ、バグパイプ等)を解説し演奏します。楽器の歴史的なレクチャーになります。一部の楽器は試奏可。

【コンサート】 19日(日)17:30~@ホール
中世・ルネサンスの笛のもつ素朴で倍音豊かな音世界をお楽しみいただきます。心にしみいる静かな音色の笛、思わず踊り出したくなるような軽やかな笛など、「古楽器としての笛」の多彩な魅力を紹介します。

詳しくは、笛博ホームページにて!

http://banteki.com/index.html

岡田さんのサンポーニャの音色は必見、必聴
2010年9月 4日 21:54
日本を代表するフォルクローレ(南米アンデス音楽)バンド「MAYA」の結成当初からのメンバーで、弦楽器やパーカッションも演奏する岡田 浩安 さん。まずは、「パンフルート」とも呼ばれる、南米高地の笛サンポーニャの音色を聴いてほしい。

こんなにず太い、密度が高い音色は、なかなか出せるものではない。サンポーニャは横に並んだ一管
一管を、楽器を移動させながら吹くので、どうしてもメロディがつながらずに切れてしまう。それなのに、岡田さんのサンポーニャは切れて聞こえないのだ。どれほど正確で素早い楽器運びなんだろう!お腹に響く音色とは、まさにこのことだ。生でしか体験することができない。



岡田さんは、90~92年の間数度南米ボリビアを旅行し、現地のアーティストと共演、演奏活動を行った。 現地の奏法、雰囲気を尊重しつつも伝統 にとらわれない自由な音作りを得意とする。例えば、万笛博覧会でも、ループマシンという、演奏したフレーズを重ねていく機材を使って一人で演奏を披露して くださった。伝統に凝り固まった演奏者にはできない発想だ。

その活動は南米音楽にとどまらず、即興演奏やポップスとのコラボレーションなどにも及ぶ。また、北海道と東京の2箇所を拠点に、全国を忙しく活躍している現役トップのミュージシャンでもある。

万笛博覧会には第二回目から参加、期間中ずっと参加して頂き、他の講師とも積極的に交わり、刺激を受けてご本人も楽しんでいます。物腰柔らかで芯は太く、好奇心旺盛。そんな岡田さんの姿を、僕は理想の音楽家だと尊敬しています!

********** 岡田さんから推薦文を頂いています。 **********

私は長年(20年ほど)ケーナとかサンポーニャとかといったようないわゆるアンデスの笛の奏者として
活動してきました。長年の活動である程度自分の演奏している楽器についてはわかっているつもりでしたが万笛博覧会に参加させていただいたことによって「目線を変えた見方」ができ、いろいろな新たな発見があり今までやってきたことの再考察、再認識もできました。

さらに私たち奏者同士の情報交換などは特に重要でいままでその笛しか吹いていなかったら気づかされなかったとこも多々ありました。「万笛博覧会」は音楽のイベントであると同時に文化交流、さらには
「新しい何か」が生まれるかもしれない私たち笛吹きの夢が詰まった大変にドキドキ感のあるイベントです。

ケーナ/サンポーニャ講師 岡田浩安

*******************

岡田さんのレッスン、コンサートはコチラ!

【レッスン】 18日(土)11:30~@会議室A
歴史的背景や音の出し方、歌いまわしなどをレクチャー。
ケーナ、サンポーニャともにG調を使用、貸出し楽器あり。


【コンサート】 19日(日)17:30~@ホール
ケーナ、サンポーニャを中心にアンデス諸国に伝わる様々な笛を演奏。

詳しくは万笛博覧会 公式サイトで
 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
http://banteki.com/


斜め笛って知っていますか? 石田秀幸さんをご紹介
2010年9月 3日 23:25
笛と言えば、リコーダーや尺八と言った縦笛、それからフルートや篠笛といった横笛に決まってるよね。それだけだと思っていた僕に全く新しいジャンル「斜め笛」の存在を教えてくれた、カヴァル奏者の石田秀幸さん。ひでさんと呼んでいます。

まずは、どんな演奏をするのか見てみてください。



口をすぼめて、笛を斜めから構えるんです。こういう笛は実は広く使われていて、特に中東~東ヨーロッパで盛んなようです。ブルガリアやトルコでは、羊飼いが吹く笛とされています。日本では本当に知られていないので、笛の世界には詳しい僕でも、斜め笛(特にカヴァル)の専門家はひでさんくらいしか知りません。

ひでさんは、大学在学中より、アンデスの笛ケーナの演奏を始め、民族音楽に出会ったそうです。1999年より、カヴァル、ネイなどの斜めに構える笛の魅力に惹かれ、03年9月より一年間、トルコのイスタンブールに滞在しました。トルコ、ブルガリア、マケドニアにて現地奏法を学び、04年9月に帰国。第一回目の万笛博覧会に参加下さったのはそれから間もないころでした。

京都・日吉町のメンバー限定の合宿施設で、単身ライブをして下さったひでさんは、お客さんに変拍子の難しい手拍子で伴奏を頼んで、マニアックさにますます盛り上がったのでした。第二回目からは、奥様のみかさんと一緒に参加しています。

ひでさんは、毎回お手製の塩ビカヴァルでレッスンをします。音を鳴らすのが非常に難しく、なかなか曲を演奏するまで至らないのですが、筒があればなんでも鳴らしたくなる笛まにあ。の心をくすぐる口座です。

s-P9150102.jpg

去年は、六甲牧場での参加者とのピクニックで、羊飼いの笛に本当に羊が寄ってくるのを見て、びっくりしました。

Image556.jpg

日本では滅多に聞けない斜め笛のコンサートは19日(日)17:30~@ホール、そして普段レッスンをしないひでさんの貴重なレッスンは19日(日)11:30~@会議室Dです。

ぜひ、ご参加くださいね~!

詳しくは万笛博覧会 公式サイトで
 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
http://banteki.com/


********** ひでさんからの推薦コメントを頂いています *********

斜めに構えて吹く笛「カヴァル」の演奏家として、万笛博覧会には第一回目より参加させて頂いております。笛と言えば縦笛か横笛しかないだろうということが、我々日本人の常識ですが、世界は広し。西はモロッコから、中近東全域およびバルカン半島、イランに至るまで、笛といえば斜めに吹くモノなのです。

 斜めになれば当然構え方も、口の当て方もすべて変わりますので、全国の笛愛好家の集まる万笛博覧会においても、当初「なんだこりゃ、音が出ないぞ!」と、驚かれたものですが、鳴らぬからこそ鳴らしてみたくなるのが笛好きの本性というもの。会を重ねるにつれ、徐々に音を自分のものにしていく参加者も増えてきました。

 馴染みの薄い文化や世界でも、その笛を自ら吹くという体験は、文字や言葉で知ることとはまた別の、親しみから理解へと深まる道筋になります。万笛博覧会は、笛を通じて真の多文化共生を志向する、そんなイベントなのです。

カヴァル(東欧の笛)演奏家 石田秀幸








Tokyo Irish Generationが発売
2010年8月28日 07:42
東京で活動する20~30代のミュージシャン8組の演奏を収録した、コンピレーション・アルバムが発売になりました。今、東京で若手のアイリッシュが百花繚乱のように咲き乱れている様子が知ることができる一枚です。もちろん、どれも個性的で、クオリティが高いことは言うまでもありません。



こちらのページで試聴ができます。

http://tokyoirishgeneration.jimdo.com/

《収録アーティスト》

O'Jizo
Ash Grove
オオフジツボ
五社義明
Modern Irish Project
おおたか静流 with John John Festival
waits

CD付ティン・ホイッスル曲集が超特価!
2010年8月17日 18:32
amazon で、アイルランドのティン・ホイッスル奏者Geraldine Cotter(ジェラルディン・コッター)さんのCD2枚付き曲集が、なんと2000円を切る価格で購入できます。

円高のおかげもあるのでしょうが、それにしても安い。

僕の教室で、教本が終わった生徒さんにはレパートリーを増やしてもらうよう、何か曲集をと思って探していたのですが、この本は僕自身が10年以上前に練習に使った本で、まさに理想的です。

10年前の時点では、教本の中にある曲集という位置づけで、カセットテープが別売だったのですが、こうして曲集だけでまとめてくれるとは、ありがたいです。

もちろん、デモ演奏は折り紙つき。聞いているだけでも上達しそうな演奏ですよ。


ブルトン音楽の新譜CDが入荷しました
2010年8月11日 11:44

Jean-Luc Thomas & Yvon Riou "arri eo ar momant"

フランス北西部・ブルターニュ地方のフルート奏者Jean-Luc Thoomas(ジャン・リュック・トマ)の初ソロ・アルバム。まだまだ世界的には知られていないものの、ブルトン音楽を現代音楽に仕上げた革新的なバン ド「Kej」などで注目されてきた真の実力派プレーヤーです。

フィンガー・ピッキングスタイルのギター・Yvon Riou(イボン・リュウ)とのデュオが中心で、フルートとギターだけで、これほど深い世界が表現できるのかと、驚かされます。Jean-Lucは新しい アイデアや奏法、テクノロジーに好奇心旺盛で、現代特殊奏法やループ、オーバーダビングにも目を見開かされます。
静かな夜に、集中して一音一音に耳を傾けたい音楽。

ブルターニュの音楽ほか、アイルランドのダンス曲も演奏しています。

こちらで試聴できます。

01. Disput & Laridés (6:25)
02. Lohueg - Gavotten - ton doubl ar Kervinihy- Ton Tripl (7:43)
03. Marche - Plinn - An daou Vreur (6:36)
04. Ecoutez tous ma triste fin - Karim - Wyria - Hangaw (ridées) (6:25)
05. Je me suis engagé pour l'amour d'une brune - Rond de St Vincent (5:29)
06. Pardon Quelven - Gavotten Pourlet (6:46)
07. Arri eo ar Momant (5:48)
08. Aliet Rolland (6:17)
09. An aotrou Lezobre (6:51)
10. Dillon's - Hanly's Tweed (4:46)
11. Paddy Fahey's - The Maghera Moutain - The Crabs in the Skillet (5:05)

こちらで2300円で販売しています。

JL.jpg



Kenan Guernalec" Musique de Celtie & d'ailleurs"

フランス北西部・ブルターニュ地方の木製フルート奏者(この地方では、アイリッシュ・フルートのことはアイリッシュ...とは呼びませんが、同じ楽器です)ケナン・ゲナレックのソロ・CD。

ブルトン音楽ではまだまだフルートは一般的ではなく、プレーヤーの数は少ないものの、飛びぬけて上手い人が多い印象があります。彼も、もちろんその一人に数えられます。

ギターとのデュオが中心で、様々なタイプのブルトン曲を名人芸的に演奏しています。普通のD管で、素直なアレンジで演奏していますので、これからブルトン音楽を学ぶ人には、お手本とすべき演奏です。

ブルトンのフルート奏者はアイリッシュも並行して演奏している人が多く、アイリッシュの演奏も外国人というハンディを感じさせないばかりか、ブルトンスタイルとも言うべき独自の演奏スタイルを築いています。

ぜひ、一度試聴してからお求めください。内容の良さには納得頂けるはずです。

こちらで試聴できます。

01. HANDSOME SALLY /... (4:14)
02. SUITE DE RIDEES (4:16)
03. THE WHEELS OF THE WORLD (2:40)
04. ME MERH MARIE LOUISE /... (2:54)
05. TON SIMPL (3:42)
06. TAMM KREIZ (1:13)
07. TON DOUBL (3:39)
08. REEL DE LA TEMPERENCE /... (3:31)
09. TOM BUSBY'S /... (4:42)
10. TON KENTAÑ (3:16)
11. BAL (2:20)
12. TON DIWEZHAÑ (2:38)
13. SMECENO HORO (4:07)
14. ORMOND SOUND / ... (5:26)


ゲスト:
Jean Baptiste ROY : mandole
Heikki BOURGAULT : guitare
Simaon McDONNELL : chant, guitare
Michael Mc DONNELL : mandoline
Tom LEMONNIER : guitare
Yuna LÉON : fiddle
Yannick LARIDON : accordéon diatonique
Benoit VOLANT : fiddle, podorythmie

こちらで2300円で販売しています。

kenan.jpg

アイリッシュフルートでフレンチ
2010年7月 8日 07:37

フランスのMalo Carvouの演奏です。

こんなスタイルでも演奏できてしまうんですね。しかもちゃんとアイリッシュフルート(という呼び方が適切かわからないけど)の音色になっている。




やっぱり、可能性を秘めた面白い楽器です。

Shannon Mercer & Skye Consort - Wales, The Land of Song
2010年6月 8日 08:44
先日の畑天紅のコンサートにお越し下さった皆さん、どうもありがとうございました!アイリッシュは全く弾かないというコンセプトでした。イングリッシュやスコティッシュの魅力をお伝えできれば、嬉しいです。

ヴァイオリンの天澤さんに教えてもらった古楽バンドの、動画を見つけました。彼らのCDに入っている、ウェールズの子守唄"Suo Gan"の演奏は、最高です。



We appreciate audience at our concert of "HATENKOU",This time, we focused in English and Scottish music, and didn't play any Irish tunes.

I happened to find a video of my favorite early music ensemble, which Mr.Amazawa told me.Their playing of Welsh lullaby "Suo Gan" in their CD is the best.

天才グッチ雄三!
2010年6月 7日 00:53
プロが本気で人を楽しませようと思ったらこんなにすごいんだぞ!!

That's Entertainment !!

ハイウェイスターのパロディで「アルプス一万尺」


マイケル・ジャクソンのパロディで「やぎさんゆうびん」


サタデー・ナイト・フィーバーのパロディで「クラリネットこわしちゃった」


Queenのパロティで「犬のおまわりさん」


earth wind and fire のパロディで「母さんの歌」





花火の中でアイリッシュ・フィドルがドカーン
2010年5月 9日 21:05
you tubeで偶然見つけたジャズ・ヴァイオリン奏者。

オリンピックの開会式の映像だそうです。舞台装置がすごいことになっています。
アイリッシュでこんな演出、ありですか。


ジャズをメインにジプシーなどいろんなスタイルで弾くそうです。


http://www.iancooper.com/

カッコ良すぎるフィドルCD
2010年4月21日 23:29


CD製作の事を考えていたら、素晴らしいCDに出会ってしまいました。
スコティッシュ・フィドルのDonald Grantの"The way Home"。

SolasのSeamus Eganのプロデュースで、殆どがDonaldの自作曲です。 ベース、ドラムス、ピアノ&ハープ(Catoriona McKay)などのセンス抜群の バックと、さらに驚きなのがストリングス・セクションのアレンジ。 こんな使い方があったのか!と斬新でした。

フィドルの演奏や楽曲も素晴らしいです。 非常に刺激になりました。

http://www.codamusic.co.uk/product-detail/38841/Donald+Grant/The+Way+Home

Silvain Barouの演奏
2010年4月15日 18:15
モダンなアイリッシュを演奏したら世界で一番上手いんじゃないかと思う、フランスのアイリッシュ・フルーティストのSylvain Barouのビデオが新しく上がっていました。作曲も演奏も、すごいです、本当に。

彼のバンドGuidewires のCD"Live" は、ネットショップで扱っています。

http://irishflute.cart.fc2.com/?ca=1


s

新譜紹介コーナーを作りました
2010年4月 4日 09:42
アイリッシュ・フルートやティン・ホイッスル関連の新譜をご紹介するブログを始めました。画面右上のリンクからご覧いただけます。紹介しているCDは、販売もしていますので、ネットショップの方でお買い上げください。

お勧めの新譜は

Chris Norman & David Greenberg "LET ME IN THIS AE NIGHT"

181_1_53.jpg

カナダのアイリッシュ・フルート奏者クリス・ノーマンと、同じくフィドル奏者デイヴィット・グリーンバーグのデュエット。2010年2月入荷。

こちらで試聴できます。

ス コットランドの伝統音楽と古楽との2つの音楽に長けた2人の奏者が、スコットランドやケープブレトンの古い伝統音楽を演奏する。演奏する曲目は18世紀の Niel Gowや、William McGibbon、James Oswald,John Reidなど、こちらも当時、伝統音楽と芸術音楽の両方のフィールドで活躍したスコットランドの作曲家。Thomas Mooreの「庭の千草」など、クリスさんは最近、歌に積極的に取り組んでいる様子で、3曲の歌が収録されています。

ざっと聞きどころを ご紹介します。"In Dulci Jubilo"(#3)では、クリスさんのルネサンス・フルートの即興的な変奏が素晴らしいです。2人のメロディ奏者がお互いに伴奏をしあい、どんどん白 熱してゆくダンス音楽も多数(#1など)。デイヴィットさんは、オクターブ・ヴァイオリンなる低音の鳴るヴァイオリンも演奏しています(#2)。スコ ティッシュ・スモール・パイプの演奏もあり(#3)、2人とは思えないほどヴァラエディ豊かです。

ご注文は、こちらより。

Chris Norman - flutes, pipes, voice, pump-organ
David Greenberg - violin, octave violin, pump-organ


***********
ほか、Michael McGoldrick "Aurora"

183_1s_17.jpg


スコティッシュパイプやティン・ホイッスルのIain McInnes" Sealbh"


182_1s_24.jpg

マイコー・ラッセルという笛吹き
2010年3月24日 23:38

アイルランドのティン・ホイッスルを語る時、避けては通れない演奏者がいる。故マイコー・ラッセルだ。西部クレアの片田舎、ドゥーリンに生まれ育った農夫でもあった。



>


マイコ-のことは、色々なティン・ホイッスル教本に達人として紹介されている。お聞き頂いても分かるように、ゆっくりとした地味な演奏で、現代でもてはやされている、超絶的なテクニック満載の演奏とは程遠いので、上手いのか下手なのか判断できない方もいることと思う。

でも、マイコーは外国をたくさん旅をして、演奏とお話しを披露してきた。どうして彼だけが特別だったのだろう?



僕は10年くらい前に守安さんの本に紹介されていたことでマイコーを知り、アイルランドに行ってテープを手に入れ、時々聞いていたけれど、ついに、心から素晴らしいと思うことはなかった。



先日生徒さんに、こういう演奏者もいますよ、と紹介するためにyou tubeで検索して、多分、初めて動画でマイコーの演奏を見た。



ちょっと衝撃的だった。いまだに、本当の彼の魅力は分からないかもしれないけど、きわめて独特な、彼そのものとしか言いようのない演奏。それに、喋り方やキャラクターと音楽が完全に統一感があるように思えた。



芸とは人なり。



いま思うのは、多分、こういう人がこれから出ることもないだろうし、こういう人の魅力を認める環境も、もうなくなったのではないか、ということ。アイルランド音楽の、深い部分が失われているような気がしてしまう。

Jean Carignan カナダのフィドル奏者
2010年3月 5日 00:22
バンクーバーオリンピックでは、開会式のセレモニーでカナダのケープブレトン島のフィドル奏者アシュレイ・マックアイザックが演奏をしたそうです。他にもダンサーもたくさん出て踊っていたとか。

カナダの2大ケルト地域といえば、ケープブレトン島があるノバスコシア州のほか、ケベック州があげられます。ケベックは、以前にもふれましたが、フランス系の移民が多い地域ですね。

先日、台湾でダンスを習ったピエールさんに、ケベックのお勧めのミュージシャンを教えてもらいました。その中に、ケベックを代表するフィドラー・故Jean Carignan(ジャン・カリニャン)さんの名前がありました。Jeanさんは、1916年にケベックで生まれました。

アイルランドのMichael Colemanやスコットランドの J. Scott Skinnerといったフィドルの名手からフィドル音楽を学んだそうで、彼のCDアルバムを聞いていると、アイリッシュ、スコティッシュ、カナディアンがそれぞれ3割りずつ入っていて、クロスカルチャーぶりが面白いです。僕もこういう存在になりたいな。

Jeanさんの代表曲といえば、Hangman's Reelです。ケベックの代表的なリールで、飛ばし弓やピチカートなど、超絶技巧が使われます。



スコットランドのChris Stoutなど現代のフィドル奏者も演奏しています。





彼は有名なクラシックのヴァイオリニスト、ユーディ・メニューインと親交があったそうです。



フィドルやコンサーティーナなど、笛以外の楽器に注目している最近のhataoです。

Google

WWW を検索
irishflute.info を検索
RSSアイコンをiTuneのPostcastingにドラッグ&ドロップしてください。音楽がPCにダウンロードされます。

RSSアイコンを右クリックし、ショートカットのコピーをRSSリーダーに追加することで最新の情報をチェックできます。

 
 
Copyright © 2006-2010 Irishflute.info. All Rights Reserved.