★ 2月27日 hatao & 織田優子 コンサート「極夜と妖精の笛」@大阪タケヤマホール
⇒ 詳細はこちらにて
★ 名古屋で4月より、福岡で3,6,9,12月にレッスンを開講します。
ボトル・フルート
2010年3月 1日 01:15
マイミクさんが紹介していたのですが、あまりに面白いので貼り付けちゃいます。さてみなさん、これ、どういうトリックかわかりますか?尺八演奏家のジョン海山ネプチューンさんもやっていましたね。僕もやってみようかなあ。
ポドリジュミ~ ケベックの椅子ダンス
2010年2月27日 00:10
カナダのケベックの音楽をCDで聞くと、必ず入っているパタパタいう音。
これは何だろう・・・と思っていたら、座りながらステップを踏む音なのです。
フィドル弾きながらパーカッションもするなんて、すごいですよね!
しかも時々パターンを変えているところもすごい。
このステップを知りたくて、"foot percussion"とか"quebecois fiddle" とか"Chair dance"とかで検索をしても、全然ひっかからない。
ずっと謎だったんですよ。
いつかケベックに行く時があれば、ぜったいマスターしたい!と思っていました。
そんな折り、台湾のboxwood festivalにケベックのPierre Chartlandさんがダンスの先生として参加され、思わぬところで習うことができました。
「右足、休み、右足、左足」の順番でステップを踏みます。
1つめの拍は足全体で。3、4拍めはつま先で。
すると、1拍めが強調されます。
これをしばらく練習していたら、なんとなくできるようになりました。
カナダでは、お客さんもこれをしながら聞くそうです(笑)
そして、帰国後にPierreさんとメールをやりとりし、これはpodorythmie(ポドリジュミ)というのだと教えてもらいました。そのキーワードで検索をしたら、なんと教則ビデオがyou tubeにありました!
さしあたり、これをしながらフルートを吹けるようになるよう、練習をしています。
そんなフルーティストがいたら、めちゃ面白いと思いませんか?
リズム・ボーンズの練習
2010年2月21日 21:50
台湾のBoxwood festivalでは、伝統音楽とダンスからは2人の先生がカナダから参加していました。一人はChris Norman氏、もう一人はPierre Chartland氏。ピエールさんは、フランスのケベック地方を代表するダンサーです。
ピエールさんが踊るビデオがとってもおもしろかったので、ぜひご覧あれ。
ピエールさんはダンスのほかにパーカッションの名手でもあり、午前にダンスを教え、午後からはパーカッションのクラスを担当していました。ボーンズとバウロンを半々で教えていました。
ボーンズは牛の肋骨をカットした打楽器で、ペアで両手に1組ずつ持って演奏します。実は、USJに不定期に勤めていた時代に、共演者の打楽器奏者
レズリーさんがボーンズがうまく、彼から1組だけ譲ってもらったのですが、少し基礎を習っただけでほとんど使わずにしまっていました。
ピエールさんのクラスでは、両手で演奏する方法を教えてもらい、演奏のバリエーションが広がりました。これから、時々練習してみたいです。
ボーンズって、アイリッシュだけにはとどまらず、アメリカの民族音楽で広く演奏されているようです。このビデオはすごするので、必見です。笑えます。
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藤原道山さん (2)
2010年1月19日 11:52
彼の演奏の魅力は、西洋音楽的なアンサンブル能力、演奏のセンスもありますが、なんといっても透明感ある音色の美しさ。
道山さんのアルバムは色々と持っているのですが、中でも好みなのは、箏の「みやざきみえこ」さんとのデュエットEast Currentです。洗練された音楽性、高い演奏技術。ポップでクラシカルな古武道もすばらしいと思います!
スタイリッシュでカッコいいのも素敵ですね。所属事務所がホリプロなのも、わかります。
今後、道山さんのようなプレーヤーがどんどん出て来ると、邦楽界も華やぎ、アイラウランドでの伝統音楽のように、若者にも邦楽への関心が高まるのではないでしょうか。
台湾へのお土産に道山さんのCDを2枚買いました。頑張れ!!
藤原道山さん
2010年1月18日 00:09
最近、とても興味を惹かれているのが、尺八演奏家の藤原道山さんです。72年生まれの38歳(え!そんな風に見えない・・・。)
WIKIPEDIA 公式ホームページ 古川展生さん(チェリスト)、妹尾武さん(ピアニスト)とともに、古武道というユニットで活躍しています。何回かに分けて、書いてみようと思っています。
Michael McGoldrickの謎のアルバム
2010年1月16日 07:29
アイリッシュ・フルート、ティン・ホイッスル、イリアン・パイプスなどのトッププレーヤーである、マイケル・マクゴールドリックが、謎のアルバムを発表していたようです。
"Celtic Melt" by Michael McGoldrick, Richard Lacy, Barrie Gledden, David Bird
http://itunes.apple.com/jp/album/celtic-melt/id296625588 こちらでダウンロード、試聴できます。
テクノ?系の打ち込みに、ロー・ホイッスルなどが絡む音楽で、なかなかよい感じなのですが、なぜかアイリッシュ・フルートは一度も登場しないのです。しかも、日本ではCD店にも並んでいないし、全然話題にもなっていないのです。アルバム収録時間が短いので、それもちょっとあっけない感じ。
前にKevin Crawfordの謎のアルバムも紹介しましたが、海外のMP3サイトをチェックしていると、日本では分からないことも色々知ることができ、面白いです。
シタール協奏曲
2009年12月23日 04:19
たまたまyou tubeで発見。
こんな曲が作られていたとは、知りませんでした。
インド人シタール奏者が作曲したとのことで、インド音楽としても
聞ける、なかなか稀有な作品だと思います。
カルロス・ヌネス #2
2009年12月 8日 07:58
先日、亡きマイケル・ジャクソンの、ロンドン公演のためのリハーサルの模様を捉えたドキュメンタリー映画"This is it"を見てきました。
世界超一流のミュージシャン、ダンサー、プロデューサーをはじめとしたスタッフ陣の作る舞台のすごさに感動するとともに、人類の歴史に名を残すであろうマイケル・ジャクソンほどの人でも、自分と同じ、一人の人間なのだなあ、と当たり前のような、不思議な感動を覚えたものでした。
自分と、マイケルとの違いは何だろう?もちろん、たくさん挙げることはできるでしょうが、なんといっても「中身」だと考えています。持って生まれたもの、環境によって変化したもの、どのように成長してきたか、など・・・。
フォーク音楽というだけでマーケットが限られているものの、マイケルと並ぶほどの天才的なミュージシャン、カロルス・ヌネス。フランスやスペインのスタジ
アムでは、何万人というお客さんを熱狂させています。彼が尊敬し、目標としてきたというチーフテンズですら、かすんでしまう彼のカリスマ性。
自分と彼との違いは何か?彼をアイルランドやスペインの「上手な笛吹き」から突出させている要因は何なのだろうか?考えてみたいテーマです。
カルロス・ヌネス...真のカリスマ!
2009年12月 7日 00:40
スペイン・ガリシア地方の管楽器奏者カルロス・ヌネスを知っていますか。
ガイタ(ガリシアのバグパイプ)、ハイランド・パイプ、ティン・ホイッスル、リコ-ダー、オカリナ、アイリッシュ・フルート、イリアン・パイプスなどマルチに演奏する天才的なプレーヤーです。映画「ゲド戦記」のサウンドトラックにも参加しており、何度も来日しています。
僕がアイリッシュを知った97年にアルバム"Brotherhood of stars"を聴いて以来のファンなのですが、先日、「ガブリエルのオーボエ」のテーマ曲の演奏をyou tubeで見て、本当に素晴らしくて、またハマっています。
CDを聴いていても、説得力、カリスマ性が抜群です。一昨年、びわ湖ホールで見たのですが、聴衆を一体にするすさまじいカリスマ性を発揮していました。
クラシック奏者としても超一流で、音大で
リコーダーを勉強したそうなのですが、この人の演奏するリコーダーは、普通のとは全然別ものなんです。すぐにこの人の演奏、と分かる個性がある、情熱的な演奏。アイリッシュやスコティッシュにも上手な笛吹きや、個性的な笛吹きはたくさんいるのですが、この人は真の芸術家だと思います。 この話題、まだ、続きます・・・。
ガブリエルのオーボエ
2009年12月 4日 08:45
先週、不思議なお仕事の依頼がありました。
音楽事務所からの紹介で、大阪のとあるホテルで、ある人の誕生日パーティのためのサプライズ演出をしたいので、至急、演奏をお願いしたいとのこと。依頼は、1週間くらい前に来たのかな。その日は、チェリストと僕と2人で、奈良県で練習をする予定になっていたので、チェリストを誘って、2人で出演することにしました。
会場に着いてみると、担当だという男性が現れ、誕生会は延期になったので、今日はとりあえず演奏を聞かせてほしい。もし気に入ったら、次回のパーティの時に正式に依頼するので、とおっしゃり、ホテルの、まだ開店していないバーに通されました。そこで、約束の通り20分ほど、その方とその奥様と思われる方のために演奏しました。とても気に入って頂き、出演料もきちんと頂きました。
不思議な依頼でした。どういうことだったのだろう、とあれこれ考えても、よくわからないので、きっと良いことなんだろうと思うことにしました。
演奏の2日前に、音楽事務所を通じてリクエストを聞いたところ、"Mission"という映画のテーマ曲である、「ガブリエルのオーボエ」という曲を頼まれました。この曲のことを知らなかったので、検索してみると、スペインの笛吹きカルロル・ヌニェスが演奏していたことがわかりました。
早速楽譜をインターネットの楽譜サイトで購入し、なんとか演奏したのです。
偶然は、ここから始まります。
今週末、そのチェリストの妹さんの結婚式で演奏するのですが、なんとその式のワンシーンでかかるBGMが、この曲なのです。それは、もう前から決まっていたことだそうですが、誕生会、結婚式両方にそのチェリストが関わっていたというのも、偶然の一致。いつも面白いことが起きるものですね。
ホイッスル・カルテット
2009年12月 3日 15:04
購入したばかりのループマシンを使って、ティン・ホイッスル4重奏の編曲をしてみました。普通、こういうのはMTR(マルチトラック・レコーダー)を使ってするものなので、微妙に使い方が間違っています(笑)。
曲は、クリスマスなので「きよしこのよる」。18日の旧そごう劇場での演奏で、奈未さんと松阪さん、Akiさんにティン・ホイッスルをお願いして、試してみようと思っています。
公開するので、良かったら使ってみてください。
楽譜
http://www.irishflute.info/mp3/Silent_Night_whistle4.pdf
音源
http://www.irishflute.info/mp3/Silent_Night_whistle4.mp3
こうして聴いてみると、リコーダーとあんまり変わらない感じですね。というか、こういう感じのハモり方なら、リコーダーのほうが良いなと思いました。それぞれのパートがホイッスルらしい装飾音をたくさん入れた時にどんなことになるのか...実験したいところですね。
バス・ホイッスルも使ってみたのですが、音程が取りづらいし、寒いからすぐにウィンドウェイがつまるしで、苦労しました。何度も録り直したお陰で、ループ・マシンの使い方には慣れてきました。ライブで実戦投入するには、かなり使い方を考えて練習しておかないと、という感じです。
ある方が、機材もまた楽器とおなじように、習熟が必要です、と言ってくださったのですが、まさにその通りですね。
ループマシンが到着
2009年12月 2日 09:30
一昨年の万笛博覧会で、サンポーニャの岡田さんが自分のサンポーニャの音をループさせて、その上で演奏されていたのを見て、感銘をうけました。岡田さんに聞いて機材を調べてみたのですが、その時は実際に買うという行動には結び付きませんでした。
最近、Jean-Luc Thomasさんのライブ映像を見てから、興味が再燃。ついに買ってしまいました。なお、Jean-Lucさんは、ノートパソコンのソフトで処理しているそうです。そのソフトは、先述のアコーディオン奏者Philippe Olivierさんがプログラムしたそうですよ。すごいですね。
エフェクターとループの区別がよくわからなかったのですが、僕が欲しかったのは、どうやらループだったようです。今回は、岡田さんやギタリストのマイミクさんにアドバイスを頂き、Boss RC-20XLを購入しました。
普通はギターやベーシストが使う機材なのですが、フルートでも、面白い効果が出そうです。今後、ソロでの演奏も増えることと思いますから、慣れておきたいものです。
これにあわせて、アンプも購入。Roland のキューブ・ストリート(赤)です。乾電池で駆動するので、路上パフォーマンスにも使用可能!再来年の渡米を見越して。
世界最高峰のフルーティストとの接触
2009年11月27日 00:38
Fraser FiField 'Drawing Maps'
2009年11月14日 01:06
万笛博覧会が終わってからというもの、毎日、朝から深夜まで働きづめ状態。
今日も深夜の帰宅でした。
来週末には熊野に行ける・・・。もうちょっとだ、がんばれ自分。
いろいろ書きたいけど、体力が残っていませんので、お気に入りの音楽動画の紹介だけ。
この人の演奏は、好きです。
一回、楽譜に書きとったり、分析しながら聴いてみたいです。
エフェクターやループマシンなんかも使うんですよ。
ケルト諸国の楽譜を集めたサイト
2009年11月13日 00:19
今日は、カプリシカでGlencrossのライブ。
このバンドは、チェロ、ハープ、アコーディオンとの4人編成で、日本ではスポットライトが当てられることが少ない、さまざまなケルト地域の名曲を演奏する、というコンセプトで活動しています。
いつも、好きな曲が多すぎて曲を選びきれず、時間めいっぱいに演奏しています。
アイルランドやスコットランド以外となると、めっきり情報が入りづらいケルト地域。ガリシア、アストゥーリア、ウェールズ、ブルターニュを含むケルト圏の曲の楽譜や音源を公開しているサイトを見つけちゃいました。
http://breizhpartitions.free.fr/en/index.php まだ、全然見れていませんが、宝の山かもしれません。
リモコンはどこだ?
2009年11月11日 09:33
万笛博覧会の翌日、世界的なヴァイオリニストのギドン・クレーメルのコンサートがあったそうで、講師のNejuさんや、僕の参加するバロック・トリオの方が行ってきたそうです。
こんな面白いことをやっていたみたいです!
いいですね~。こういうの。笛でやってみたい。
リモコンはどこだ?
2009年11月11日 09:33
万笛博覧会の翌日、世界的なヴァイオリニストのギドン・クレーメルのコンサートがあったそうで、講師のNejuさんや、僕の参加するバロック・トリオの方が行ってきたそうです。
こんな面白いことをやっていたみたいです!
いいですね~。こういうの。笛でやってみたい。
Turlach Boylanというフルーティスト
2009年10月31日 00:55
もう何年も前に発売された、アイリッシュフルート奏者のコンピレーション・アルバム"Woodenflute obsession"の第一作目に収録されている、Turlach Boylanというフルーティスト。
これ以外では名前を聞いたこともなかったし、これまで余り気に留めていなかったのだけど、先日MP3ダウンロードサイト"E-music"にてアルバム"Tiddy Cottage"がダウンロードできることを発見し、聴いてみました。
http://www.emusic.com/album/Turlach-Boylan-The-Tidy-Cottage-MP3-Download/10816671.html
非常にしっかりした、良い演奏だったので、名前で検索してみるとホームページを発見。
http://turlach.com/
どうやら、アイルランドのデリー州で生まれ育ち、All Ireland Championを獲得、89年よりアメリカ・カンザスシティ在住のようです。現在は、写真家の奥さんと一緒に、ウェブデザイン会社を経営する傍らアイリッシュ・ミュージック・スクールを立ち上げ、レッスンを行っているとか。
音楽は本業ではなく、ライフワークなのでしょう。
音楽以外にもちゃんと生活できる才能があって、音楽でも充実している。こういう関わり方、素敵ですね。
バンドのページもあって、さすが会社経営者らしく、プロモーション・キットの作り方が丁寧で参考になりました。音源が大量にフルサイズでダウンロードできますので、聴いてみてください。
http://glenroadmusic.com/mp3.php4
シタールとジャズピアノとタップダンス
2009年10月22日 20:08
いよいよ来週の木曜日になりました。
リハーサルもいい感じに仕上がりました。半分くらいは峰彦さんのオリジナル、アイリッシュやジャズはもちろん、タップとの絡みもたっぷり用意しています。
今日のリハーサルの様子をサンプルとして公開しちゃいます。
Butterfly(アイルランド民謡)
http://irishflute.info/mp3/JazzMeetsTheWorld.mp3
実は、1月の望実さんとの台湾行きを峰彦さんにお話したら、一緒に来てくださることになりました。これは、ますます楽しみ!
ライブのご予約は、メールで僕までお願いします。
ジャズピアノとのコラボレーション コンサート
日時
2009年10月29日(木)
共演者
梅田 望実 (Pf)
田中峰彦(シタール)、
Eddy 吉野(タップダンス)
場所
ライブスポット Arrow
尼崎市武庫之荘1-21-2
http://www.arrow-jazz.co.jp/LSA/
チャージ
¥3,000-
(フード、ドリンクを別途注文下さい)
内容
ケルトの笛演奏家hataoと、ジャズピアニスト梅田望実の
コラボレーション・コンサート 第二弾。
今回は、地元武庫之荘在住のシタール奏者田中峰彦氏、タップ ダンサー Eddy 吉野氏を迎えます。
それぞれの分野で研鑽を積んだ4人が知恵と技を合わせ、ひと つの舞台を創造します。
どうぞご期待ください。
エフェクターに興味津津
2009年10月17日 21:16
ザッハトルテのアコーディオン担当のマル君と、即興演奏のライブしたいね、と
話してました。お互いにエフェクターを使って遊んでみようか、なんて盛り上がりました。
僕はエフェクターは全然持っていないのですが、数年前にちょっと使っていたことがありました。結局、良いエフェクターではなかったから、音質が悪くて売ってしまいました。
mixiの音楽友達であるジャズフルーティストのOTAさんに聞いてみたところ、
ヴォーカル用のオール・イン・ワンなモデルが出たとのこと。
製品デモVTRが面白いです。とくにパンクの歌手の人・・!
あと、こういうのもあるみたいですね。
声を電気処理して、ロボットや楽器みたいにしちゃいます。
おしゃれ女子を発見。かわいいですねー。
あ・・・話がそれてきた。
ループマシンも興味あります。
何かよい機材知りませんか?
久しぶりのケルト音楽関連ネタなどを
2009年10月16日 23:50
☆ 旧「オーヴァートン・ホイッスル」が、ブランド名を刷新して再スタートしました。
新しい名前は、コリン・ゴールディ・ホイッスル。ドイツのホイッスル職人さんの名前を冠しています。
製品などは以前と変わりません。
ウェブサイトも新しくなっています。
http://www.colingoldie.de/ こちらの、「プレーヤー紹介」のところには、僕の名前も載っています。
初めて見るプレーヤーが多くて、楽しいページになっていますので、ぜひ一度ご覧ください。なお、現在ティン・ホイッスルD管、A、G、F管が在庫にあります。
☆台湾のフルート音楽祭の英語情報が出ました。
http://mountainmusic2010.blogspot.com/ 来年1月31日~2月6日まで、台中市そばの山中で開催されます。
バロックフルートにステファン・プレストン氏、アイリッシュ・フルートにクリス・ノーマン氏を講師に、
またチェンバロ、ダンスの講師も参加のようです。ぜひ、一緒に行きませんか?
僕までご連絡をください。
☆ブルターニュのフルーティスト "Jean Luc Thomas"氏の新しいアルバムが出たようです。
共演は、コルノグでフルートを演奏していたJean Luc Veillon氏との活動で知られる、
ギターのYvon Riou氏。今のところ入手ルートが分かりませんが、非常によさそうです。
http://www.jeanlucthomas.com/
マグナム・トリオの動画
2009年9月24日 00:12
多久潤一朗さん率いる、日本を震撼させた伝説的フルート・トリオのビデオが大量にアップロードされていました!
これはクラシック音楽界への挑戦ではないでしょうか!?
DVDが発売されるそうで、本当に楽しみです。
革命的なトリオだと思います。
台湾の鼻笛
2009年9月18日 12:31
台湾の生徒さんから教えてもらった動画です。
台湾の山岳民族に伝わる鼻で吹く笛があるそうな。
台湾は少数民族が多いので興味が惹かれます。
Thomas Aebiの新作フルート
2009年9月17日 00:33
スイスのアイリッシュ・フルート制作家、Thomas Aebiのフルートが届きました。注文から3年も待ちました。いやー、長かった。
大きな箱に入ってきました。
これまで使っていたフルートも、6年前に同じくAebi氏が作ったものでした。充分すばらしいフルートだったのですが、改良してほしい点を伝えて、さらに僕仕様のフルートになるように注文しました。
新作は、コーカスウッド⇒黒檀 に、指孔はさらに小さく、その分全体にわたって音程が向上しました。たとえば、低音域のDやCが、前作では低すぎたので、唇で音程を調整しなければならなくなったのが、音程が改良され、遠慮なく吹きこめるようになりました。
また、足部管のキーが、ディスクからティースプーン型になりました。Hキーの場所も変わり、Cからのつながりがなめらかになりました。
前のフルートは早速売却してしまい、新しい方に乗り換えて演奏に使っています。
まだ慣れないため、前のフルートと甲乙つけがたいのですが、楽器の成長を信じています。
2009年9月12日 11:40
ウェールズのこととか、新しいフルートのこととか、お茶会でのこととか、昨日の和歌山のこととか、いろいろと書きたいことはあるのですが、なかなかゆっくり時間が取れませんので、ビデオを紹介します。
インド音楽をお茶碗で演奏!?"Jaltarang"
僕のコップ演奏とお茶碗で共演したい...!
教本にも書きましたが、楽器はただの物質で、それを演奏する人間と、音楽こそが重要なのだな~と思います。
ほか、投稿者のビデオをたどると、インドの笛聖"Hariprasad Chaurasia"の90分に及ぶコンサート映像などを見ることができますので、ぜひチェックしてみてください。
ウェールズの楽器 前編
2009年9月11日 01:22
今年1月の旅行では、初めてウェールズに足を踏み入れました。
ちょうど運よく音楽イベントが開催されていて、ウェールズでは有名な、Crasdantというバンドのフルーティスト Andy McLauchlinさんにウェリッシュ・チューンを習うことができました。
Crasdantは、フルート、ギター、アコーディオン、ハープという、アイリッシュにも共通する楽器編成なのですが、ウェールズでついに見ることができなかった謎の楽器がcrwth(クルース)です
民族フィドルの一種で、ライアを弓で弾くような楽器です。
こちらの映像には、Crasdantもワンカット出ています。
CrasdantのDVDで演奏している、角笛Pibgorn(リード楽器)も、他のケルト圏には
ない楽器です。
この楽器、Hornpipeという名前でイングランドのルネサンス民謡では使われていた
ようですが、イングランドではダンスの名前とリズムだけ残り、楽器は廃れてしまいました。
こちらのページで紹介しています。自動的に音楽が鳴ります。
http://www.mochpryderi.com/letter2.html
ウェールズの言葉や音楽は、こちらの映画のワンシーンでご覧頂けます。
ウェールズは、ケルト圏でありながら、イングランドにいち早く併合された土地で、
イングランド文化の影響を深く受けました。
面白いのは、イングランドが忘れてしまったような中世の楽器や音楽が、いまだに
根付いている点。アイルランドやスコットランドよりも、伝統の生命力が強かったの
かもしれません。
後編に続きます。
スコットランド音楽とチェロ
2009年9月 9日 09:10
スコットランドはイングランドと土続きであり、比較的早い時期(18世紀初頭)に併合されたため、音楽文化の面でもイングランドを通じて入ってきたクラシック音楽の影響が見られます。
ここで、アイルランド、スコットランド、イングランドの演奏習慣の違いをまとめます。
アイルランド音楽 ダンス曲を無伴奏ユニゾンで演奏する。伝統的にはハーモニーや通奏低音がつくことはなく、楽譜もメロディ譜のみ。
イングランド音楽 ルネサンス時代以降、コンソート(リコーダーやヴィオールなどの同種楽器)での4重奏や、通奏低音がついてダンス曲を演奏する習慣があった。現在でもハーモニーをつけて演奏する場合がある。カントリー・ダンスとして、宮廷でも踊られた。
スコットランド音楽 19世紀までは民謡とクラシックの境目がなく演奏されていた。19世紀のヴァイオリン曲集では、リールなどのダンス曲に通奏低音がつく楽譜が出版されている。(Niall Gow,など)。また、James Oswaldなどが民謡をモチーフにソナタを発表している。
このため、チェロが盛んに使用されるのはスコットランドで、19世紀にはフィドル、ピアノ、チェロとのトリオの演奏スタイルが定着していました。
また、フィドルの演奏スタイルにおいてもハイ・ポジションを使用したり、ヴィブラートをアイルランドより
多めに使うこと、、重音やボウイングなどにおいてクラシック音楽との共通点が見られます。
現代のスコットランドでは、チェロは一時期衰退しましたが、近年、みなおされつつあるようです。
代表的演奏者 Abbey Newton
Ferintoshなどのバンドで活動。
チェロ用の楽譜集とCDを出版しています。"Crossing To Scotland"
http://www.abbynewton.com/ Natalie Haas
"Chop"と呼んでいる、リズミカルなボウイングが特徴です。
http://www.nataliehaas.com/ Barry Phillips
スコットランド音楽に限らず、北欧の音楽を演奏します。
インド音楽のシタール奏者Ravi Shankarの弟子だそうです。
http://www.magnatune.com/artists/phillips 楽譜集 Gows Repository of the Dance Music of Scotland (ファクシミリ。ダンス曲中心)
James Oswald 関連の曲集(クラシック寄りです)
面白くてカッコいい音楽の動画
2009年9月 7日 21:43
昨日は、フィドルの大森ヒデノリさん主催の"STRINGROOVE 秋" 公演に行ってきました。
内容的は大満足で、特に和楽器アンサンブル「おとぎ」のために大森さんが書き下ろした
編曲が、オーケストラのような音の厚みで、壮大で、素晴らしかった。
久し振りに見た大学の後輩達のバンド「ドレクスキップ」も、着実に頑張って良くなって
いっているので、嬉しくなった。
今後3ヶ月ペースでシリーズの予定があるそうで、精力的ですね!
いろいろと書きたいことがあるんだけど、なんだか今日は体調不良で・・・
頭痛いんですよね。元気を出そうと思ってジムに行ってみたけど、いつもの半分くらいの
運動量しかできず、帰ってから珍しく焼肉を食べてみたりしました。
練習する気にもなれないので、このまま寝てしまおうかな。
Chinise Blueglass 中国勢の絡み方がいい感じです^^
Alasdair Fraser(Fiddle)とNatalie Haas(Cello)のライブ演奏。
チェロすごいなー!
アメリカのコントラダンス・バンド。
イングリッシュのダンス音楽
2009年9月 5日 09:57
Burke ホイッスル入荷しました
2009年9月 4日 13:50
アメリカの手作りティン・ホイッスル職人 Michael Burke (マイケル・バーク) のティン・ホイッスルが今朝、届きました。
http://www.burkewhistles.com/
楽器が届く瞬間、箱を開けるとき、初めての楽器の音を出すとき。わくわくの連続です!
1年くらい通っている生徒さんを中心に、「もっと良い笛で練習したい!」という要望があり、注文より多く10本まとめて輸入しました。こんなに早く届いて感激です。検品をしましたが、どれも自信をもってお勧めしたい素晴らしい笛です。今後、常時在庫におくことにします。
Session Alminum D という機種です。
何も考えずに笛を吹いていたら、なんとなくメロディが浮かんできました。
http://www.irishflute.info/mp3/FirstImpression.mp3
人との出会いも笛選びも第一印象が決めて。
Burlkeのティン・ホイッスルを、25,000円で販売します。生徒さんや代行依頼を頂いた方には22,500円に割引いたします。ご注文をお待ちしています!
ピッコロとホイッスルのコンボ笛
2009年9月 3日 00:33
アメリカのフルートメーカー"Sweetheart"のピッコロとホイッスルをチェンジできるモデルのテスト録音をしました。
ピッコロではイングリッシュを、ホイッスルではアイリッシュを演奏しています。
樹脂製の、肉厚で軽くて丈夫なボディ。それに反して指孔は小さく、特にF#孔が一般的なこのサイズのホイッスルやピッコロに比べて、非常に小さいです。
この手の頭部管だけを付け替えるコンボ・モデルは、縦と横どちらも中途半端な場合が多いです。やはり、フルート・タイプとホイッスル・タイプでは
発音が違うためでしょう、共通のボディでは音響の構造上、無理が出てしまいます。しかし、この笛に関しては、設計がとてもうまく行っているようです。
ホイッスルは、ややかすれた、柔らかい音色。訓練次第ですが、ピッコロの方が澄んだ音色で演奏できるかと思います。音量はピッコロの方が大きく、また、音程や音量のコントロールの自由はピッコロが自由にできます。両方の音色を1本の笛で獲得できる優れもの。
日本では、アーリーミュージックを通じて購入することができます。
http://www002.upp.so-net.ne.jp/emproject/
気になる音楽ビデオを無節操に集めてみました
2009年8月24日 20:54
Skye Consort "Suo gan"
天澤さんに教えてもらいました。ウェールズの子守唄です。とっても好きな曲で、ソロアルバムの候補曲です。
が、やりたいことを先にされてしまった感じ・・・名演奏です。
これはぜひ、聴いて頂きたいです。
太田恵資さん(vl)と常味裕司さん(oud)のアラブ音楽演奏
アラブ音楽独特の甘さや切なさがいいです。
ブルターニュの歌姫 Annie Ebrelは、本当に好きです。
心に沁みる...。
ダ・カーポ 「結婚するって本当ですか」
人生、どうしても手に入らないものはある。潔い前向きな歌詞が良いです。
オフコース「さよなら」
父が好きなんですよね~オフコース。小さい頃、カセットテープを車で
よくかけていて、意味が分からないながらも好きでした。
今聴くと、切ない~~。
aiko 「キラキラ」
もう4年くらい前になりますが、会社づとめしていたころ、職場のラジオで
この曲がかかっていて、励まされました。ピアノ弾き語り、楽しそうです。
20代の女の子に人気がありそうです。
Asachang & 巡礼 「花」
何度も紹介してきましたが、ライブ映像がありました。
このセンス、すごいです。脱帽。トランペットがマイルスみたいだ・・・。
John Coltrane "My favourite things"
本当は「至上の愛」を探していたのですが・・・見つからなくて。
来日公演の時には、45分くらい延々と一人で 「至上の愛」を吹いて、
圧倒的だったと、老齢のジャズ・ファンから聞きました。
きっと歴史に残るような演奏だったのではと思います。
新しい奏法開発
2009年8月21日 18:18
先日、ライブレポートを書いたフルート男子3人組「マグナム・トリオ」のリーダー多久潤一朗さんの自作曲がすごいです。こちらで全部聴けます。
http://www.prima-gakki.co.jp/public_html/concert/concert_030.html
多久さん自身が開発した現代奏法もいろいろと盛り込んであって、かつ、メロディアスで見せ場も盛りだくさん。難解・複雑・不気味なイメージの現代フルート曲とは一線を画す作品で、本当に、素晴らしい!!
去年の万笛博覧会の晩に、多久さんが我が家に泊まって、夜中に奏法開発で盛り上がったのは、最高に面白い経験でした。
このページにも書いてある、鼻で吹いたりカヴァル吹きするのは万笛博覧会から着想を得たものと思われます。どうでしょう、多久さん?
僕も、多久さんからいろいろな奏法を学んだ(盗んだ?)のですが、そのまま使ったら申し訳ないので、僕なりに発展させていっています。
ここで、多久さんに触発されて、僕が自分で開発した奏法を紹介します。はっきり言って、素のままでは見た目も音も不気味なので、女性ファンには見てほしくないなー。といいつつ、やっぱり笛が大好きなので公開しちゃいます。
雨どい奏法
サックス奏法
唇のエクササイズ(循環呼吸で) ・・・
かなり気持ち悪いです!でも、音をつなげつつ歯をむくのって難しい。
おまけ 花瓶の演奏
バス・フルートの音域まで行くんです!
レッツ奏法開発♪
フレアーク(オランダの生音プログレ・バンド)
2009年8月16日 17:17
僕の大好きなバンド「フレアーク」の演奏動画がたくさん見つかったので、紹介していきます。
フレアーク( Flairck ) は、オランダで70年代から活動しているアコースティック・バンドで、メンバーを交替しながら現在も活動しています。ギター、ヴァイオリン、フルート、アコーディオンを核として、いろいろなゲストが加わります。
ジャンル分けするのが難しいのですが、ジャズ、民族音楽、ロック、フォーク、現代音楽など様々な要素が生かされた、まったく独自の音楽です。ライブでは、ボディパーカッションや舞踏などいろいろなパフォーマンスも含まれます。
90年代にはアイリッシュにも傾倒していて、イリアン・パイプスが参加したりも
していました。
こちらに解説を見つけました。
http://www004.upp.so-net.ne.jp/musicsite/flairck.html
まずはこれを見てください。
すごい!と思ったら、つづいて、こちらのシリーズもどうぞ。
また続きます。
このような高度にオリジナルのものを作れる人は、音楽家の中でも本当に尊敬します。
スコティッシュ・フルート!
2009年8月 7日 18:08
今日は時間があったので、スコットランド18世紀のフィドル奏者Niall Gowの曲集をさらっていました。良い曲がたくさんあるんですよ!こういう時間って、本当に楽しいです。
バス付きの2声譜で、当時はピアノ、チェロとともに演奏していたと思われます。フルートはフィドルほどメジャーな楽器ではなかったでしょうが、演奏されていたはず。どんな風だったのでしょうか。想像するだけで、わくわくします。
1820年代のロンドンで作られたヒストリカル・フルート"Rudall and Rose"で演奏しました。まだまだ自分のものになっていないのですが、録画しちゃいました。
正しいティン・ホイッスルの構え方動画
2009年7月14日 13:17
最近見つけたyou tube動画①
2009年6月13日 23:42
色々録画してみました
2009年6月 5日 00:42
Chris Norman の最新ビデオ
2009年6月 3日 09:42
音声編集ソフト①
2009年6月 2日 00:21
今日は、同業者向けのお話でごめんなさい。
音源の一部分だけが必要になるとき。
たとえば、「CDのサンプルを送ってください」、と言われて、
10秒ずつサンプルトラックを作らなければいけないとか。
教室で教える曲の、いろいろなヴァージョンの録音を、
短めにカットしてまとめる時とか。
こういうとき、音声編集ソフトがあると便利なんです。
でも、プロ向けのソフトを買うと、数万円なんてザラ。
そんな場合に役に立つフリーソフトを紹介します。
Audacity。
窓の杜でダウンロードできます。 以下、窓の杜より引用。
「VSTプラグインに対応するフリーの非破壊サウンド編集ソフト。非破壊編集のため処理が速く、音声の切り出しやエフェクト処理といった編集内容のアン
ドゥ・リドゥが無制限なのが特長。
WAVE/Ogg
Vorbis/AIFF形式の音声ファイルを読み書きすることができ、MP3エンコーダー「LAME」をインストールすることでMP3ファイルにも対応す
る。
リバーブやノ
イズ除去といった19種類のエフェクトがあらかじめ内蔵されている。」
これまで僕はWave Labを遣っていたのですが、VISTAに非対応だったので、このソフトに乗り換えました。最低限必要な機能はちゃんとあり、使いやすかったです。 アイリッシュの曲をCDから1周ずつ切り取り、データベースにづくりに活用しています。 ぜひ、試してみてください。
こんなすごい歌を聴かなかったなんて
2009年5月31日 21:46
ティン・ホイッスルの裏孔について
2009年5月29日 09:44
アメリカのBurke Whistleが販売している裏孔のあるモデルについて、私のところに「音色が犠牲になる等のデメリットもあるのかおしえていただけますか?」とのご質問がありましたので、こちらにも掲載させて頂きます。
http://www.burkewhistles.com/ 以下、回答です。
親指の穴につきまして、Burke Whistleホームページではこのように説明されています。
-------------
親指の穴はD管で完璧なCナチュラルを出すためのもので、
G調の音階で、C#をフラットさせることなく演奏することができます。
また、D管の音域を拡張したり、装飾音のパターンを増やすことにも
役立ちます。開けられる穴の場所は上2つの指孔(左手人差し指、中指)の
中間の裏側で、Bを吹いてから左親指を空けることになります。
親指を置いたままにした場合は、普通の6孔のホイッスルと同じように
演奏できます。どのモデルの、どの調の笛でもオプションでつけることが
できます。
尚、もしこの指孔が気に入らず、返品をご希望の場合は、
親指用の追加料金$15は返金されません。
-------------
また、この指孔についての掲示板トピックも参考になさってください。
ほとんどの人は、この指孔の意義については懐疑的で、買った方でも
セロテープでふさいでしまった、もうその笛は使っていないという
方も多いようです。
http://forums.chiffandfipple.com/viewtopic.php?t=57143
http://forums.chiffandfipple.com/viewtopic.php?t=56822
http://www.thesession.org/discussions/display/12811
-------------
音響的なデメリットはありません。
もし気に入らなければ、テープでふさいでしまえば普通の
ティン・ホイッスルと同じように演奏できます。
以下はプレーヤーとしての私の意見です。
Cナチュラルの指孔はクロスフィンガリングで
簡単に出る音ですので、この指孔の必要性を感じていません。
Bbのための指孔であれば、必要になることもあるかもしれません。
Overtonでは、FやBbのための裏孔のある楽器も作っているようですので、
そちらも参考になさってください。
------------------------------
皆様からのこのようなご質問、どんどん送って下さいね。お待ちしています。
レコーディング
2009年5月28日 07:52
大阪のポップス系の歌手「安珠 美樹」さんのCDに録音参加してきました。「Birth~真実の始まり」という楽曲で、2年ほど前に参加したバリトン歌手 今泉仁さんの録音の際にエンジニアを務めてくださった方からのご紹介です。 今回は、歌のインスト・ヴァージョンを吹きこませて頂きましたが、オリエンタルな雰囲気でとのことで、曲の最初からタンブーラーがぶんぶん鳴っているし、バーンスリーのような音色が合うのかな、と思っていました。でも、バーンスリーだと、インドそのものになってしまうので、アイリッシュ・フルートをご指名くださったようです。 安珠さんご本人もいらっしゃり、立会のもと、録音が始まりました。 歌の1回し目はメロディを忠実になぞる感じで。2回し目はコード進行にそって自作のメロディを吹きました。歌のバックではなくて、コード進行が決まっている中でメロディを考えて吹くお仕事は今回が初めてでしたが、音大の作曲講座の課題みたいで、楽しめました。数パターン考えてみて、プロデューサーに選んでもらおうと思っていましたが、お好きなように・・・とのことで、一番良く出来たと思うものだけにしました。 最初のテイクでは、楽譜どおりに、正しく、上手に吹こうとしたのですが、どうも面白みがありません。そこで、プロデューサーから、「歌うように、自由に吹いて」と指示が。すると、気が楽になったのか、のびのびと良い感じで吹くことができました。不思議ですね。上手くしようとすると、うまくいかず、ありのままで吹こうとすると、うまくいく。今日はお尻の時間が決まっていなかったので、納得いくように何度も録らせて頂きました。 録音後のプロデューサーとの会話が面白かったです。 「録音のお仕事はいろんなプロデューサーと何度もしていますが、音や表現についてもっと細かい指示が出るのかと思えば、そんな人は一人もいませんでした。」と僕が言うと、「それはhataoさんだからですよ。」と。 「こちらが楽譜を書いて、指定したように吹いてほしい時は、細かい指示を出します。でも、そういうお仕事は吹ければ誰でもいいんです。hataoさんには、hataoさんの音がほしいと思って出すんです。この人に任せれば、自分が書くよりもいい感じにやってくれるだろう、という場合は、こちらからは何も言いません。あとは、ご本人が納得できればいいだけです。」 そういえば、そうかも・・・。これを、と指定されることは稀で、ほとんどは、メロディやコード譜を渡されて、自分でアレンジして自由に吹いてね、と言われます。 僕はこの先も一生、細かい指示をだされることはないでしょう、と。 まあ、細かい指示を出されても、どこまで対応できるか?とも思いますが^^; ちょっと嬉しいような寂しいような。楽器が特殊だから、ということもありますよね。普通のフルートではなくて、この楽器の音が欲しい!とわざわざ選んでくださるわけですから。 これからも、僕にしか出せない音を盤面に刻んでいきます。
フルートのメンテナンスその2
2009年5月27日 21:32
アイリッシュ・フルートのキーは、とても単純な仕組みなので、ちょっとの不具合は自分で直せちゃいます。今回ご紹介するのは、キーが固まって動かなくなってしまう症状への対処法。
キーが固まる3大原因
①バネが弱い
・・・バネを手で曲げて、反発を強めてやります。あまりやると、
強くなりすぎてしまったり、金属疲労を起こして折れてしまいます。
折れたら、プロに頼んで交換してもらいましょう。
②ピンが曲がっている
・・・キーを止めているピンを交換するか、ペンチで伸ばします。
③キーがスリットと摩擦を起こしている
・・・キーのゆがみが原因。ゆがみを直すか、スリットにミシン油をさして、応急処置。
ミシン油はホームセンターで購入可能。
まだまだ使用者の少ないキー付きフルート。メンテナンスを覚えてしまえば、そんなにやっかいではありませんよ。
キーのコルク補修
2009年5月23日 17:51
アイリッシュ・フルートのキーには、押さえる部分の裏側にコルクが貼ってあります。
理由の1つめは、モダンとはキーの付き方が違い、キーを押すと木製の管体に金具を押しあてることになるので、管体を傷つけないため。2つめは、キーの開く高さを、コルクの高さで調節するため。高さが変わると音程も変わります。3つめは、キーが管体に当たるカチ!という音を防ぐためです。
先日、よく取れては接着していたEbキー(右手小指キー)のコルクが取れて、紛失してしまいました。写真手前の金具がそれです。
そこで、コルクを切りだして、作ってみました。
ワインのコルクではボロボロになってしまうので、密度の高い、硬いものを使います。カッターで切り出し、大きさと高さを調節。瞬間接着剤で取り付けます。本当はニカワなどで付けるのかな?よく分かりません・・・
さあ、完了です。
こういう場合のほかに、キーが開きすぎる場合はコルクを貼り足して高さを調節することもあります。。貼り足す場合は、Tokyu Handsなんかにある、シート状のコルクを使っています。
この手の楽器は、メンテナンスの知識も大切です。何しろ、殆どのプレーヤーは修理してくれそうなところが身近にありませんから。試行錯誤のうちに身についていくものですね。
装飾音の練習
2009年5月21日 11:25
アイリッシュフルートの装飾音の練習です。1回目はロール、2回目はダブルカットロー ル、3回目はフィンガーバウンス付きのロール、4回目はトリプルタンギングです。
イングリッシュのダンス曲
2009年5月11日 16:36
今日は、初めてピッコロ演奏動画を公開します。6月6日(土)の畑天紅で演奏予定のイングリッシュのセットを演奏してみました。
フルートよりも1オクターブ高いピッコロは、現在はごく限られたフルート奏者に、持ちかえ楽器として使われているのみですが、音響システムの無かった20世紀初頭、その音量の大きさからダンスの伴奏に重宝されていたそうです。
ティン・ホイッスルと同じ音域で、演奏性や音色はティン・ホイッスルに似ていますが、音の出し方はフルート式ですから、2つの楽器の合いの子のような感じ。アイリッシュ・フルートが吹ければ簡単かと思いきや、歌口のポイントが狭く、すぐに音がひっくり返ってしまいます。また、2オクターブ目のF#が低いので、息使いで調整して吹きます。
届きたての頃、唇が痛くて仕方ありませんでした。今は慣れてきて、ダンス曲にもどんどん使っています。これはこれで、専門にやっていく価値がある、深い楽器だと感じます。
ピッコロというと、イングリッシュを連想します。きっと、鼓笛隊のイメージがあるからでしょう。ここで演奏しているイングリッシュのジグとリールは、ロンドンのフィドル奏者Pete Cooperさんの曲集から覚えました。納得いくまで何度も撮り直しましたが、まだまだですね。がんばります。
編曲してみました
2009年5月 7日 14:25
日本でも比較的知られているアイルランドの作曲家として、17世紀から18世紀にかけて活躍したハープ奏者ターロック・オキャロランがいます。
天然痘で失明してしまった彼は、ハープをたずさえてアイルランド中を旅し、貴族のために演奏や作曲をして活躍しました。どちらかといえばクラシック音楽の作曲家ですが、200曲以上の作品のうちいくつかはアイルランド音楽の演奏者にもよく演奏されています。代表的な曲として、『小さな妖精と大きな妖精(Si Bheag si Mhor)』、エレノア・プランケットなどがあります。
オキャロランは、ヴィヴァルディやコレッリなどイタリアのバロック音楽に影響を受けたそうです。しかし、アイルランドは当時の音楽界では辺境の地。イタリアへの旅行ができなかったオキャロランの作品はバロックになりきれず、アイルランドの強烈な匂いがあります。
人によっては、クセが強すぎるとか、型破りなどと思うかもしれません。
僕はオキャロランの不思議で独特な個性が好きで、コンサートでは必ず演奏しているのですが、今回は「オキャロランのすきま風」を編曲してみました。フルートとヴァイオリンとの二重奏+和音楽器を想定しています。
ちょっとバロックのパロディみたいになっていますが・・・誰かにアドバイス頂けたら嬉しいです。2コーラス目は、この通りではなくて即興でメロディを膨らませると、もっと面白くなりそうです。
作曲法をちゃんと勉強したい。
でも、どんな作品を作りたいのかがまだハッキリしていないんですよね。
「オキャロランのすきま風」
楽譜
http://www.irishflute.info/mp3/CarolanDraught.pdf midi
http://www.irishflute.info/mp3/CarolanDraught.MID
Coolin, with a variation
2009年5月 5日 15:17
ティン・ホイッスルのオクターブ奏法
2009年4月27日 15:41
タイタニックのダンス・シーン
2009年4月26日 00:03
コップの演奏、ついに動画公開
2009年4月22日 17:08
Sheena "Living Hands"
2009年4月 9日 22:29
Sheenaとの出会いは一昨年の夏のこと。大阪にある、とある会社へ面談に行った帰り道、梅田の高架を歩いていたら、アイリッシュの曲「Inisheer」のメロディが聞こえてきた。音につられて歩いて行くと、フィドルとギターでストリート演奏をしている2人の若い男性がいた。そのフィドルが、のちにSheenaを立ち上げる「やっち君」だった。
彼らの演奏中にもかかわらず僕がロー・ホイッスルで参加すると、彼らは動じることなく曲を演奏をしきった。普段ならそんな大胆で失礼なことをするはずがないのだが、なぜかその時は、参加してみたい!と思ったのだった。
演奏が終わると、彼は僕のことを知っていた様子で、それが嬉しく、数曲ご一緒させていただいた。その後、ストリート演奏に誘っていただき1、2回参加したけれど、僕の都合がつかず、なかなか参加できないままだった。
そんなやっち君から、Sheenaというバンドで、CDを出したと連絡があり、サンプルを1枚頂いた。
きれいなジャケット。開けて、プレーヤーにかける。有名なオキャロランの"Sheebeg Sheemore"からはじまる、聴き馴染んだアイリッシュのチューンの数々。すばらしいアレンジと録音で、まさかこれが自主制作盤だとは信じられなかった。
こちらで試聴できますので、聴いてみてください。
http://sheena.symphonic-net.com/ 注文はAmazonでできます。
http://www.amazon.co.jp/Living-Hands-SHEENA/dp/B001ULYCGG
シンセサイザーと生楽器がちょうどよいバランスでミックスされ、、演奏の完成度も高い。ドラムとベースがサウンドをポップにし、フィドルとフルートがユニゾンになったり、ハーモニーを奏であい、絡み合う。マンドリンやバンジョーが軽快に音を転がす・・・オリジナル曲は、印象のまったく違う、耳に残りやすいメロディ。まったく、すごい感性のバンドが登場したもんだ。
Sheenaは、本作のような完成度の高いアルバムを発表した今でも、ストリート演奏を続けている。面白いのは、メンバーがフレキシブルなこと。全員が一体で動くのではなく、そのつど都合のつくメンバーでストリートをしているよう。
そんなSheenaが、来月ライブをするそうです。CDとまったく同じ・・・とはいかないと思いますが、どんなライブを見せてくれるのか、楽しみ。ちなみに、ドレクスキップは僕の大学の後輩のバンド、JADのリーダーは僕の教室に来てくださっています。僕にとっても思い入れのある3つのバンド。応援してあげてください!!
5月6日(水、祝日)@チキンジョージ(神戸)
「 Waltz with Leanan Sidhe 」
関西で活躍する新鋭ケルト系バンドが神戸Chicken Georgeに集合!!
日本有数の本格スウェーディッシュバンドDrakskip。
アイリッシュ風味なアコースティックロックバンドJAD。
新生アイリッシュ・ポップスSHEENA。
最後に全バンドによるセッションも行います。
ケルティック・パーティにぜひお越しください。
出演:SHEENA
JAD(http://yaplog.jp/jad_jad/ )
Drakskip(http://www.drakskip.net/ )
OPEN 17:00 / START 18:00
前売:\2,000/当日:\2,500(+飲食代\1,000)
チケットは、ローソンチケット、チケットぴあ、チキンジョージでもご購入、ご予約いただけます。
Drekskip 18:00~18:45
JAD 19:00~19:00
SHEENA 20:00~20:45
All Band Special Session 21:00~21:30
Chicken George(
http://www.chicken-george.co.jp/index.html )
グラスが熱い
2009年4月 6日 20:30
昨年の万笛博覧会では、コップを吹く芸というのがちょっとしたブームになり、講師が競って練習をしたものです。何の変哲もないコップから笛の音が鳴るというのは、笛を吹かない方からすると、びっくりすることのようです。とはいえ、本格的に曲を吹けるわけではなく、なんとなくメロディを吹くような程度でした。
昨日そのことを思い出し、ひょっとしたら、これってお客さんにウケるかも?と思い、真面目に練習してみました。我ながら、とんだ芸人魂です。
湯呑やマグカップなど色々試したところ、どうやらギネスのパイントグラスが一番良いようでした。「フルートグラス」だったら、シャレにもなっていいんですがね。
さらに、万笛博覧会では誰もが思いつかなかったことですが、オカリナや横笛みたいに、音程に対応する運指を作って、音階を吹けるようにしたところ、
1オクターブと2音まで鳴るようになりました 。
ちょうど昨日、友達の結婚式の2次会の演奏依頼があったので、その席で、「乾杯!」といったあとに、グラスのコーラを飲みほし、そのまま「喜びの歌」を演奏したら、ややうけました。もうちょっと演奏や前フリが完璧だったら、拍手喝采だったのになあ。
反応がいまいちだったのが悔しくて、今日は1時間、さらに真面目に練習したところ、このコップで結構吹ける曲があることに気が付きました。そのひとつ、
Amazing Grace、お聞きください。 装飾音が入っているのにも注目してください!コップの音だって、信じられますか?
1オクターブの音域で吹ける有名な曲があれば、教えて下さい!練習して、音源を作ってみます。
※昨日書くとお約束していたギターの方は、えぐちひろし さんという方です。
Il Neilo というバンドでご活躍しています。また、改めて書きます...
アイリッシュ・トラディショナル・オーケストラ
2009年4月 4日 21:42
究極のティン・ホイッスル!
2009年4月 1日 22:01
昨日、ミュージシャン仲間が最近手に入れたティン・ホイッスルを吹かせてもらう機会があった。国内では使っている人がほとんどおらず、僕もまったくノーマークのメーカーだ。
彼から、この楽器のことは内緒にしてほしい、と頼まれたので、詳細は書けないけれど、僕の中でティン・ホイッスルという楽器の概念が転覆した、といってもいいほどの衝撃的な楽器だった。1本数万円、キー無しフルート並の値段がする。
音色には「ティン・ホイッスル」が持っている民族的な雰囲気はなく、ルネサンス・リコーダーのよう。つやがあり、まろやかで、明朗。しかも、音程が素晴らしく良い。
これまでいろいろなティン・ホイッスルを吹いてきて、結果的に今の楽器(S.Z.B.E、Overtonのチューナブル)に落ち着いたけれど、とてもとても魅力に感じた。今の楽器でも満足はしている。しかし、あの楽器で演奏活動したら、どれほど自分にプラスになるか・・・。いつか、まとまったお金が出来たら欲しい!
ティン・ホイッスルはあなどれない。今日はバーで演奏してきたけれど、半分くらいはティン・ホイッスルを吹いたし、その曲を演奏するには、ティン・ホイッスルでなければならない理由があるのだ!
小規模のライブは伴奏者と2人の編成が多く、おかげ様で好きな調の楽器を選べる。今日は縦横4本ずつの、それぞれ調の異なる楽器を吹いた。木製、竹製、金属製、プラスチック製、素材もいろいろ。楽器が増えることは、それぞれの楽器に使える時間も限られてくることを意味する。どれも愛着があるのに、ジレンマである。
こういう昔の演奏を聴くと、ティン・ホイッスルにそこまでこだわるのはどうか、という考えも浮かんでくるのだが・・・
しらせ「よしのぼり」
2009年3月29日 09:47
能管奏者の一噌幸弘さんの引きいるグループ「しらせ」の新作「よしのぼり」を聴きました。
編成は一噌幸弘 (能管、その他)、山田路子 (能管、篠笛)、壷井彰久 (ヴァイオリン)、高木潤一 (ギター)、村中俊之 (チェロ)、吉見征樹 (タブラ)、茂戸藤浩司 (太鼓)。
邦楽の3人、民族音楽系のタブラとフラメンコギター、クラシックのチェロ、ロックのヴァイオリンというミックスな編成で、一見、どんな音楽なんだろう?と思わされますが、一噌さんのオリジナル曲を、すさまじいテクニックで演奏しています。
室内楽風でもあり、邦楽風でもある。どこか、中世・ルネサンスやバロックの香りもありつつ、全体的にはプログレ・ロックである。一言では言えないのですが、色々な様式が高度に昇華されて統一感のある音楽になっており、とにかくすごい作品です。現代の日本にしか生まれえない、絶品のアコースティック音楽。
一噌さんは何年もファンで、作品は殆どすべて聴いてきたのですが、これまでの中では最もカラフルな音で、どの音楽ファンにも魅力のある作品になっていると思います。また、楽曲がとても高度で、一噌さんの作曲力がどんどん進化しると感じます。どの曲もすべて良かったです。
一噌さんは、はっきりと、天才だと思います。
これまで、一噌さんのような世紀の逸材が、なぜ一部の人にしか知られず、笛吹き、いや、音楽ファンの間でも話題にならないのかと、悔しい思いです。確かに、メジャ-になりにくい音楽ではありますが、聴いてみれば、ライブを体験すればきっと魅了されるはず。僕のまわりの人や海外の友人にもどんどん一噌さんの音楽を紹介して応援していこうと思っています。
レビューはこちらにもありました。
http://d.hatena.ne.jp/CloseToTheWall/20090130/p1 amazonでは取扱がありません。このあたり、せっかくCDを作るのならもうちょっとプロモーションに力を入れられては、と思うのですが・・・
こちらから通販で入手できます。
http://www.tohyohyo.com/
Baltic Crossing
2009年3月27日 15:25
帕米爾的春天(パミールの春)
2009年3月15日 07:23
今年、ホイッスルで挑戦したい曲で、楽譜を書くところまでは完成しました。アイリッシュやケルトとは無関係の中国音楽、しかもタジク族の民謡だそうです。 もう何年も昔に買った中国笛のCDの1曲目がこの曲で、中国音楽にしてはめずらしく7/8拍子で、アラビック音階が使われている曲だったので、とても印象に残りました。その後、万笛博覧会の楊雪元さんが演奏されているのを聴き、自分でも挑戦してみたい!と思うようになりました。 技巧が凝らされていて、とってもかっこいい曲です。フルートでは音域が低すぎるので、C管ティン・ホイッスルで演奏することにしました。伴奏も難しそうですが、やりがいがありそうです。
Ceriさんのフルート
2009年2月28日 09:24
19世紀のティン・ホイッスル
2009年1月15日 22:28
生徒さんの一人が、福岡のアンティーク市で見つけて、買ってきたというティン・ホイッスル。
なんと、19世紀のティン・ホイッスルかもしれません。
一番右はクラークのC管。 2番目以降はジェネレーションのティン・ホイッスルのようです。ロゴで判別できました。 ジェネレーションは、頭部管が製造当初からプラスチックだと思い込んでいたのですが、昔は、まるでオーヴァートンのティン・ホイッスルのような頭部管だったのです。 プラスチックが楽器に使われる前ということで、相当古いことは確かでしょう。ジェネレーションは不明ですが、クラークは1843年に製造を開始していますから、もしかすると19世紀の楽器という可能性もあります。 となると、ティン・ホイッスルのピリオド楽器(古楽器)ということになりますね!いやあ、これには驚きました。 音程は、ジェネレーションのDと刻印されたティン・ホイッスルは実際のDよりも半音くらい高く、当時は標準ピッチが440ヘルツよりもずっと高かったのでしょうか?どおりで、今のジェネレーションのピッチが高いはずです。 3本は歌口がだいぶ壊れていましたが、1本は健在で、なんとも美しい音でした。忘れられません。これで、音程さえよければコンサートで使ってみたい、と思いました。 教本が重版する際には、ぜひ掲載したい写真です。
19世紀のティン・ホイッスル
2009年1月15日 22:28
生徒さんの一人が、福岡のアンティーク市で見つけて、買ってきたというティン・ホイッスル。
なんと、19世紀のティン・ホイッスルかもしれません。
一番右はクラークのC管。 2番目以降はジェネレーションのティン・ホイッスルのようです。ロゴで判別できました。 ジェネレーションは、頭部管が製造当初からプラスチックだと思い込んでいたのですが、昔は、まるでオーヴァートンのティン・ホイッスルのような頭部管だったのです。 プラスチックが楽器に使われる前ということで、相当古いことは確かでしょう。ジェネレーションは不明ですが、クラークは1843年に製造を開始していますから、もしかすると19世紀の楽器という可能性もあります。 となると、ティン・ホイッスルのピリオド楽器(古楽器)ということになりますね!いやあ、これには驚きました。 音程は、ジェネレーションのDと刻印されたティン・ホイッスルは実際のDよりも半音くらい高く、当時は標準ピッチが440ヘルツよりもずっと高かったのでしょうか?どおりで、今のジェネレーションのピッチが高いはずです。 3本は歌口がだいぶ壊れていましたが、1本は健在で、なんとも美しい音でした。忘れられません。これで、音程さえよければコンサートで使ってみたい、と思いました。 教本が重版する際には、ぜひ掲載したい写真です。
Laurie Hart, NewYork based fiddler
2009年1月14日 06:08
今月の
E-Music でダウンロ-ドしたCD"Alizé Laurie Hart, Gordon Bonnet, Julia Lapp"は、とてもよかった。
試聴してみたら、ブレトン音楽のようだったので即決でダウンロードしたのだけど、じっくり聴いてみるとそれだけではなく、ニッケルハルパで北欧の曲もやっている。
購入はこちらから。
http://cdbaby.com/cd/lauriehart5 なんだろうと思って興味が出て、アーティストのホームページを探してみたら、ニューヨークの
Laurie Hart というフィドル奏者のページに行き着いた。
彼女は、フィドルとニッケルハルパを弾き、アイリッシュ、フレンチ・カナディアン、ブレトン、北欧、カントリーダンスなど、多様なスタイルで演奏する。アメリカには、この手のフィドラーが多いようだ。彼女の場合、それぞれのジャンルごとに違った共演者と組んでいるようだ。
バンドのサンプル音源を聴いたけど、僕もまた音楽は雑食なので、どれも興味を惹かれた。昨日紹介したDick HensoldのLights from heavenもそうだけど、他の音楽とのかけ合わせという点では、断然アメリカが面白い。さすがは多民族国家だなと思う。
Laurie Hart の演奏も素晴らしかったけれど、同じミュージシャンとしては、彼女のホームページのセルフ・プロモーションの充実ぶりにも感銘をうけた。これは、僕も見習うべきです。
Dick Hensold
2009年1月 9日 00:59
アメリカ人のノーザンブリアン・スモール・パイプ奏者
Dick Hensold (ディック・ヘンソールド)のCDが届きました。彼のCD"Big music for the Northumbrian Smallpipes"を、たまたまMP3配信サイトE-musicで見つけ、ダウンロードして以来、すっかりファンになってしまいました。
2枚のうち1枚は
Piper's Crow メンバーは
Laura MacKenzie: wooden flutes, whistles, Scottish smallpipes, medieval greatpipes, concertina, gemshorn, and vocals
Dick Hensold: Northumbrian smallpipes, medieval greatpipes, low whistle, gemshorn, and recorders
Karen Mueller: guitar, bouzouki, autoharp
Zack Kline: fiddle, octave violin
の4名。アイルランド、スコットランド、イングランドを中心としたケルト圏の歌、ダンス曲を演奏します。メンバーの上もの2人がマルチ奏者で、楽器の組み合わせが幅広いのも魅力です。
CDでは、バグパイプ・デュオ、ケープブレトンやガリシアの曲などもあり、アンサンブルはややクラシカルだったり純トラディショナルだったりと、とても面白いです。
CDはこちらで購入できます。
http://cdbaby.com/cd/piperscrow
面白動画①
2008年12月24日 22:22
1人で弾いているギターリストの演奏に、通りかかったもう一人の男性が参加するという動画が、ネットで話題になっています。1人でも結構上手なのですが、もう一人は低音弦に参加。1本のギターなのに、こんな演奏になっちゃうのが不思議です。
Jean Luc Thomas さんのホームページ公開
2008年12月17日 15:21
フィリップさんにおしえてもらったのですが、ブルターニュの凄腕アイリッシュ・フルート奏者の
Jean Luc Thomas(ジャンリュック・トマ)さんのホームページが公開されました。
http://www.jeanlucthomas.com/フランス語のみですが、試聴することもできますので、ぜひ見てみてください。
ジャンリュック氏は、KejというギターとコントラバスとのトリオでCDを3枚発表しています。1枚目を聞いたのは5年くらい前。その時から、僕は大きく影響を受けてきました。3枚目はつい最近に発売になったばかり。フィリップさんからお土産としていただきました。
火、水、土、木を表現した音楽とのことでしたが、フルートにもエフェクターをかけていて、ほとんどがフリーインプロのよう。前人未到の境地をさらにさらに突き進んでいます(^^;)売れるのかなこれ・・・。
ホームページで試聴できるのは、唯一、メロディらしいメロディが現れる部分です。 ホームページの試聴コーナーはすごーく興味深いです。翻訳がめんどうなので説明を省きますが、今後、Jean Michel Veillon氏に続く、世界的フルーティストとして認知される日も近いと確信しています。 なお、フィリップさんはジャンリュックさんと一緒の家に住んでいたことがあるそうです!
Isaac Alderson
2008年12月 3日 11:01
Bar-olk Project
2008年11月24日 07:53
Bar-olk Project
2008年11月24日 07:53
Myspaceで見つけたすごいミュージシャン ③
2008年11月 5日 09:15
先日、免許の更新に行ってきました。免許取得から5年。自転車に乗りながらケータイで通話したり、大音量で音楽を聴くのは、罰金になってたらしいですね。知っていました?後部座席のシートベルトも義務化されるそうです。
さて、マイスペースで見つけたミュージシャンのご紹介。
ブルターニュのCarre Manchotは、何年も前から好きなブルトン音楽バンドです。活動も長いようで、現在のラインナップは
Yannig ALORY : flûtes traversières en bois.
Yann-Loïc JOLY : accordeon diatonique.
Gilbert LE PENNEC : guitare.
Loïc BLEJEAN : uilleann pipes, low whistles, photos
となっております。ん...photos?写真家?
アイリッシュとまったく同じ編成なのに、こんなに音楽が違うなんて、興味深いですよね。ぜひ試聴ください。
アストゥーリアスのTejedor は、バグパイプとヴォーカルをフィーチャーしたバンド(ファミリー・バンド?)です。すごくかっこいいですメンバーは、
Jose Manuel Tejedor: asturian bagpipes, whistles.
Javier Tejeror: accordion, whistles, percussion.
Eva Tejedor: vocals, percussion.
Horacio A. García: double bass.
Ramón G. Morán: keyboards.
Jesús Castro: drums.
Rubén Alvarez: guitar.
Alberto Ablanedo: bouzoukiとなっています。
アイルランドのコンサーティーナ奏者Podraig Rynne は、以前はCianというバンドで活動していたこともあります。超絶テクニックの持ち主で、コンサーティーナってこんなにかっこよくも弾けるんだ!と思いました。ブルターニュの伝説的"打ち込み"バンドDENの曲を演奏しています。
Myspaceで見つけたすごいミュージシャン②
2008年11月 4日 10:36
小室さん逮捕にびっくりしました。あれほど世の春を謳歌した人でしたので、凋落ぶりもすさまじいですね。僕も中学生の頃、何枚かCDを買いましたよ。
さて、昨日からのMyspaceシリーズ第2弾。
今日はスコットランド、ブルターニュ、アイルランドの音楽を特集。
Ferintoshは、スコットランドやケープブレトンの音楽を演奏するバンドです。 メンバーは、Laura Risk: Violin 、Abby Newton: Cello 、Kim Robertson: Harp と、スコティッシュ関係では良く知られたメンバーです。スコティッシュのスターバンド、という触れ込みも見たことがあります。Kim Robertsonは、チェロで演奏するスコットランド曲集とCDを製作したことで、親しみがあります。
18世紀のスコットランド音楽のスタイルということで、ややクラシカルな雰囲気です。
David Hopi Hopkinsは、ベルファスト生まれでブルターニュ在住のバウロン/パーカッショニストです。 経歴を読みましたが、相当な音楽経歴の持ち主で、スウェーデンに滞在したり、各国の演奏家と交流する中で、現在の音楽性を身に着けたとか。MySpaceでは、Horizonというバンドでの演奏を聴くことができます。メンバーはJean Luc Thomas - wooden transverse flutes /
Philippe Turbin - keyboards /
Yann Honoré - basses /
David Hopkins - percussion。
Jean-Lucさんは"Kej"というバンドで活動しています。CD化を切望しています。
Josh Dukesは、アメリカ・ワシンドンDC在住。 幼少期から様々な楽器を経験し、鼓笛隊ではホワイトハウスやペンタゴンでも演奏したとのこと。2002年からアイリッシュ・フルートの演奏を開始。
オーセンティックで、かつ、力の抜けた良い感じの演奏です。
まだ、続く予定。
Myspaceで見つけたすごいミュージシャン①
2008年11月 3日 00:38
Myspace は、アメリカに拠点をおくSNSです。日本ではミクシィに隠れ、ちょっと通好みのポジションですが...。特徴のひとつは、アーティストが自分の音源を公開し、そのページにアクセスするだけで音楽を聴くことができること。有名なミュージシャンも、たくさん登録しています。
さて、Myspaceを見て回っていると、これまで知らなかった、いやになっちゃうくらいセンスの良いミュージシャンがたくさん見つかるものですね。
何人かをご紹介しましょう。僕の好みから、汎ケルト的なチョイスになっています。アイリッシュが好きな方は、他のケルト関連地域の音楽を知るきっかけになってもらえれば嬉しく思います。
スペインのアストゥーリアス地方のバンド「DRD」。 木製フルート、フィドル、ブズーキの3人です。みんなめちゃくちゃうまいし、センスがあります。アストゥーリアスは、ガリシアともバスクとも違ったカラーですが、大好きです。
フランス・ブルターニュ地方の木製フルート奏者「Malo Carvou」 ブルターニュは素晴らしい木製フルート奏者を数多く輩出していますが、初めて知りました。この方も素晴らしいです!ぜひ聴いてみてください。
ヴォーカル、ギターとの編成で
Ozan Trioというバンドでも活動しています。 イングランドの木製フルート奏者 Calum Stewart。 素晴らしいので、ぜひ音源を聴いてみてください。
明日も特集します~。
モーツァルトのカデンツァがエラいことになってる件
2008年10月 1日 23:39
ルネサンス・フルートのメーカー
2008年9月29日 09:00
昨日の日記に書いた、サラさん達が使っているルネサンス・フルートのメーカーを教えてもらいました。
Wenner Floten ルネサンス以外にも、バロック、クラシカル、モダンのフルートも作っています。
ルネサンス・フルートのコンソートって、日本にはあるんでしょうか?非常にマイナーなジャンルですが、いまのフルート・カルテットの伝統の基礎なので、フルーティストは体験してみるとよいかも!
練習・・・
2008年9月 6日 22:22
今日は自宅レッスンのみだったので、レッスンの後は久しぶりに休息日。
パイプを練習した。
曲は、
Sir John Fenwick's The Flower Amang Them A' 、
Go To Berwick Johnny 。
どちらも、イングリッシュの曲。演奏音源は、
こちら 。相変わらず、音痴です・・・。
パイプは楽しい!日本にはスコティッシュ・スモール・パイプの演奏者はいないそうなので、きちんと習うにはどうしたら良いか、思案中です。
それから、素敵なスコティッシュ・パイプ曲があったので、ロー・ホイッスルで
演奏してみた 。
"Donald, Willie And His Dog by Donald Morrison"
循環呼吸で 。初めて4分も循環呼吸したら、よだれがだらだらになってしまう。格好悪い。
僕の循環呼吸は完全とは言えない・・・息圧が減ることなく吹き続けなければ。
ティン・ホイッスルは、最近、息が余りすぎしまいます。長時間ブレスなしで演奏し続けることは出来るものの、かえって酸欠で苦しくなります。最近は、オーボエ奏者がするように、息を継ぐのではなく、捨てながら吹いています。そういう方、いませんか?
Overton ティン・ホイッスル 入荷しました。
2008年9月 4日 19:33
ドイツのティン・ホイッスルメーカー「
Overton 」の代理店をしています。
Flookが使っていることでも有名なメーカーですね。
先日、商品が入荷しました。
ティン・ホイッスル D管 ・・・ 29,800円 アルト・ホイッスル F管 ・・・ 35,800円 ロー・ホイッスル D管 ・・・ 39,800円
それぞれチューニング可能モデルです。
単品で個人輸入するのとコスト的には余り変わりませんし、
Overtonは、2、3ヶ月の待ち時間があります。
この機会にいかがでしょうか。
ご注文は、
こちらから。 お待ちしています!
Northumbrian Smallpipes - Bach Prelude from Cello Suite No. 1 in G Major, BVW 1007 - Chris Evans
2008年8月24日 00:28
新しい装飾音を手に入れた!!
2008年8月 8日 19:25
先日こちらで紹介したスコットランドのパイパー、Rory Campbellのコピー練習をしていたら、スコティッシュ・パイピング・ホイッスル・スタイル(長い名前!)のコツがわかったかも。
しかも新しい装飾音も覚えました!なんと言う名前なのかわかりませんが、スコティッシュ・パイプを聴いていて、いつも気になっていた音です。
Pod Cast にファイルを上げましたので、聞いてみてください。
今回は、感想がほしいです!フルート奏者、ティン・ホイッスル奏者、パイパーほかの皆さんのご意見を
こちら までお願いします。
Rory Campbell "Field of Bells"より "Lowland Country Dance"
新譜情報...Conal O Grada "Cnoc Bui"
2008年7月24日 08:57
コーク出身のアイリッシュ・フルート奏者Conal O Gradaの新譜が出ましたので、お知らせします。
タイトルは、"Cnoc Bui"。
C D Babyからも購入できます。 1961年コーク生まれ。青年時代にいくつものオール・アイルランド・チャンピオンに輝き、1990年(当時29歳)にリリースされた"Top of the coom"は、アイリッシュ・フルートの録音としては金字塔となった。
伝統的なスタイルを集約して確立したきわめてオリジナルな演奏スタイルは、スピーディでリズミカルなものである。(CD Babyのバイオを意訳しました・・・)
トラックリスト:
1 Polkas: The Church Street Polka & The Happy Polka
2 Reels: The Fishermans Lilt & The Caucus Reel
3 Jigs: Muing Fhliuch Jig & Greensleeves
4 Air: Lament for the Death of Staker Wallace
5 Reels: Green Mountain & The Rookery
6 Polkas: Maurice O'Keeffes, John Walshes & Pulling Bracken
7 Jigs: Lesbia Hath a Beaming Eye
8 Reels: The Old Copperplate & The Old Bush
9 Air: Cuan Bheil Inse
10 Polkas: Mickey Duggans 1&2 and Down the Quay
11 Reels: Cus Teahans, Jim Donoghues & Edenderry Reel
12 Jigs: Humors of Donnybrook, Rambling Pitchfork & Jackie Colemans
13 Reels: Muing Fhliuch Reels
14 Marches: The Gold & Silver Marches
15 Reels: The Grafspey & Come West Along the Road
好きになっちゃったかも...!?
2008年7月17日 15:13
最近、スコットランドのパイパーのCDばっかり聴いている。もちろん、ソロで演奏されるいぶし銀の演奏も大好きだけど、カッコいいなあ!と思ったのは、なんと言ってもRory Campbell。
バンド"Old Blind Dogs"や、"Nusa"、"Deaf Sheperd"で活躍するパイパー。グレート・ハイランド・パイプとスコティッシュ・スモール・パイプやティン・ホイッスルを演奏する。
演奏がすばらしいのは言うまでもなく、選曲やアレンジのセンスが実によい。そして、彼の演奏するティン・ホイッスルは、まさしくハイランド・パイプの演奏そのもの。アイリッシュのイリアン・パイプス奏者の演奏するティン・ホイッスルはレガートな印象があるけれど、彼の演奏は、タンギングが少なめなのにもかかわらず、細かい装飾音が散りばめられていて、スタッカ-トに感じてしまう。
ティン・ホイッスルのスタイルにハイランド・パイピング・スタイルがあったとは。アイリッシュだけを聴いていては出会えなかった。まさに僕のツボをつかれてしまった!いつか、研究してみるぞ。
さて、Rory Campbellのマイ・スペースがあったので、紹介します。 レイアウトが崩れているかもしれない?
それから、スコットランド系のティン・ホイッスル奏者としては、時々ここで紹介している
Fraser Fifieldのマイ・スペースがあった。 彼は、ジャズのサクソフォン奏者で、パイプも演奏する。スコティッシュ・フィドラーChris Stoutとは盟友のようで、Salsa CelticaやTHE CHRIS STOUT QUINTETで活躍している。
インプロヴィゼーションや音楽の作り方のセンスがめっちゃカッコいいんですよ!!
彼のジャンルはフォークではなく、ジャズや実験音楽なのかな?マイスペースにはそう書いてあった。彼と一緒に演奏している、ブルガリアのカヴァル奏者がまた、すごいんですよ!
Nedyalko Nedyalkov Quartet あと、偶然にスウェディッシュ・フィドル奏者のマイスペースも発見。 音楽がかっこいいから行ってみてください。
やっぱり、こういう感性って日本では育ちにくいのかなあと思う・・・自分も含めて、まだまだ!がんばろう日本人!!
タンブーラ・マシン
2008年7月 7日 00:09
大きなイベントが終わると、それまでの糸が切れたみたいに、練習を休みたくなるもの...。でも、フィドル倶楽部のあとには、今週末の東京公演が控えているのだ。ということで、今日は音だしの基礎練習だけ。 昨日の録音を聞くと、ところどころ音程が悪くて身悶えるところがあり...。たくさんの笛を吹くので音程が狂いやすく、入念なチューニングに気を配るべきとの教訓を得た。 そんな時にはこれ、タンブーラマシン。 タンブーラとはインドの伴奏楽器で、一定の音程「ドローン」を出し続ける。タンブーラ・マシンはそれをまねた電気仕掛けの機械で、ツマミを回していろいろな音程にチューニングできる。僕はドローンをAの音にチューニングしている。 これに合わせて色々な音で音程を取る練習をした。ハモリは純正律に基づく。1度、短3度、長3度、4度、5度は音程がとりやすい。でも、それ以外の音は難しい...。半音(短2度)などは、音のずれ「うねり」が出ているのだけど、その倍音で合う音が鳴っているので、それをあわせるのだとか。聴く練習になります。 最後に、ドローンに合わせて好きに即興演奏。音程を良く聞きながら。 主音に解決したときの気持ちよさは、一人で悦に入ってしまいますよ。 ジャンルを問わず、基礎練習のお供にタンブーラマシン。いかがです?
バロックの練習
2008年6月25日 01:26
今日は、バロックのレッスンを受けてきた。 習い始めて半年経ち、運指やトリルの指遣いに少しずつなじんできたのを感じる。依然として、F#(低くなる)やE(高くなる)のピッチを取るのがが難しいけれど...。 バロックとアイリッシュは共通点が多いと感じたことが習うきっかけとなったけれども、いざその世界に入ってみると、何が似ていると感じたのか良く説明できなくなってしまった。というか、違うことばかりだ! 使う楽器(トラヴェルソとアイリッシュ・フルート)は確かに似ている。運指も似ている。フラットマン(フィンガー・ヴィブラート)を使うことも似ている。ダンス音楽であることも似ている。そういう細かい点では似ていることはあるけど、音楽は全然違う。 前に、違う音楽を習うことは、違う言語を習うことに似ていると書いたことがあるけど、まるで単語がちょっとだけ似ている英語とフランス語の関係みたいだ。 が、こうして違いが分かってきたことも、喜ぶべきことかもしれない。今、勉強していることはきっと役に立つのだ。がんばるぞ。 ほかに、月曜日に見たヨーラン・モンソン氏の公演など、書きたいテーマはいっぱいあるんだけど、時間が限られているので、今日はこのあたりで・・・
Fナチュラルをめぐる問題について
2008年6月24日 22:57
キー付きアイリッシュ・フルートは、全ての半音を演奏できるし、どの調も演奏することができます。しかし、いくらキーが付いているからといっても、音によっては極端につながりの悪い物があります。それを補うべく、機能的なキー・システムを持つ「モダン・フルート」が誕生したのですから・・・。
例えば3オクターブ目の運指は替え指が限られるために、音のつながりが悪いものが多いです。低音~中音域では、Fナチュラルをめぐるつながりの悪さがあります。今日はこのお話をします。
Fナチュラルには、2つのキーが取り付けられています。どちらのキーを使っても、同じ音程のFナチュラルを得ることができます。
このような音形の場合は、どちらを使用しても問題はありませんので、使い慣れた運指を使います。
しかし、それぞれのキーには得て不得手なフレーズがあります。
ショートFは、右手中指を使うので操作しやすい代わりに、DからFに行く際にEを経由するため、下記のようなフレーズでは、ロングFを使わねばなりません。
一方、左手小指で操作するロングFは、同じく左手小指を使うG#キーとのつながりが悪いため、このようなフレーズではショートFを使います。
さて、困ったのはその前後につながりの悪い音が存在するケースです。
例えばこんなフレーズ。
この場合は、最初のFはロングを使用し、小指を滑らせてG#キーに着地させ、帰りはショートFで戻るという風に対応しますが、トリッキーであることは確かです。
さて、このパターンではないものの、今、とてもトリッキ-な曲にとりかかっています。
"Tommy 's Darbukas" という、bが二つ付くフィドル曲を録音するために練習しているのです。後半の最後の2小節が、非常に難しいので、キー付きフルートを所有している方は一度、トライしてみてください。
Bernard Overton 死去
2008年6月23日 17:16
イングランドのホイッスル・メーカー Bernard Overtonが先週、死去したそうです。
http://chiffboard.mati.ca/viewtopic.php?p=796638#796638 Overtonはロー・ホイッスルの元祖として世界的に有名なメーカーです。僕も4本所有しています。
78歳で亡くなったとのことですが、その直前までホイッスルを作り続けていたそうです。現在は、弟子のColin Goldieが、ドイツで生産を続けています。
Barnard Overtonの功績を、このサイトでも讃えたいと思います。
ローホイッスルについて、私の執筆した記事を転載します。
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低音のティン・ホイッスルは17世紀からブリテン諸島で使われていたという記述がありますが、現在の文脈で語られるロー・ホイッスルは1960年代にイングランドのバーナード・オーヴァートンBernard Overtonによって作られ始めました。
アイルランドで広く知られている「ロンサム・ボートマン」という曲の作曲者で、60年代からフォークシーンで活躍していたイリアン・パイプス、ティン・ホイッスル奏者のフィンバー・フュレー Finbar Fureyは、70年代初め頃、インドの竹の横笛を使ってロンサム・ボートマンを演奏していました。
ぼろぼろだったその笛はある時ついに壊れてしまい、知人のバーナードに修理を依頼することにしました。バーナードは修理する代わりに金属でG管のティン・ホイッスルを作り、フィンバーにプレゼントしました。フィンバーはこれをとても気に入り、より低音の出る楽器を求め、ローD管の製作を依頼しました。
フィンバーは当時とても人気のあるミュージシャンでしたので、ステージ上で彼の演奏する長いホイッスルは誰が作ったのか、という問い合わせが殺到し、たくさんの注文を請けたバーナ-ドは仕事を辞めて専業のティン・ホイッスルメーカーになる決意をしたそうです。
オーヴァートン社では現在でもロー・ホイッスルメーカーの元祖として絶大な人気を持っており、高音域から低音域まで幅広いティン・ホイッスルを販売しています。
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今日の練習の感想
2008年6月22日 22:05
今日は千里カルチャー講座のあと、自宅にてゆっくり休み、夕方から練習。昨日は帰宅が夜遅く、今朝は7時には起きたので、疲れが残っていたのだ。
練習では、7月のコンサートで使うティン・ホイッスルやアイリッシュ・フルートをひとさらい。それぞれの感想。
☆アイリッシュ・ピッコロ
2オクターブ目の発音が困難。特に、タンギングを前歯の裏ですると、音が3オクターブ目に裏返ることがある。舌先を使いながら、硬口蓋の真ん中あたりでタンギングするとよろしい感じだ。アイリッシュ・フルートから即座に持ち替えるときに、アンブシュアが対応しきれないことがあるので、ここは要練習。
☆バス・ホイッスル
7月のコンサートで使うかどうか迷っている。インパクトはあるけど音が地味だし、持ち運びが面倒なので、普段は録音以外あまり出番がないのが残念なところ。発音が濁っていたので、ウィンドウェイを掃除したら綺麗になった。部分的に音程が悪いので、パテで指穴を埋めてチューニングする必要がある。コンサートで使う候補の曲が、クロス・フィンガリングが必要なので、何度かメロディを練習。
☆トラヴェルソ
テレマンのデュエット・ソナタを練習。トゥルトゥル...のタンギングが上手くいって嬉しい!もっともっと流暢にアーティキュレーションがつけられるように練習したい。
☆H.Grenser 7鍵フルート
好調。基本的にはクラシック用の音の小さなフルートだけど、アイリッシュの演奏で使っても全く問題なし。弦楽編成の音の小さなバンドだとこちらの方が溶け込むかもしれない。
☆Rudall & Rose
届いたときからなのだけど、キーの穴に油が固着していて、キーをあけると音がする(タンポがはがれるときのペリッという音)。これまで何度かアルコールと綿棒でふき取る掃除をしたのだが、今日も掃除をしたところ、音がしなくなった。音色は最高。本当に、この楽器を手に入れられた幸運に感謝。
☆Thomas Aebi アイリッシュ・フルート
今日は余り出番が無かったけど、メインの楽器なので基礎練習をしっかりせねば...。
7月のコンサートでは、フルートを6本、ティン・ホイッスルを6本使う予定です。どうぞお楽しみに!
you tubeから
2008年6月20日 11:32
トラヴェルソのこと
2008年6月17日 10:53
月に2回、トラヴェルソでバロック音楽を習いに行っています。トラヴェルソとは、アイリッシュ・フルートに似た木の横笛で、17世紀~19世紀にかけてヨーロッパで演奏されていた古楽器です。
アイリッシュ・フルートとの違いは、キーが1つついただけのフルートで、全ての半音階が出せる点。半音階にはクロス・フィンガリングという運指を使うのですが、小さな指穴がそれを可能にしています。反面、音量が小さく、また、運指表どおりでは適切な音程を得るのが難しいため、息やアンブシュアで音程を調整しながら吹かねばなりません。
今取り組んでいるのは、
テレマンのフルート・ソナタ(デュエット) 。6つの組曲のうち2つはクリア?し、3つ目にかかっています。次にはボワモルティエの「55のフルート小品」にかかります。バロック・フルートの王道フランスものです!いや、楽しみです。
トラヴェルソの運指にはだいぶなじんできましたが、今度はタンギングが課題です。アイリッシュ・フルートやティン・ホイッスルでは使う子音はT(トゥ),K(ク)あたりでしょうか。バロックではKのタンギングは使わず、Lを使い、トゥルトゥル...とダブルタンギングします。さまざまなニュアンスを駆使して、喋るように演奏が出来たらどれほど素敵かと思います。
タンギングといえば、苦い思い出が。
去年の2月にニュージーランドで参加した、Boxwood festival。
隔年に開催され、アイリッシュ・フルート奏者のChris Norman氏が、さまざまなジャンルのゲスト奏者を講師に招く1週間の小さな音楽祭。20名くらいの参加者が、湖畔の2つのコテージで寝食をともにしながら学びます。最後には皆が家族のように仲良くなり、音楽以外でも楽しいことがたくさんありました。
去年のバロック・フルート講師だった、ロンドンの世界的トラヴェルソ奏者Rachel Browne女史の講義でのことです。テレマンの無伴奏ファンタジーが課題に出されたのですが、当時は自分のトラヴェルソを持っていなかったので、日本の知人からお借りし、出国直前にテレマンの楽譜を手に入れて参加しました。
なんとか吹けそうな1曲を練習して講義に出たのですが、Rachelから「そのタンギングは、何ですか!」と指摘されてしまいました。そう、当時はすべての音を「トゥ」で切っていたのです。
Rachel 氏の講義の様子。(右側の女性)
来年のBoxwood NewZealandのスケジュールが出ました。 ゲスト陣はまだ発表されていませんが、今から参加するのをとても楽しみにしています。
その頃には、タンギングが上手くなっていたいなあ...。
気になる楽譜②スコッチ古典関係
2008年6月14日 06:19
2日まとめて書いてしまいました。昨日の記事をごらんになりたい方は、ページ下欄の「
最近の投稿」からたどってください。
今日は、スコットランド民謡のなかでも、やや新しい18~19世紀の楽譜集を紹介します。
まずはフィドラーで作曲家でもあったDaniel Dow(1732-1783)による
Collection of Ancient Scots Music for the (Violin), Harpsichord or German Flute です。
German fluteというのは、当時トラヴェルソと区別して呼ばれていた多鍵式フルートのことで、まさしく今で言う「アイリッシュ・フルート」なのです。非常に気になります。
こちら では、19世紀に出版されたスコットランドの曲集が、ハードカバーとソフトカバーの2つで入手できます。
The Athole Collection
The Glen Collection
The Mackintosh Collections
The Marshall Collections
Highland Collections
など。
気になる楽譜①スコッチバロック関係
2008年6月13日 05:55
日本では全くと言ってよいほど知られていないジャンルですが、僕が興味を持っている音楽関係の楽譜を紹介していきます。全て海外からの取り寄せになりますが、同じ趣味を共有してくれる人がいたらいいなあ!
今日はスコッチバロック関連。
まずは、スコットランドの
James Oswald 。彼は後期バロック時代に活躍した作・編曲家で、スコットランド民謡の特徴を生かした作風でした。また、多数の民謡の編曲を行いました。
彼は、四季のアリアと題された100以上の小品からなる曲集を発表しています。
四季のアリア扉絵
そのほとんどは、
こちら で入手可能です。PDFダウンロードなら1曲1$程度で購入でき、かなり安いです。楽譜は、バロックの通奏低音譜のものと、現代譜(+補助的数字譜)の2つのヴァージョンがあります。
ほか、Oswaldの収集したスコットランド曲集として、
47scottish tunes や、
Collection of curious Scots Tunes (London c.1742) の楽譜も販売されています。
1740年代に出版された
Caledonian Pocket Companion という12冊からなる曲集は、CD-ROMになって発売されています。
また、
こちらのページ では、16世紀のスコットランド歌曲や、18世紀のスコットランド室内楽などの楽譜が販売されており、McGibonなどの有名なスコッチバロック作曲家の楽譜が購入できます。
勉強の本②
2008年6月 9日 23:44
昨日は楽理のお話をしたけど、もうちょっと勉強の話をひっぱってみたい。 音楽家にとって、楽譜の読み書きはとっても大事。これはジャンルや楽器を問わず、音楽で仕事をしようと思うのなら必須と言ってもよいかもしれない。 邦楽の世界では邦楽独自の記譜法があるし(尺八のロツレチリ、数字譜など)、アフリカの太鼓音楽などはそもそも楽譜が存在しなかったりもする。その世界の専門家として仕事が成り立つのならそれでも良いでしょう。でも狭い日本では、それだけで職業が成立することは難しいので、色々なジャンルの人と色々なことをしなければならない。その時に、楽譜の読み書きという共通言語がなければ、とても苦労することが多そうだ。これは、英語が母国語ではない国へ旅行して、現地人と英語で通じ合えることの便利さに似ているかもしれない。 そんなわけで、音楽をされる方には、最低限の読譜力を見につけることを、お勧めします。 僕の場合は、色々な方とご一緒する機会が増え、短時間のうちにある程度のレベルまで仕上げなければならない場合に、楽譜が非常に役に立っている。リハの回数が少ない場合は、楽譜さえしっかりしていれば本番はなんとかなるケースも多い(もちろん、それだけでは完全ではないのは言うまでもありません)。 僕が音楽を始めた頃は手書きをコピーしてバンドメンバーに渡したものだったのだけど、手書きでは読みづらかったり、時間がかかったり、大変だった。コピー機すら無かった昔は、オーケストラ部の新入生の仕事は先輩の楽譜の写本作業だったという。交響曲を1曲書き写す労力のすさまじさは、想像に難くない。 僕が愛用している楽譜ソフトは、Finale。使い方に慣れさえずれば、とても速く綺麗に楽譜が作れる。このソフトがあればどんな楽譜も書けるといわれているが、マニュアルが不十分なのでよく分からない機能が多い。そんなわけで、先日Finaleのガイドブックを買ってきた。さらに速く、確実な楽譜入力に役立てたいものです。
勉強の本①
2008年6月 8日 23:26
最近、ティン・ホイッスルやアイリッシュ・フルートの講座で、音楽理論や、理論書や学校では教えない音楽の基礎についてお話をすることが多い。
学校教育以外で音楽を習った経験の無い方は、楽譜に対する恐怖がある方が多く、小学校で習うような音名や音符からお話をする。僕も高校までは音楽を殆どしてこなかった後発組なので、そういう方の気持ちがよくわかる。ほかに、合奏のコツや、音楽上達の秘訣などもお話をする。
アイリッシュには音楽理論など知らなくても構わない、という向きもあるだろう。そうなのかもしれない。故人となったアイルランドの片田舎のマスター達が、音楽理論に長けていたとは想像できない。しかし現代となっては、最低限の理論を知っていると、音楽の体系的な認知が可能になり、知識だけではなく演奏も自由になると思う。
僕はそういった音楽理論を、大学の1年生でジャズを学んでいたときに学んだ。これは、本当に役に立っている。
アイリッシュを理解する上で重要なのは、モード(旋法)についての知識と、コードについての知識だ。特にコードは、即興的なヴァリエーションを作ったり、伴奏を考える上では欠かせない。
この辺の知識は、音楽大学の楽理でもちょっとは習うけれど、そこまで立ち入ったことは習わないそうだ(複数の音大卒生の生徒さんからの情報では)。
そんなわけで、ポピュラー音楽の楽理を勉強することをお勧めする。
僕がお勧めするのは、篠田元一氏の
実践コードワーク 。
僕が大学の時に勉強に使っていた本だ。理論編ではスケール、コード、モードなどひととおりの基礎を勉強できる。もう一冊のアレンジ編は、DTMやオーケストラなどの編曲をしたい人向けなので、アイリッシュには必要ないと思われる。ぜひ、チェックされたし。
東京最終日
2008年6月 2日 07:06
今日は今回の東京最終日。
夕方に原稿の締切があるので、図書館で執筆をしようと思っていたが、なんと月曜日はほとんどの図書館が休みであることがわかった。インターネットで調べたところ、北千住の図書館は開いているらしい、ということがわかる。北千住は、南千住から一駅。やった!
出発前に、荷物を置いて腹ごしらえに出かける。山谷は、労働者の町、ドヤ街とはいえ、スーパーもあればコンビニもある。きっと食事を出すところもたくさんあるはずだ。
外に出てみてわかったのだけど、
今回のホテル は、山谷のおじさん達が集まる中心部にあったのだ。すぐ裏には交番がある。ここは、60年代のデモで警官隊と労働者が衝突した「山谷暴動」の舞台となったところだ。
交番のそばには酒屋があるが、自販機が2台、破壊されていた。
いつ、誰がやったのかは分からないけど、このまま放置しておくのはあまりよくないです・・・
すぐそばの教会は焼けていた。ここの近くの教会では、「希望の家」という建物があり
炊き出しが行われている。
そばの商店街「いろは会」は、シャッター閉まりまくりで、なんというか、匂いがすごい。オシッコの匂いとタバコの匂い。シャッターの前で昼から呑んでるおじさんも多い。
そんな中で、定食屋を見つけた!迷わず入ると、フィリピン人?のおばさんが、出迎えてくれた。A定食500円を注文。トン汁とコロッケ、納豆がおかず。カラシが大盛りでおかしかったけど、おなかいっぱい食べた!
食後に1ブロック歩くと、すぐに吉原へ。ここは江戸時代から遊郭として栄えたところ。今でも歓楽街が広がっている。すでに住所としての吉原はないそうだが、交差点の名前に残っていた。
山谷は確実に変わりつつある。これから20年もしたら、外国人移民の街になっている気がする...。
昔泊まった
南泉荘 という宿は、1泊900円だった。いわゆるドミトリーだ(そんなにいいものじゃないけど)。400人を収容できる施設で、多くの労働者が泊まっていた。それも取り壊されマンションになってしまったそうだ。ネットでは、一般の人は絶対に泊まらないように!などと書かれていたりもするけど、そこまで怖がるほどのことは全然ない。ここに泊まったあの一晩は格別だった。もう泊まれなくなってしまったのは、なんだか寂しい。
ホテルを出て、北千住へ。この街には初めて来たけど、たった一駅でこれほど違うのかというくらい、栄えていてちょっとまぶしかった。荷物を曳きながら足立区中央図書館へ。駅から15分は歩いただろうか。大きな図書館だ。 たしかに今日は開館していたんだけど、職員に聞いたらノートPC用の電源は提供していないとのこと!え~!ここまで来たのに。残念。 仕方なしに駅まで戻る。スターバックスでもあれば、電源付きの席があるかもしれない、と思ったけど、残念ながら見つからなかった。やむをえずネットカフェへ。東京のネットカフェは安い。ここは1時間200円である。「足を伸ばしてゆっくり寝れる・毛布貸し出しあり」などと書かれていて、ここは宿泊施設なのか!?と思ってしまう。そりゃあ住む人も出るよ。 狭~いブースで3時間執筆。全席喫煙なので、煙たくて仕方が無い。ここで煙を吸って、甘い炭酸ジュースばかり飲んでいたら、病気になるよ。僕はウーロン茶ばかり飲んでいた。 ・・・・つぎにつづく。
アイリッシュ・フルートで排笛を作ろう
2008年5月28日 05:32
中国には、排笛といって、横笛を並べて吹く楽器が存在します。まずはこの動画をご覧下さい。
奏者が登場するときに楽器が写りますが、ただの笛じゃないでしょ。動画の中では竹笛を変えながら、いろいろな音色で吹き分けています。 笛は普通の竹笛そのものなのですが、何本かの竹笛を専用のアタッチメントで束ねているのです。これは、排笛と言うそうです。 万笛博覧会にも登場する中国笛の楊さんは、楽器店でこのアタッチメントだけを買いたかったのですが、笛とセットでしか売ってくれなかったのだそうです(笑)。 笛を束ねることで、音域が拡張され、持ち替えがスムーズになり、いろいろな調で吹けるようになります。実はホルンもこのようにいくつかの笛が束ねられているのですよ。 今まで、これをアイリッシュでやるべくアイリッシュ・フルートやティン・ホイッスルを輪ゴムで束ねたりしてきましたが、どうしても安定が悪いのです。そこで、今回ピッコロが到着したのを良いことに、自分でアタッチメントを工作することにしました。
まず、100均で買ったアルミ板を、切り取ります。金切ハサミが必要かと思いきや、普通のハサミで簡単に切れました。
次に、裏面にコルクを貼り付けます。笛が傷つかないようにするためです。
次に、パンチで穴をあけます。これは穴が端に寄ってしまって、失敗したもの。
輪を作り、ねじを通します。ねじは穴のサイズに合ったものを買いました。
傷が付かないように笛と笛との間にウレタンを切ったものを挟みました。
先日ケースを作ったときの余りです。
はい、出来上がり。アタッチメントは2点で固定しました。3点にすると笛に横からの力が加わって、折れるか曲がってしまいそうですので、やめましょう。ドライバーで着脱可能です。かなりしっかり固定されています。
今日の練習に持って行きましたが、メンバーには呆れられましたが、これまでのレパートリーで持ち替えに悩んでいた曲に投入できそうです。7月のコンサートでお披露目予定です。お楽しみに!
フルートケースを自作しました
2008年5月25日 05:27
僕のフルートケースは、メーカーが納品時に作ったもので、紅茶の箱を改造したものです。どうも中がゆるかったことと、最近ピッコロが手に入ったこともあり、ピッコロも収納できるケースを目指して、内装を自分で作り直してみました。
ヨドバシカメラで、カメラケースの中に敷くためのウレンマットを購入。結構高く、1200円でした。ケースの中身を剥ぎ取って、寸法を合わせてカットします。次に、フルートのパーツに合わせてくぼみをカット。底になる部分を接着剤で貼り付け、完成。初めてにしてはまあまあの出来でしょうか。
これで、ピッコロも納まるケースが出来ました。残念な点は、スペースがどうしても足りず、ピッコロをチューニングスライドの部分も使って3分割せねばならなかったことです。次に作ることがあれば、もっと大きな箱を買ってきて、ティン・ホイッスルも入るケースにしたい気もしますが、とりあえずはこれで満足です。
さて、ピッコロで2曲テスト録音してみました。
ピッコロは、ちょっと練習しただけで結構安定するようになってきました。良くはまっているので、ますます、どうしてピッコロがアイリッシュで全然注目されないのか不思議になります。
バグパイプでジャズ!?
2008年5月24日 08:18
バグパイプのことを調べていたら、面白いものにでくわしました。アメリカで、バグパイプを使ったジャズ奏者がいたそうです。残念なことに一昨年なくなりました。
ジャズ・バグパイプ奏者Rufus Harley (1936-2006)です。
演奏するグリンーン・スリーブス 。
you tubeにも動画がありました。
伴奏がジャズなだけ?のような気もしますが、7音階のバグパイプでジャズって難しいのかもしれませんね。
こんなのもありました。なんだかなあ…
それから、オーストラリアにはロック専門のバグパイププレーヤーがいるそうです。
Mark Saul
ロックといえば、アメリカのBad Haggis も有名ですね。
民族楽器を使ったフュージョンやジャズってカッコいいですよね。
Trouble in the Kitchen
2008年5月23日 06:14
The Pure Drop というサイトを見つけました。いろいろなフォーク系アーティストの動画が載っています。
ここに掲載されているバンド Trouble in the Kitchenのライブが、6月14日に京都のパブ"Gnome"であるそうです。こちら 。
オーストラリアで活動する、中々本格的なアイリッシュバンドのようです。
僕も、予定が入らなければちょっと見てみたい気がします。
それから、マイン やButter Dogsで活動していたギタリストの福江ゲンタ君が、郷里の岡山に帰ることになり、マインを脱退することになりました。今晩のカプリシカが、ゲンタ君を含めたマインとしては最後の2回のライブうちのひとつです。
お知らせが急になってしまったけど、もしよかったら応援しに来て下さいね。
Country Dance
2008年5月21日 01:50
断続的に連載しているCountry Dance。今、とても興味のある分野です。
今日はEnglish Country Danceのコンサートを来年3月に計画しているEnsemble Trineでの練習がありました。英国のバロックを専門にされている、ソプラノの丸谷晶子さんと、8月上旬に共演させて頂けることになり、顔合わせ&初見大会でした。ややバロック寄りの曲と、シェイクスピア劇中歌や英国フォークソングを取りあげる予定で、とても楽しみです。
それはそれと、昨日、京都のアイリッシュパブ"Field"に行ったら、なんとCountry Danceのサークルをされている方が遊びにいらっしゃっていました。彼らはコントラ・ダンスと呼んでいますが、同じことです。そういうサークルがあることが本当に驚きです。
彼らはいつもテープに合わせて踊っており、ミュージシャンを探しているとのことです。僕は僕で、どこかでCountry Dance曲のセッションが出来ないかなあと探していたところですので、来月練習を見学に行くことにしました。毎月第三土曜日に、ケータリングを楽しみながら踊っているとの事です。
ホームページはこちら 。
興味のある方で、簡単な楽譜を初見で弾ける方は、一緒に行きませんか?楽譜も用意しておきますよ。ご連絡ください。
Country Danceで検索していたら、The Baltimore Consortの新しいアルバムが出ていたようです。もっとも、3分の2はこれまでのCDからの収録で、12曲が新曲だそうです。
ネットでMP3を販売しているのを見つけましたが、なぜか購入ができず、断念。悔しいなあ。
Gut, Wind, and Wire: Instruments of the Balitmore Consort
Country Danceのことは、また紹介していきます。
アイリッシュ・ピッコロが到着
2008年5月10日 23:27
昨日の朝、アイルランドはコークのアイリッシュ・フルートメーカー「Hammy Hamilton 」から、ピッコロD管が届きました。新しい笛が届くときは、いつもわくわくするものですね。
通常、オーケストラで使われるピッコロはD管で、ベーム式フルートとほぼ同じシステムでキーがたくさん付いたものです。
you tubeにヴィヴァルディのピッコロ協奏曲の動画があったので、貼ってみます。
それに比べて、今回届いたものは、キーレスアイリッシュフルートをミニチュアにしたような形をしています。音域や長さはティン・ホイッスルとほぼ同じです。Hammy氏はキー付きも作っているのですが、とりあえずはキー無しにしました。大事に使って入れば、後からボディだけ交換もしてくれるとのことです。
アイリッシュ・ピッコロとでも呼ぼうかな?
アイリッシュ・フルートとの長さの比較はこんな感じです。
楽器の名前がいろいろと出ましたが、音域別に整理すると、こんな感じです。
音域が高い: ☆縦笛☆ティン・ホイッスル 同じ音域の横笛☆アイリッシュ・ピッコロ☆
音域が低い: ☆縦笛☆ロー・ホイッスル 同じ音域の横笛☆アイリッシュ・フルート☆
今回のアイリッシュ・ピッコロの到着で、すべてがそろったわけです。このうち、セッションでよく使われるのはティン・ホイッスルとアイリッシュ・フルートです。ロー・ホイッスルやアイリッシュ・ピッコロでダンス曲をバリバリ吹く、というのは殆ど見かけません。僕は、それぞれ全てに独特の良さがあると思っているので、どんどん吹いていきたいと思っています。
せっかくなので、ピッコロのお話をしましょう。
アイルランド音楽で、ピッコロはめったに使われることがありません。笛としてはティン・ホイッスルか、アイリッシュ・フルートを使うのが一般的です。それは、ピッコロは伝統音楽の中ではなくて、軍隊の鼓笛隊として使われてきたからです。
日本では鼓笛隊というとラッパを思い浮かべますが、あちらではバグパイプ又はファイフと、スネアドラムで組織します。ファイフというのは、B bくらいの、ピッコロよりやや大きなサイズの木の横笛です。こういった鼓笛隊を、fife & Drum bandといいます。したがって、伝統音楽とは違った文脈でピッコロが使われてきました。
しかし、年配世代では、ピッコロを使う名人も珍しくなかったようです。John Doonanという人は、録音でフルートとピッコロの両方を使っています。現代では、Chris Norman氏やSkip Healy氏、Harry Bradley氏が効果的にピッコロを使っていますね。
以前、Sweet Heartのピッコロを持っていたのですが、2オクターブ目が非常に音痴で、使い物にならず、お借りした同ファイフを吹いていました。どちらもD管ですが、Sweetheartではピッコロは円錐、ファイフは円筒のようです。ファイフにしても、やはり音程を取るのが難しく、結局は吹かなくなってしまいました。そこで、Hammy氏に注文をしたわけです。
ほか、僕の知っている限りの、ピッコロを作っているメーカー。
Sweetheart
Skip Healy
Terry McGee
Hammy氏のは、歌口が今吹いているアイリッシュ・フルートよりも幅広で楕円形で、チューニングスライドやクラウン(エンドキャップ)がきちんと付いているしっかりしたつくりです。吹いた感想ですが、2オクターブ目は当たりにくいものの心配していた音程はかなり良い感じです。しかし、相当時間練習しないと慣れないだろうなあ…とも思います。3オクターブ目以上は、かなり暴力的な大音響です。
ティン・ホイッスルとは同じ音域なのですが、ティン・ホイッスルとは比べ物にならないくらいパワフルで、おそらくアイルランドの楽器のなかではアコーディオンと並んで最大音量と言っても過言ではないかもしれません。
今後、セッションやライブでどんどん活用していきたいと思います。ご期待ください!
ルネサンス音楽の楽器
2008年5月 7日 03:50
インターネットで遊ぶのが好きで、ついつい時間を浪費してしまいます。遊ぶといっても、ゲームとか掲示板とかではなく、もっぱら音楽の調べ物をするのが好きです。
昨日はルネサンスの舞曲について調べていました。
googleとダウンロード支援ソフトを使えば、サイトの音源や楽譜データをピンポイントで抽出できます。手作業で一個一個ダウンロードするのとは比べ物にならないほど効率的ですが、ここでは余り書けないので、興味のある方は僕に直接聞いてみてください。昨日は、無料で公開しているサイトから数百枚もの楽譜をゲットしました。印刷して、いずれ練習してみたいと思っています。
さてルネサンスというと、日本では戦国時代~安土桃山時代。当時のヨーロッパでは、今はもう見ることも出来ないような楽器がいろいろと演奏されていたようですが、どんな曲が演奏されていたのか、詳しいことはあまりよく分かっていないようです。「クラシック」音楽といわれるのはバッハ以降近代までの音楽を指すことが多く、僕の興味のあるバロックやルネサンスは、学校の音楽の先生も殆ど知らないかなりマニアックなジャンルと言えるでしょう。
楽器のほとんどはバロック時代に新たな楽器が登場し、淘汰されてしまったのですが、こちら のサイトでは、そんな時代の楽器を写真・解説・サンプル音源で知ることができます。見た目的にも面白い楽器が多いので、ぜひ行ってみてください。
ルネサンス時代のアイルランドでは、どんな音楽が演奏されていたのでしょうか。おそらくは、現代のリールやジグなどのアイルランド音楽とは殆ど無関係の音楽だったではと推察されます。アイルランドの舞曲は、殆どがバロック時代~19世紀に発生したものだからです。
そういう意味では、クラシック(英語で「古典」という意味)もアイルランドの「伝統」音楽も、実は400年くらい前までを指していて、それ以上古い伝統は範疇外になるところが、興味深いですね。
ルネサンスのことは、また機会があればご紹介したいと思っています。
country dance③
2008年5月 3日 21:24
ここで、古楽系カントリーダンスのバンドを紹介しましょう。
一番好きなのは、Chris Norman氏の参加しているThe Baltimore Consort 。
リュート、シターン、ヴィオール、リコーダー、バグパイプ、フルートと歌等の編成で、16~18世紀の流行曲を演奏するバンドで、スコットランドやアイルランド、イングランド、フランスの古いバラードやダンス音楽を取り上げてもいます。古楽と民謡のクロスオーヴァーとして、かなりクオリティが高く、クラシック音楽になじみの薄い※フォーク音楽ファンにとっても、とっかかりとしてお勧めです。
※ここで言うフォークは、現代のケルトやヨーロッパの民族音楽のこと。
アイルランド編はこれ。かなり脚色が入っていますが、現代のアイリッシュ・セッションでも演奏しているような曲を古楽器編成で演奏しています。
The Mad Buckgoat: Ancient Music of Ireland
イングランド編はこれ。プレイフォードの名曲がずらっと、とても良いアレンジで収録されています。
A Trip to Killburn:Playford Tunes and their Ballads
スコットランド編はこれ。古いスコットランドのリュート曲やバラードなどが収録されています。マーチやストラススペイはまだ演奏されていない頃なのでしょうか、そのあたりは入っていません。
Adew Dundee: Early Music of Scotland
こちら では、クリスマス向けにメンバーが出演したラジオがそのまま聴けるほか、各楽器のソロを試聴できたりと、面白いです。
今はメンバーが交代し、歌手のCuster LaRueとフルートのChris Normanは引退したようです。二人とも、非常に良かったので残念。
CDのスリーブノーツを読むと、彼らの参考にした楽譜集の名前が掲載されています。昔の楽譜集は、マニュスクリプトとか、~コレクションと題されたものが多く、どこで手に入るのかわかりませんが、非常に興味があります。
今日は話題が古楽にそれてしまいましたが、まだ続きます。
Country Dance①
2008年5月 1日 08:00
アメリカのバンドやミュージシャンに、最近興味があります。
純粋なアイルランドやスコットランドの音楽を聞くなら、本国のミュージシャンを探したほうが話は早いでしょう。一方アメリカはご存知のように多民族国家ですから、いろいろな文化の交じり合った音楽を見つけることができます。
他民族が仲良くしていくための知恵なのでしょう、ケルト、イングランド、北欧、フレンチ・カナディアンやオールドタイムなど、アメリカ白人系移民の各国の音楽をごちゃまぜに演奏し、簡単な振付けで踊る文化があります。Country DanceとかContra Danceと呼ばれる音楽とダンスで、そのなかでも特に気に入っているバンドは以前ここでご紹介したNightingale です。
こういうごちゃまぜの音楽を演奏するバンドは、どうしてもそれぞれの音楽へのアプローチが甘く、良さが中々でないものです。僕は、良いか良くないかを判断するのは、リズムだと思って聞いています。特に、アイリッシュのジグは、ちょっと譜面をかじったくらいでは雰囲気が出ないものです。Nightingale はそのあたりが実に上手いです。
さて、country danceのための曲集も出ていて、中でもすばらしいのがPortland Collection。
ケルトやフレンチカナディアン、オールドタイムの名曲が、数百曲収集されています。その一部を演奏した別売CDもありますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。
いつか、アメリカのCountry Danceのセッションに参加したり、自分で主催してみたいものです。
アイリッシュ・フルート協奏曲
2008年4月27日 08:18
昨日は、結婚披露宴での演奏のあと、クラシック通のとある知人をたずねてきました。最近19世紀以降の器楽協奏曲を集中的に聴いています。特にヴァイオリンとチェロに興味があります。最近気に入っているのはパガニーニのヴァイオリン協奏曲、エルガーのチェロ協奏曲です。そこで、彼におすすめのCDがあるか聞いたところ、CDを買わなくてもyou tubeに歴史的な名演がいくらでもあるよ、とのことでした。
そして紹介頂いたのが、20世紀の作曲家プロコフィエフ。演奏はHiraly Hahnという女性ヴァイオリニストです。
----you tube動画が削除されてしまいました。
もう、これを見てぶったまげました。この女性の鬼気迫る音楽性、それにオーケストラのカッコいいこと。今まで小編成の音楽ばかりやってきたためにオーケストラはそれほど興味が無かったのに、本当に惹きつけられました。
実は、アイリッシュ・フルートを使ってこのような協奏曲を作曲できないかなと思っています。ケルトのメロディを随所にちりばめつつ、アイリッシュ・フルートででしか演奏できないような内容にします。クラシックの協奏曲、もうちょっとハマってみます。
追記:削除されてしまいましたので、代わりにジャクリーヌ・デュ・プレによるエルガーのチェロ協奏曲の映像を載せます。
you tube動画から その2
2008年4月17日 08:18
トレヴァー・ワイ
2008年3月20日 07:35
今日は、某音大フルート科の子たちが3名、遊びに来てくれました。
お茶をしながら、お話をしたあとは、一緒にトレヴァー・ワイの「フルート・ファンタスティック」のDVDを見ました。トレヴァー・ワイはイギリスのフルート奏者/講師で、今は世界中でのレッスンを主な活動にしているようです。音程やアーディキュレーションなどの項目別に発売されている彼の教則本は参考のために時々使っています。イギリス人らしいユーモアや、イギリス伝統音楽の要素が含まれていて、アイリッシュ奏者としては親しみを覚えます。
「フルート・ファンタスティック」は、トレヴァーが殆ど趣味!?でやっている、世界の様々なフルートを駆使したショウで、クラシックの素材(ヴェニスの謝肉祭やチャイコフスキー、リストなど)を編曲し、沢山の笛を吹くというもの。まさに、一人「万笛博覧会」状態です。
トレヴァーのショウが、来週京都のネイブであります。
Butter Dogsが出演した大阪のKnaveとは関係のないようです。
トレヴァー・ワイ コンサート「フルート・ファンタスティック!」
http://twseminar.hp.infoseek.co.jp/page4/page4.html
日時:2008年3月24日(月)19:00-
共演:倉田優(フルート)、鈴木華重子(ピアノ)
会場:音楽空間ネイヴ 会場案内
料金:\2,000
リゴレット・ファンタジー(ドップラー)、他フルートソロ・デュオ曲
58もの笛を駆使した『ヴェニスの謝肉祭変奏曲』
問い合わせ:
・トレヴァー・ワイ フルートセミナー実行委員会
email: twseminar@gmail.com
(迷惑メール対策のため、件名か本文に「フルート」又は「ワイ」を含めてください。)
・音楽空間ネイヴ(email: m-s.nave@image.ocn.ne.jp tel: 075-762-5549)
京都公演は託児サービスあり(\500、要予約、予約は音楽空間ネイヴへ)
DVDを見ながら、世界的なクラシック奏者でありながら、エンターテイナーとしても素晴らしい彼をまた好きになりました。
その後は僕が編曲したアイリッシュの3重奏を吹いてもらったり、テレマンのフルートソナタを合わせてもらったり、彼女たちの練習しているフルート曲を吹いて見せてもらったりと、楽しい会でした。
ハンガリーのフランツ・ドップラー(1821- 1883)作のフルートデュオ曲を聴かせて貰いましたが、すごく華麗で、技巧がちりばめられていて素晴らしかったです。彼が活躍したであろう時代は、おそらくモダンフルートが既に定着していた頃だと思いますが、きっと新しい機能的なフルートのために、わくわくしながら書いたことでしょう。
いつか、多健式フルートで19世紀の曲に挑戦してみたいものです。ターゲットは、シューベルトのTrokne Blumen」です。ヴァリエーションの曲なのですが、雰囲気がとても好きなのです。
来週はトレヴァー・ワイに会いに行きたいけれど、コンサートで広島にいっております。
ぜひ、皆さん見に行ってみてください。きっと楽しめることでしょう!
Boxwood 2008 Canada
2008年2月28日 08:09
今年のBoxwood festivalの案内が来ました。Boxwoodは、Chris Norman氏が主催するアイリッシュ・フルートを中心とした音楽フェスティバルです。
July 19 - July 25, 2008 Lunenburg, Nova Scotia
* Brian FINNEGAN - Irish whistle, flute
* Adrianne GREENBAUM - Klezmer flute
* Chris NORMAN - director, traditional & early flutes, small pipes
* David GREENBERG - Cape Breton & baroque violin
* Rod GARNETT- flute fundamentals, ethnic flutes
* Gilles PLANTE - recorder, bagpipe, baroque & renaissance flute
* Pierre CHARTRAND - stepdance, bones, bodhran
* William COULTER - guitar
* Betsy MacMILLAN - viola da gamba, ensembles
* David McGUINNESS - harpsichord, piano, harmonium, listening
* Robert BIGIO - flute maker, scholar and author
* Edmund BROWNLESS - bel canto voice, shape note singing
* Anne-Marie GARDETTE - renaissance & baroque dance
http://www.boxwood.org/
今年はflookのホイッスル奏者のBrian Finneganが参加するんですね!
去年はルナサのkevin Crawford、おととしはKornogのJean-mIchel Veillonでした。
過去には、Mary BerginやJune McCormacなど、アイリッシュ・フルートやティン・ホイッスルの
世界ではかなり知られた人ばかり。インド音楽の巨匠 Hariprasad Chaurasiaのときもありましたね。いったいどうやって呼んでいるんだろう!?
いつか、カナダ行きたいなあ~。今年は無理かなあ。
万笛博覧会もいつか、このように有名人にも来て貰えるようになりたいものです。
ラドクリフ・システム
2008年2月 2日 08:13
昨日、友人がRadcliffe system fluteを手に入れたというので、みせてもらった。
右がクリス・アベルのベーム・フルート、左がラドクリフ・フルート。ラドクリフ式というのは、John R. Radcliff (1843?1917)という人が1870年に開発したフルート。詳しくはこちら
をご覧下さい。
アイリッシュ奏者では、Paddy Cartyが演奏していたことで知られている。この楽器の特徴は、いわゆるアイリッシュフルートであるRudall & Rose 8鍵と、ベーム式との中間のようなシステムで、Fナチュラルの運指は多鍵フルートと全く一緒。つまり、右手人差し指の音はFではなく、Fisになる。
ベーム式とはかなり異なるので、熟練するにはかなりの時間が必要になりそうだけれど、East Galwayの演奏スタイルを追求したい場合は考えてもよいかもしれない。
彼は、安かったので、半分は勉強目的、半分は投資目的で購入したとの事。
キクラ・テメンシス
2008年1月27日 08:43
東京のプログレを中心に扱うポセイドン・レーベルから、サンプル盤を送っていただきました。
キクラ・テメンシス という日本人のバンド。
帯には「独自なブリティッシュ系サウンドを聴かせるフルート・ロック・バンド」とのコピーがあります。
さっそく拝聴しました。ブリティシュ・ロックらしさは私にはよくわかりませんが、ジェスロ・タルのサウンドに慣れ親しんでいたので、それに近いものを感じ、非常に楽しめました。シンセサイザーと生ドラムの上でフルートが緻密に作られた変拍子の曲を吹く、というスタイルです。全曲インストで、ジャンル的にはプログレになるのでしょうが、高度なプログレでありつつも馴染みのない方にも聴きやすそうなのは、フルートという楽器ゆえかな?
ホームページで試聴が出来ますので、一度聴いてみてください。
ポセイドン・レーベルさん、ありがとうございました!
Butter Dogs動画
2008年1月22日 08:10
Overton whistleほしいひといます?
2008年1月20日 08:54
Overtonホイッスルの共同購入に乗る方いませんか。
個別に注文するよりは送料分が安くなるかと思います。
注文可能な在庫は ティンD管、アルトF管、ローD管 すべてチューナブル各1本です。
先着順です。価格表などはこちらをご覧下さい。
overton
火曜日に締め切ります。
※F管売れました 1/20 sun 13:54
お気に入りアルバム紹介
2008年1月12日 22:45
今月のE-Musicでダウンロードしたアルバム2枚
Alasdair Fraser & Natalie Haas"In the MOMENT"
僕の世界で1番好きな!?フィドラーのArasdair Fraserの新作です。前作に続き、チェロのNatalie Haasとのデュオが中心となっています。とにかくかっこいい、美しいのでぜひ試聴してみてください。
僕はとってもインスピレーションを受けています。今度のソロ・ライブでも彼の演奏している曲は多数吹きます。
Nightingale"The Coming Dawn"
アメリカのバンドで、アイリッシュというわけではないのですが、フレンチカナディアン(ケベック)、スコットランド、アイルランドなどを幅広く、とても洗練されたテイストで演奏しています。"Three"というアルバムの持っている雰囲気がとても好きでしたので、かなり期待しています。
本当に、ここ数ヶ月で音楽の好みが変化してきて笛以外の演奏から触発されることが多くなりました。
ここにあげたアルバムの入手先は、E-musicが安くて確実ですが、データではなく現物がほしい方はリンクをご参照ください。
The Ivory Horo
2007年12月29日 17:57
OB会で演奏した自作曲です。ブルガリアの音楽にちょっと影響を受けています。
MIDIの演奏音源はこちら
最近のyou tubeより。
2007年12月22日 08:40
Doug Tipple flute
2007年12月17日 23:25
最近、輸入代行で初めて仕入れたメーカーのご紹介をします。
アメリカのDoug Tippleというメーカーで、PVC樹脂(プラスチック)のフルートを作っています。
サイズは色々あり、価格帯は1万円前後と手ごろですが、円筒管、チューナブルで、右手管がオフセット可能(つまり、指穴が一直線では手の届かない人にも持ちやすい)。
イントネーションにやや苦労しますが、厳密なピッチを求められない演奏であれば十分なレベルです。
吹奏感は結構よく、タンギングにも良く反応してくれます。この価格帯ならば、ティクソンのPVCよりも僕はおすすめしますね。
同価格帯ではPatrick Olwellの竹フルート(現在は生産中止)が最高のコストパフォーマンスだと思いますが、これは予約してから1年以上は待ちましたから、今すぐアイリッシュ・フルートを始めたい人には中々良いですよ。
テスト演奏を送ったら、載せたいとのことだったのでOKしました。
こちら で聴けます。
MDで適当に録音しただけなので、ちょっと恥ずかしいけど。
先日もコンサート後にフルーティストの方から、アイリッシュに興味があるのだけど、楽器はどうしたら?という質問を頂きました。
入れてほしいフルートがあれば、喜んでお手伝いしますよ!
お気軽にご相談ください。
音楽ファイル 変換ソフト
2007年12月11日 06:00
我が家には昔は山積みのCDにMDにカセットテープがあったのですが、ある頃から音楽環境を全面的に変えました。
CDはすべてパソコンに取り込んでMP3プレーヤーで聴き、余り重要ではないCDは手放すようにしました。現在CDはコンテナ1箱分にまで減っています。ライブを録音したり借りたCDをダビングしたりしていたMDは逐次MP3に取り込んで、以前300枚はあったであろうMDはもう20枚くらいになりました。カセットも同様の方法でMP3にし、処分しました。これで劇的に荷物は減ったし、外で聴きたい音楽はいつでも持ち出せるし、音楽の検索や整理も容易になりました。以前は友人が遊びに来たときなどはCDを探すのに手間取ったものです…こういうシチュエーションは一切なくなりましたね。確かにCDに比べ音質は落ちますが、僕の場合は利点の方がはるかに大きく感じられます。
自分のライブを録音するのに使っていたMDは、Hi-MDに買い換えて、パソコンにWAVEファイルとして転送できるようにしましたので、MDカセットがたまっていくこともなくなりました。
ところが、WAVEファイルは容量が大きいため、圧縮して保存する必要があります。また、WMAをMP3に変換したい場合もあり、このようなときに、Switchというソフトが重宝していました。
http://www.nch.com.au/switch/
一括でファイル変化が自在にできるこのソフトは大変便利でしたが、シェアウェアのため試用期間を過ぎるとお金を払わねばなりません。お世話になっているから払おうかな…と思ったとき、検索でこんなソフトが見つかりました。
http://kkkkk.net/?key=soft
LIFEというフリーソフトのコンバーターです。MP3 ←→ WAVEの変換が出来、また、MP3ヴォリュームチェンジャーを使えば、MP3をAIFFに変換して、Wave Labなどのソフトで、必要な部分を切り貼りしたり、速度やピッチの変更などの加工をすることもできます。
http://kkkkk.net/?key=soft.kmvc
これでシェアウェアを買わずに済ませられそうです。
Scottich Companion
2007年12月10日 07:38
先週土曜日は、相模原にお住まいのハープ奏者の方のご自宅にお世話になりました。ご夫婦でスコットランドに滞在されていた経験がおありで、そこで奥様はダンスを、旦那様はハープとフルートを習得されました。日本でも数少ないスコティッシュ音楽のダンサー、演奏家です。
僕は数年来スコティッシュ音楽が好きで、自分なりに聴いたり演奏したりしてきましたが、関西にはスコティッシュ・ファンは少なく、演奏できる人も殆どいない状況です。
今回は旦那様からはストラススペイのアクセントや、曲のルーツについての貴重なお話を聴くことができました。例えば、アイリッシュファンにも良く演奏されているGive me your handという曲は、大変古いルーツがあります。
これはRory Dallという17cのハープ奏者による曲ですが、スコットランドの曲だと思っていたのですが彼はアイルランド人とのことです。しかし、James Oswaldという18cの作曲家の作品にでてくる"Rory Dall's port"のRory Dallは、同姓同名のスコットランド人。混同されがちなんだそうです。
こちら にちょっとした紹介が載っています。
それから、スコットランドのフィドル音楽に関する曲集や書籍をたくさんお持ちで、良い曲をいくつか教えていただきました。この方の選曲は、本当にすばらしい選択眼をお持ちです。以前紹介して頂いた曲は、僕にとっては一生大切に弾いていきたいと思える名曲になりました。こういう方の選曲は、時代を超えて愛されるべき名曲で、本当に信頼できるものです。逆に、ただ流行っていたり手が込んでいるという理由で曲を選んでいる人の選曲は、その場限りであてにならないものです…。
そして、ハープでも合奏して頂いたりし、楽しい時間をすごさせていただきました。
ますますスコットランド・アイルランドの古い音楽について掘り下げる意欲が湧いてきました。
最後に、晩にご馳走になった奥様がスコットランド滞在時代にご友人のパキスタン人から習ったという野菜たっぷりのカレー、そして朝食の「くず野菜のスープ」(←旦那様はこの名前にこだわっているけれど、奥様は「くずって呼ばないで」とのことでした、笑)も絶品の美味しさでした。
音楽とお料理に満たされた、とても幸せな日でした。
格安のバッハ全曲集!!
2007年12月 6日 00:45
今日は、友人との晩餐の前に、京都のタワレコに寄ってきました。タワレコって基本的に僕はあまり合わないんですが、札幌のタワレコで買ったトラヴェルソのCD2枚組がめちゃめちゃよくって、これのシリーズを探してみました。ありました、ありました。見覚えのあるロゴ。Brilliant Classicsというレーベルです。
全集のボックスセットを中心に出していて、今日はテレマンのターフェルムジーク全集4枚組2300円を購入。めちゃ安いんですよね。
で、一緒に貰ったカタログを見ていると、50枚組とか100枚組とか、とにかく箱ものにこだわりがあるレーベルのようです。
そして極めつけ!バッハ大先生の全曲集CD155枚セットです。生涯に作曲した曲のうち、楽譜の現存するものを全部つめこんだようですが、いや~これ、バッハ・ファンでなくてもつい欲しくなりませんか?
言い切れる自信あります。絶対、買っても全部は聴かないだろうと!
でも、全部MP3にしてアイポッドに入れておきたくなっちゃいますね。
↑
画像をクリックすると、HMVに飛びます。
1枚あたり100円くらいかな。お年玉で、いかがでしょう。買ったら貸してください。
キーの取り付け
2007年12月 3日 05:42
アメリカのフルートメーカーRod Cameronから、現在調整をお願いしているH.Grenserフルートの写真が届きました。もともと6キーで、Fキーは2つあるうちの短いほうしかないのだけど、長いFキーを追加で取り付けるかどうかを聞かれ、お願いすることにしました。
どうやって取り付けるんだろう?と思っていましたが、意外な方法があったようです。
写真の長いキーがそれなのですが、ピンを刺してキーを取り付けるのではなく、ブロックを「ほぞ」に埋め込み、そこにキーを取り付けました。ただし、普通削りだしでこのような「ブロック」を作るのですが、そうではないので耐久性は完全ではないのだそうです。
そのため、下の写真のように、ピンを刺して固定するかどうかの質問が来ました。フォトショップで加工して作った写真のようです。やるなあ。
僕はロングFキーを良く使うので、見た目は少々よくないですがお願いすることにしました。
さてさて、届くのがとても楽しみです。
クリス・ノーマン
2007年11月18日 17:41
Barthold Kuilken
2007年11月11日 17:33
奈加靖子 with Flare
2007年11月 8日 07:28
友人のヴォーカリストの奈加靖子さんが、メジャーデビューされました。デビューアルバムは"Wind fall"です。奈加さんは宝塚出身で、ケルトの歌を歌うという経歴の方で、これまで僕とも何度かご一緒させて頂く機会がありましたが、いよいよメジャーでの大舞台でのご活躍、とても楽しみにしています。
デビューCDではハープとヴァイオリンとのトリオで、日本でもよく知られた親しみやすい曲が多数収録されています。こちら で試聴が出来ますので、ぜひ一度聴いてみてください。
これは面白い
2007年10月15日 10:59
フィンランドのバンドだとか…?
最後、右の人のおしりが半分出ていますね。
これってコミックバンド?それともまじめなバンド?
へんなネタですみません~。
オリジナル楽器
2007年10月12日 07:53
先日、カルフォルニア在住のフルートメーカーのRod Cameronからメールが届いた。Rudall & Roseのオリジナル楽器のシリアルNo.769( Pitch=440、柘植、リング部分は象牙 ) が手に入った。修理したら使ってくれないか?とのこと。
Rudall & Roseというのは、1830年代にロンドンで発展したフルート工房で、大変優れた木製・多健式フルートを生産したが、その後おそらく50年代にベーム式フルートの生産に切り替えたため、この工房の多健式フルートは本数が少なく貴重な楽器となっている。アイリッシュ・フルートはRudall & RoseやPrattanといったメーカーのフルートがモデルになっている。
ちなみに僕の今吹いている楽器はこれの復元楽器だが、そこに音程の改良やH足部管など製作者独自の意匠を加えたものとなっている。
オリジナル楽器というのは、歴史的楽器またはピリオド楽器などとも言われるが、大昔に生産され現存する楽器のこと。Rudall & Roseは本数が少ないので本当に貴重なのです…
オリジナル楽器は時代が経っても価値が下がらず、それどころか上がるばかりだし、歴史的楽器を演奏するという正当性にもとても惹かれるものがある。なぜなら、その音色は当時の響きなのだから!
そのため、オリジナル楽器を所有することに大変興味があるものの、ひとつ気になることは、現代に生産される多健式フルートの復元楽器が、必ずしも当時のものより劣ってはいない、むしろ改良が施されて更によくなっている可能性が高いことである。
多健式フルートは19世紀初頭からロンドンやドイツ(ドレスデン等)で花開いたものの、デザインに統一規格がなく、メーカーが様々な試みをしていた。しかし、ついにその完成を見ずに、全く異なった哲学を持ったベーム式フルートが登場してしまったため、開発がストップしてしまったのだ。
ベームの登場がもう少し遅ければ、更に素晴らしい多健式フルートが完成していたかもしれない…!?
現代の復刻メーカーは、そこを更に追及して、チューニングや音色に改良を加えている。
果たして、オリジナル楽器の演奏性能はいかに。
そして、その楽器は僕の演奏する音楽にどのように使えるのだろうか。
Rodは、修理が完成したらとりあえず送ってくれるとのこと。とっても楽しみだ!
バロック・フルートの日
2007年10月 6日 13:48
先週、バロックフルートの方のおうちを尋ねました。テレマンのファンタジーで楽しみました。いやー難しい・・・。本当は日記にしようと思ったのですが、タイミングを逃したので写真だけ公開します。
気になるCD
2007年9月26日 10:49
昨晩書いた内容とちょっと矛盾するようだけれど、最近
リリースされたアイリッシュ・フルートのCDの中から気になるものを紹介します。
モダンで最先端なものもあれば、若手による正統的な
ものもあり。広く楽しむべきものはありますね。
The Magic Square "Isn't anyone going to stop them?"
ボストンのアイリッシュバンド。フルートはあのチーフテンズのMatt Molloyの息子Peter Molloy。僕は彼のアーティキュレーションやヴァリエーションがとても好きです。
Magic SquareのMy Space
Matt and Shannon Heaton "Blue Skies Above"
シカゴ拠点に活躍するMatt Heaton(ギター)とShannon Heaton(アイリッシュ・フルート)の夫婦によるアルバム。二人は歌も歌う。フルートの音色はNuala Kennedyのような女流フルーティスト?の系統を感じさせる、端正なもの。
プロフィールによると、Shannonは3歳でピアノをはじめ、7歳でナイジェリアに行き、そこでベルギー人の隣人からアイリッシュ・フルートを習いはじめたのだとか。とてもインターナショナルな経歴ですね。
Matt & Shannon Heatonのマイスペース
Sharon Shannon "Renegade"
アコーディオンのSharon Shannonによる最新作で、前作Mike McGoldrickらとの"Tunes"につづくもの。いろんな国の音楽を雑食的にポップに演奏するSharon Shannonのトラディショナルでアコースティック回帰路線だが、今回のコンセプトはレゲエ調なのだろうか?
Mikeの即興的変奏やリズムのフェイクはいつも楽しく聴いています。あと、彼のアイリッシュ・フルートの音色は本当に傑出していますね。
Nuala Kennedy "New Shoes"
スコットランドの女流アイリッシュ・フルート奏者Nuala Keneddyによるソロ・アルバム。彼女はエディンバラを拠点に、Fine Friday やHalem Scaremといったスコットランド系バンドで活躍しており、カナダのケープブレトン島のアーティストとの交流も盛んなよう。
スコットランドでライブを見たけれど、お茶目で女の子らしいキャラクターが演奏ににじんでいて、ドキドキしちゃいます。
説明が難しいけれど、Nuala式のシンコーペーションをよく使います。
Nauala Kennedy のマイスペース
"The Flute Players of Roscommon"
ロスコモンのフルート奏者のコンピレーション・アルバム。詳しくはじゅんさんのブログをご覧ください。
じゅんさんのブログを見ていると、他にMarcus O'Murchの2枚目やPeter HoranとGerry Harringtonのデュオ、John Wynneの新作など、僕のツボにぴったりのアルバムが多々発売されている様子。カスティーズ(アイルランドのCD屋さん)ではSeamus TanseyのLP復刻盤CDも載っていました。
うー、聴きたい!
録音してみました
2007年9月24日 13:38
素晴らしい篠笛教本
2007年9月23日 12:02
先日、万笛博覧会にて篠笛奏者でハンドルネーム・岩茸さんからお借りした篠笛の教本が素晴らしかったので、ご紹介しておきます。
イラストで見る篠笛ワークショップ―やさしい篠笛の基礎 (楽譜) 村山 二朗 (著)
出版社: 音楽之友社 (2002/10/1) ISBN-10: 4276315239
横笛を学ぶ初心者にとって難関である音の出し方をあらゆる角度で丁寧に論理的に、イラストと写真と図を合わせて総合的に学習できます。本でここまで理解しやすいものは、ほかのジャンルの横笛を見ても見当たりません。まして、モダン・フルートでは精神論すら未だにまかり通っているように思われます。
私も手元においておき、レッスンに活用したく、早速購入しました。
どんな横笛を学ぶ初学者にも薦めたい一冊です。
日本版コントラ・ダンスバンドを目指して!?
2007年9月10日 00:23
今月から西宮のカプリシカで毎週第3金曜日に、アコーディオンの吉田文夫さん、ブズーキの赤沢淳さんと一緒に演奏することになりました。このバンドでは、僕が普段いろんな音楽を聴いていて「良いな!」と思う曲をどんどん取り上げています。吉田さんからも沢山の曲を提案いただいています。
今日演奏した曲の国は、アイルランド、イングランド、スコットランド、イングリッシュ・ボーダー(イングランドとスコットランドの境界地域)、ウェールズ、フランスのブルターニュ、スペインのガリシア、カナダのケープ・ブレトン、スウェーデン、フィンランド、ブルガリア、中国。結構なじんできて、自分のものになりつつあります。このまま頑張れば日本版のコントラ・ダンス・バンドになるかも!?
アイリッシュファンの皆さんもぜひ聴きに来てください。きっと、楽しめるはずですよ。
自分の録音を聴く
2007年9月 1日 09:32
ここ数ヶ月、毎晩のように行われる自分のライブを録音して、帰り道に聴くことを習慣にしています。それまではライブ後にお酒を飲んでいい気分で帰っていたのですが、翌日にはもう昨日のことなんて殆ど覚えていません。ライブ中にミスったり、欠点に気がついても、忘れてしまうんです。それがどれほど勿体無いことか!
でも、録音を聴くようになって、客観的に聴くことができるようになりました。ライブ中に「いい演奏が出来たなあ!」と思っても、録音を聞くと自分だけ舞い上がって走りまくっているとか、音程に気をつけているつもりでも、後から聴くとすごく音痴だったり。理想と現実のギャップをまざまざと見せられるので自分の音を聴くのは嫌いでしたが、大事なことだと思っています。
そんなわけで、帰り道にMDを聴きながら悶絶している僕がいても、不審がらないで下さい。
ザ・フルートに掲載
2007年8月30日 12:34
万笛博覧会の紹介記事が、ザ・フルート89号に掲載されました。時々家にいると、万笛博覧会のことでお問い合わせがあります。主にチケットやレッスンに関することなのですが。
今回は事務処理の負担を減らすために前売り券を発売していないので、ふたをあけてみないと入場者数の予測もつきません。ガラガラだったら大赤字!
みなさん、本当にいいイベントにしますので遊びに来てくださいね。
9月14日(金)~16日(日)
ホームページはこちら です。
アイリッシュキャンプのレポート
2007年8月27日 15:49
土日はアイリッシュ・キャンプに2年ぶりに参加してきました。
毎年、滋賀県の高島町で開催されているアイルランド音楽の
愛好家によるキャンプで、今年は80人ほどが参加しました。
僕は嫁さんと2人で車をレンタルして朝に出発。
道がすいていたので、正午には着きました。
天気がよく、真夏の空でしたが、山の上のキャンプ場は
ひんやりしていました。
今年はアコーディオン吉田文夫さんとのコンサート、
中古CD店の出店や、 ティンホイッスル&アイリッシュフルートの
レッスンと出番がたくさん。
早く着いたのでキャンプ場のそばの滝を見に登山したら、
思ったよりも遠くて途中で断念。
たくさん汗をかいたので、シャワーを浴びてすっきり。
コンサートでは、吉田さんとはあえてアイリッシュを
演奏せず、最近二人で演奏しているイングリッシュ・モリス、
ブルトン、ウェリシュ、ブルガリア曲などを演奏しました。
アイリッシュは大好きだけれど、みんな晩に沢山聞くだろうしね。
名古屋のシンガーの西脇さんからは直前にお誘いをうけて、
急遽ゲスト参加。フィドルのkeiさんと3人で演奏しました。
夕方に車を運転して、ちょっとした広場に駐車して美しい
棚田を眺めながらおにぎりを食べていたら、おばちゃんに
怒られてしまった。私有地だったのね、ごめんなさい。
出展では同じく店をしていたあっしー君、吉田さんに僕の
リハビリにつきあってもらって、楽譜を見ながらの並列
セッション。めっちゃ離れてましたね!
CDが結構売れてよかったです。
そして、こちらも結構買っちゃいました。
晩は、バンガローで朝までセッション。
途中天体観測をしたり、数人の方と濃~い話ができて
キャンプならではでした。
最後には参加者の数名の方とアイリッシュ音楽 の起源や伝播について
夜が白むまで話ができて楽しかったです。
毎年こんな感じでバンガローで寝ないので、今年は車中泊。
でも結構眠れました。
今年は飲酒はセーブしていたので、朝も楽でした。
レッスンは14人の方が受講。教え甲斐ありました。
そのあとは午後4時からの千里のカルチャー講座で
ティンホイッスルのレッスンへ。
練習用のアイリッシュフルートを持っていったら、みんな興味津々
でした。いずれはアイリッシュフルート奏者も出てくるのかなあ。
ふらふらになりつつも、車で帰宅して、今度はカプリシカ。
昨晩はお酒を一滴ものまず、さっさと眠りました。
長い一日でしたが、楽しかった!
夏の良い思い出になりました。
みなさん、ありがとうございました。
マイミクのkeiさんが西脇さんとのライブの動画を上げて
くださったので、紹介します。
リハなしの即興演奏…でもこれも楽しかった!!
配笛
2007年8月24日 10:22
昨日は万笛博覧会に出演する笛子の楊さんと、芸大スタジオで遊んできました。循環呼吸のレッスンを受けたり、6孔笛で全12調で「オースザンナ」を吹いたり、それはそれは面白い会でした。
気分はプチ笛博ですね♪
そして、楊さんが最近中国で手に入れたという3連笛子(=”配笛”パイディというらしい)を見せてもらいました。この品物は動画で見たことがあり、存在は知っていたのですが、実物を見るのは初めて。大中小の笛子が連なっており、瞬時に持ち替えが可能になりました。チョウ・ショウテイという笛吹きが発明したとのことです。
↓は配笛を吹く楊さん。
なんと、裏はこんなにシンプルです。真鍮の板をボルトで固定しただけのもの。もっとしっかりしたカーボン素材の笛ホルダーを想像していましたが、これなら自分でも作れそうですね。余り締め付けると笛にはよくないです。
これを動画で見て、ティンホイッスルやアイリッシュフルートでもできないかと思って昔に輪ゴムで試みたのですが、まずホイッスル(縦笛)は吹き口を並列にしなければ吹けないので、小さい笛を吹くときには非常にバランスが悪くなります。ただし、複数同時吹きには役立つかもしれません。
アイリッシュフルートの場合は、キーのあるフルートではまず無理ということです。しかも、円筒管ではないため、束ねたときの安定感がとても悪いです…。が、使えないというほどではありませんね。
しかし、笛子のような竹素材の軽い笛だからできるわけで、黒檀のフルートを3本も束ねると、重さはいかばかりかと思うわけです。
いま、Hammy Hamiltonのアイリッシュピッコロ?を注文しているので、それが来たらぜひ試したいところです。
循環呼吸法 応用編
2007年8月10日 10:24
先日から度々触れている循環呼吸法。
循環呼吸って何?という方に、you tubeで見つけた動画を紹介します。ただし、難易度の低いラッパ、リード楽器は除いています。
フルート お見事!
http://jp.youtube.com/watch?v=4ddSSx7HsH0
オカリナ 演奏している曲が謎ですが(笑)
http://jp.youtube.com/watch?v=hxhhvN9oIhM
リンベ 2:45くらいから。モンゴル人の標準装備ですね!
http://jp.youtube.com/watch?v=Kegv_ZU09-c
循環呼吸法は、クラシックのメソードでも紹介されている管楽器奏者にとっては認知度の高い奏法で、誰でも習得ができるはずですが、まだまだ浸透していないのが残念です。
今回は、ダンス曲で応用してみました。
・Waltz "South Wind"
・Jig "Kesh"
・Reel "Silver Spear"
のメドレー。
http://www.irishflute.info/mp3/circular.mp3
聴いておわかりになるでしょうが、呼吸が長続きする以外は、演奏そのものは非常にへたっぴになってしまう。 次に克服するべき問題点は
①タンギングをほとんど使用しないで演奏したため、アーティキュレーションが指だのみなってしまうので リズムが悪くなる。
②息圧が安定しないため、音がひっくりかえったり、音程が不安定になる。
の2点でしょう。
①に関していていえば、通常のタンギングを使った演奏状態から、循環呼吸状態にスムーズにスイッチすることが必要になる。
②については、これは練習あるのみとしか言えない。 ホイッスルの低音は息圧をかなり下げないといけないので、低音域での循環呼吸は注意を要する。
今回の収穫は、ロングトーンだけではなく、指が細かく動いている状態でも、呼吸と運指を切り離して考えることで循環呼吸が可能になるということです。
循環呼吸はどうも「奇人変人」「アクロバット」「一発芸」みたいに受け止められることが多いし、それを期待している演奏者が多いのも事実です。
しかし、インドネシアのスリンやアボリジニーの演奏するディジュリドゥをあげるまでもなく、循環呼吸は管楽器演奏にとってとても重要な呼吸法だと思いますし、ましてバグパイプ奏法が模範とされるアイリッシュの演奏でフィンガー・アーティキュレーションやフィンガー・ヴィブラートが用いられるのに循環呼吸のみが用いられないのはむしろ不思議です。
管楽器奏者の皆さん、循環呼吸をもっと普及させましょう!!
一噌流Mason's Apron
2007年7月20日 18:13
今日音階練習していて思いついた悪ふざけなんですけど…
能管奏者で指がめっちゃ速い一噌幸弘さんっていう人が
いるのですが、一方、アイリッシュフルートの名曲で
Mason's apronっていう曲があって、エンディングが
短いトリルの連続で下降していくんです。
もし一噌さんがMason's apronを吹いたら…。
マニアックなネタですみません。
http://irishflute.info/mp3/mason.mp3
アイリッシュフルートとお腹の支え
2007年7月18日 06:47
最近、基礎練習に力を入れる中で、アイリッシュフルートの演奏で、クラシックフルートのトレーニングでいうところの「お腹の支え」の重要性に気がついた。クラシックフルートのロングトーン練習では、一定の音程と音色、音量を持続しながら息が切れるまで良い音を保つことが要求される。簡単に言うと、息の最初から最後まで音色を統一する、ということになる。その訓練を低音域から高音域まで行う。
アイリッシュ演奏においては、速い運指に意識が集中して、息の部分が軽視されてしまいがちだ。息が乱れると音色の安定感が損なわれてしまう。したがって低音域がすかすかになる、かすれる、息が切れやすいなどの問題が出てきてしまう。
「お腹の支え」を使う、つまり胸郭を息継ぎの瞬間まで下げずに、息への圧力をかけ続けることでもっと安定した演奏が可能になるのではないか。そして息が安定すると返って運指に集中できるようになるのではないだろうか。特に息の安定が求められるパイピング・スタイルにはとても大事なことのように思う。
音色が安定すると、もうひとつ良いことがある。息から音への変換効率が上がるので、ブレスの回数が少なくなりフレーズが伸びる。前は2パートのリールであれば8回くらいブレスが必要だったものが5回ないし4回くらいになってきた。アイリッシュプレーヤーにも、毎日のロングトーンはぜひともお勧めしたい。
循環呼吸を使ってみた
2007年7月 9日 11:51
昨日書いた循環呼吸の話、その2。
いろいろな笛で試してみたけれど、ティンホイッスル < ローホイッスル << フルート の順番に難易度があがるようだ。
ティンホイッスルのほうが息圧が高く、消費量が少ないので効率よく呼吸できるのに対し、ローホイッスルは息の安定ができないと音がひっくり返りやすい。さらに、ホイッスル系は息圧が落ちなければ頬を膨らませてもアンブシュアが崩れないのだが、フルートはアンブシュアを崩すことなしに頬を膨らます、または頬を膨らませないで喉で息をためなければならない。
昨日の段階ではロングトーン、またはトリルでしか循環呼吸できなかったのだが、今日練習してみたらスローな曲や長い音符のある曲では循環呼吸が可能なことに気づき、練習してみた。
http://www.irishflute.info/sound/circular.mp3
バグパイプの曲を演奏したら、それなり雰囲気が出て面白い!
息の継ぎ目が「シュコ、シュコ」いっていて、イリアン・パイプスの「フイゴ」のようだけど、
ライブ会場でマイクで楽音だけ拾えば目立たないかな?
次の目標は、どこで息を吸っているのかがわからないくらい静かにできること!
この演奏ではタンギングを一切使わずに、それこそパイプのように指でアーティキュレーションをして演奏しているが、その後、息を吸う場所でタンギングさえしなければ、タンギングを使った曲での循環呼吸も可能なことがわかった。後日また演奏をアップします。
最終目標はリールやジグをノン・ブレスで吹くこと。
ホイッスルに関しては、毎日1時間練習したらあと1週間で完成しそうです。
循環呼吸法
2007年7月 9日 02:04
最近ローホイッスルで循環呼吸が出来るようになってきた!!
最近フルートでも(高音域のみ)出来てきた。
ただし、指が動くと集中できなくなってだめなので
当分ロングトーンとかトリルとかでしか使えなさそう。
原理的には指を何をやっていても循環呼吸できるはずだけど
アイリッシュの場合ブレスとリズムが一体化しているので、
切り離して考えるのに時間がかかりそう。
そのうち、バグパイプみたいにノンブレスでダンスチューンを
吹きます。
※Wikipediaより引用。
循環呼吸(じゅんかんこきゅう)は、管楽器の奏法の一つである。人間の呼吸器の構造上、途中の息継ぎなしに長く息を吐き続けることは不可能だが、循環呼吸はあたかもこれを実現しているかのようにみせる演奏技法である。この技術によって長時間途切れず息を吐き続けること、すなわち長い音符やフレーズを途切れることなく長時間演奏することが可能になる。
①スコティッシュ ②音程について
2007年5月14日 09:30
先週土曜日は、芦屋のバーにて「スコティッシュ・ナイト」と名づけられたコンサートにハープの今尾さん、アコーディオンの吉田さんと出演。初めてのスコットランド曲中心のコンサートで、満員のお客様に来て頂きました。バーの常連のお客様で予約が多かったためあまり宣伝もせず、クローズドなコンサートでした。
今回の出演者3人は普段はアイリッシュを演奏していますが、実はそれぞれにスコットランド探訪体験があり、今回はせっかくの機会ということで、それぞれのレパートリーを持ち寄りました。おかげでお気に入りの曲にたくさん出会えました。
今年から美容室ライブでご一緒いただいているピアニストの上原さんも、アイリッシュよりはスコティッシュのほうが好き!という方で、1年間かけてスコティッシュレパートリーの開拓にとりくんでいます。
そして昨晩はフィドル奏者の大森さんとご一緒させてもらいました。大森さんもスコティッシュ・ダンスの伴奏をされているので、ストラスペイなどいくつかのスコットランド曲を演奏しました。
なんだか最近スコティッシュづいています。こんな感じで関西のスコティッシュシーンも盛り上がっていけば面白いなあと。
さて、アコーディオンとご一緒する機会が多くなり、笛の音程に特に気をつけようと思っている今日このごろです。何しろアコーディオンはすべての音が平均律で、音程が変わらないので(ですよね?)、笛のちょっとしたズレが非常に目だってしまいます。
安価なティンホイッスルや「アイリッシュ」フルートは音程が甘く、完璧に平均律にあわせようとすると苦労することと思われます。
フランスのアイリッシュフルート奏者Sylvain Barouも、「アコーディオンと一緒に演奏する機会が多いので音程のよい笛を」とメーカーに注文していたそうです。
笛にはスライド、ヴィブラートなど音程を揺らす独特の奏法があるのですが、アコーディオンと演奏する時にはあまり使わないほうがよいのかなと思いました。好みにもよるでしょうが、二つの旋律がピッタリと合っているほうが私は気持ちよく感じるようです。もうちょっと研究したいと思っています。
【音源つき】トラヴェルソ・デビューコンサートの模様
2007年4月 8日 00:50
今日はアンサンブル・トリーヌとの練習日。ひととおり復習をして先月22日のコンサートの録音を聴き返しました。その中から5曲を公開します。サーバーの都合上、すぐ消してしまうかもしれません。
このバンドで参加させて戴くときは、バロックとフォークの融合を目指しています。みなさんと合わせてるとき、とても気持ちよいんですよ。こんなに早くにトラヴェルソ・デビューが出来て感激です。トリーヌのみなさん、ありがとうございます。
1曲目:イギリスのプレイフォード曲集からBlack and Gray
http://www.geocities.jp/six_holes_flute/sound/black.mp3
2曲目:アイルランドのオキャロランの"Lord Galway's Lamentation"
http://www.geocities.jp/six_holes_flute/sound/galway.mp3
3曲目:Mattysの"Sonata in D major"からno.3
http://www.geocities.jp/six_holes_flute/sound/mattis3.mp3
4曲目:Mattysの"Sonata in D major"からno.4
http://www.geocities.jp/six_holes_flute/sound/mattis4.mp3
5曲目:スコットランドの"Da Slocket light"
http://www.geocities.jp/six_holes_flute/sound/shetland.mp3
トラヴェルソは音程を取るのが難しい・・特に半音は厳しいです。でもがんばります。
次回の予定は決まっていませんが、またたぶんあると思います!