最近、教室に通うようになった僕の生徒さんのお話です。
その方は、6年もの間、重い病気に苦しんできたのだそうです。病名は、子宮内膜症。相当悪化していて、子宮全摘出の可能性もありつつ治療をしていました。常におなかが痛くて、鎮痛剤を何十錠も飲まないと我慢できないこともありました。
病気により精神疾患も併発して、外に出歩けなくなったり、仕事を辞めてしまったり、とても苦労されていました。ところが、ここ何か月か、歌を歌ったり、気功を始めて、徐々に症状が良くなり、そしてある時、病院に行くと、嘘のように症状が改善していたのだそうです。こんなことは、病院で初めてだと、先生に驚かれるほどでした。
その時のエピソードがすごいんです。
あるとき駅のホームで電車を待っていたんですって。すると、一人の老婦人が近づいてきて、世間話を始めました。電車に乗って、椅子に腰かけながら話を続けていると、その老婦人が、自分はガンを患っていると、告白されたそうです。そして「あなたの病気なんて、私に比べたら大したことないわよ、すぐ治るわ」と言い、電車から降りて行ったのだそうです。
病気のことなど、こちらから一言も言っていないのに・・・。
病院で、完治したことを告げられるちょっと前のことでした。
別の生徒さんのお話。
僕のブログを読んで、再来年にアメリカで音楽活動をしたいと思っていることを知り寂しく思った時、偶然、忘れかけていたポストカードコレクションの中に深井和子さんの言葉を見つけたのだそうです。
「本当の出会いに別れはこない」
これもシンクロニシティかな、とメールを頂きました。引き寄せたんだと思いますよ!
人間の脳って、あることを思い描いていると、それを引き寄せることがあります。悩んでいるときにたまたま読んでいた本や映画にヒントを貰ったり。普段なら何も感じることはないような場面が、その時の心の状態にはぴったり来ることってあります。
最後に、僕の身近な人に起きた、ちょっとした変化を紹介します。
立花駅に、若いお兄さんとお母さんがしている花屋さんがあって、毎月2回、教室の玄関に飾るお花を買っています。とても豪華で綺麗な花束を、信じられないほど良心的な値段で譲ってくださるのです。

去年は、万笛博覧会のコンサート会場に飾る花束を注文したところ、会場まで花束を運んで頂き、何度も花の入れ替えに来てくださいました。
先月、花束を取りに行ったところ、お店のカウンターにヴァイオリンケースが置いてありました。

お兄さんが留守だったので、お母さんに聞いたところ、万笛博覧会以来、音楽の魅力にひかれて、かねてから演奏してみたかったヴァイオリンを習い始めたんだそうです。「今日はお稽古の日なので、お店が暇な時に練習をして、早めに仕事を切り上げて稽古に行くんですよ」と、お母さんも嬉しそう。
人と人が出会い、結びつき、人生にちょっとした変化を与えあうことの不思議、素晴らしさよ。