昨日、ミュージシャン仲間が最近手に入れたティン・ホイッスルを吹かせてもらう機会があった。国内では使っている人がほとんどおらず、僕もまったくノーマークのメーカーだ。
彼から、この楽器のことは内緒にしてほしい、と頼まれたので、詳細は書けないけれど、僕の中でティン・ホイッスルという楽器の概念が転覆した、といってもいいほどの衝撃的な楽器だった。1本数万円、キー無しフルート並の値段がする。
音色には「ティン・ホイッスル」が持っている民族的な雰囲気はなく、ルネサンス・リコーダーのよう。つやがあり、まろやかで、明朗。しかも、音程が素晴らしく良い。
これまでいろいろなティン・ホイッスルを吹いてきて、結果的に今の楽器(S.Z.B.E、Overtonのチューナブル)に落ち着いたけれど、とてもとても魅力に感じた。今の楽器でも満足はしている。しかし、あの楽器で演奏活動したら、どれほど自分にプラスになるか・・・。いつか、まとまったお金が出来たら欲しい!
ティン・ホイッスルはあなどれない。今日はバーで演奏してきたけれど、半分くらいはティン・ホイッスルを吹いたし、その曲を演奏するには、ティン・ホイッスルでなければならない理由があるのだ!
小規模のライブは伴奏者と2人の編成が多く、おかげ様で好きな調の楽器を選べる。今日は縦横4本ずつの、それぞれ調の異なる楽器を吹いた。木製、竹製、金属製、プラスチック製、素材もいろいろ。楽器が増えることは、それぞれの楽器に使える時間も限られてくることを意味する。どれも愛着があるのに、ジレンマである。
こういう昔の演奏を聴くと、ティン・ホイッスルにそこまでこだわるのはどうか、という考えも浮かんでくるのだが・・・