今日は、昼のカルチャー講座だけで午後はフリーだったので、近くのレンタルビデオ店でビデオを借り、自宅で見ることにした。
2本借りたうちの1本は、ゴア前アメリカ副大統領が環境問題を告発した講演ビデオである「
不都合な真実」。ゴアさんは、学生時代から環境問題、特に地球温暖化に取り組み、このビデオ発表のあと、ノーベル平和賞を授与されている。
わが国では、環境問題を啓発する番組が毎週放映されていたり、エコ、エコと企業も盛んにCMをしており、意識は高まっているのかもしれない。しかし、京都議定書に批准しなかったアメリカでは、温暖化は科学者の妄想で、現実にはありえない、とされているそうだ。
本作品では、大気中のCO2の増加による氷河や極地域の氷の消滅、海面上昇、かんばつ、ハリケーンなど、地球規模のシステムを豊富な資料でゴアさん自ら講演するスタイルを取っていて、わかりやすい。特に、中高生には強くお勧めしたい。
なお、このDVDについては、下記のような問題点が指摘されている。
以下、livedoor newsより引用
《イギリス教育機関が公立の小中学校に教材として映画「不都合な真実」を配布しようとしたところ、生徒の親が「作品の内容に科学的にウソがある」と訴えを起
こす。そして、その訴えに対し英高等法院は9つの科学的な間違いを指摘した上で教材として利用する場合、部分、部分に注釈を与えるよう指示を出したのだ。》 引用終わり
このことを加味しても十分価値のあるビデオだと思う。
同時に、人口問題についても触れられていた。
世界の人口は、1927年 20億人だったものが、現在は65億人に達しようとしている。僕が中学生だったころ、中国の人口は10億、インドは8億と習った。現在はそれぞれ13億、11.5億とのことだ。
日本でこそ人口が減少に転じているが、アフリカ、アジアでは人口が今後大幅に増え、2050年には世界人口が100億人に達すると予測されている。
そうなると、先ほどの地球温暖化とも絡み合い、食料と生水の確保が最大限の問題になる。多くの人が飢えにさらされる危険性がある。
豊かに日本に住んで、僕たちは飢えについて、ほとんど知らない。そこで、この本を強く勧めたい。
飢餓問題研究の第一人者である著者が、親子で対話する体裁をとっており、貧困・飢餓問題について子供でもわかりやすく、詳しく学ぶことができる。
この本では、飢えが自業自得、自然淘汰ではなく、人間の利己的な活動による結果だと考えている。内戦、環境破壊のほかに、投機マネーによる穀物価格のつり上げが、必要な人から食料を奪っている事実があるとされる。目を開かせてくれる本だった。
利己的で思慮の浅い人間の行動が、破滅的な結末を招く事件が繰り返されている。金、性、麻薬・・・大きな問題も、小さな問題も、すべては人間の弱さが発端なのだと思う・・・。
今回は書きませんが、僕はパチンコを代表としたギャンブル、消費者金融、タバコも巨悪だと思っています。