( 9/28付けの日記です )
大阪音大がそばにある、豊中市の音楽サロン「
ノワ・アコルデ」に、初めてコンサートを聴きに行ってきました。
本日のプログラムは
Duo Fue 「デュオで聴くフラウト・トラヴェルソの歴史」というもの。
スイスはバーゼル市在住の日本人奏者向山 朝子さんと、フランス人のサラ・ヴァン・カルネヴァルさんによる、レクチャー・コンサートです。
フルートの歴史は、自分でも色々調べてはいるのですが、レクチャーのほうよりも、デュオでの演奏、というのに興味を惹かれました。また、実は先生以外の日本人演奏家は、ほとんど聴いたことがなく、そういう点でも興味を惹かれました。
さて、会場は阪急服部駅から徒歩すぐ。界隈はいかにも大阪の下町、といった風情で、こんなところに音楽サロン?という感覚は、アンリュウリコーダーギャラリーを初めて訪れた時と、同じでした。
小さなギャラリーのような会場で20名ほどのお客様が集まりました。ほとんどはプロ/アマチュア含めた演奏者のようで、このジャンルの愛好家の少なさにやや寂しくなりました・・・。
2時からのコンサートは、80分休憩なし。司会者の紹介が終わると、お二人が太鼓とルネサンスフルートの合奏で入場なさったのは、楽しかったです。それから、フルート2管で、ルネサンス、バロック、クラシックと、各時代の楽器と様式を紹介して進行しました。もちろん、演奏は素晴らしく、とくにアーティキュレーションの流麗さには感嘆しました。
コンサートはあっという間に終わり、その後は公開レッスン。お一人目はこの日のためにルネサンス・フルートを10日前から練習しているというモダン・フルーティストで、お二人目はプロのモダン・フルート奏者でした。
都合で、モダンの方のレッスンは途中退出しましたが、ルネサンスフルートの運指表を手に入れ、また読譜法についても習いました。大変収穫がありました。ルネサンス・フルートが、ティン・ホイッスルと同じ6孔の笛なのにもかかわらず、なぜ小さな指孔で、複雑な運指を使って演奏されていたのかについても、自分なりの答えが出ました。
その後、打ち上げにも参加させていただくこととなり、妻と、ルネサンス・ダンスを習ったり、楽器を試奏させていただくこともできました。特にサラさんには、色々な疑問を聞いてくださったり、資料を紹介してくださったりと、大変勉強させて頂きました。
同席させて頂くことをお許しくださった担当者であり、チェロ/ガンバ演奏者の頼田さん、本当にありがとうございました。

ルネサンス音楽は日本では情報が少なく、ルネサンス・フルートの演奏を聴いたのも初めてでしたが、習ったダンスはブルトン音楽のガボットに近く、音楽もアイリッシュに似たところがあるように思い、とても刺激的で色々なことを考えました。今後、深めていきたい分野のひとつです。
打ち上げは楽しく、独・英・日本語が飛び交い、刺激的で興味深い会話に参加させていただくことができました。
同じ会場に8時間もいたので、なんだか時間や場所の感覚を忘れそうになりました。本当に良い一日でした。