みなさんは、「労音」という団体をご存知でしょうか?
労音は、会員がお金を出し合ってアーティストを呼び、手作りでコンサートを企画する団体で、全国の地域ごとに支部があります。ピークの70年代には全国に数百の支部があり、会員数も豊富で、大きなアーティストの公演を多く作ってきたそうです。
また、労音の公演で好評だった場合は他の支部からもお呼びがかかり、それが労音をめぐる全国ツアーに結びつき、一躍スターダムに登ることもあるとか。美輪明宏もそんな労音出身のアーティストなのだそうです。
このたび、光栄なことに3月16日に加古川労音で僕のコンサートを企画していただけることになりました。今回はやや背伸びをして、僕のソロ名義グループということで、ピアノの上原 奈未さん、フィドルのみどりさん、ギターの福江 ゲンタ君、パイプの松阪 健さんに参加頂きます。来月のソロライブからの飛び石にして、これを目標に頑張ります。
アイリッシュ・フルートの魅力や、アイリッシュ&スコティッシュの楽しさ、美しさを会場の皆さんと分かち合えればと思います。またポスターが刷り上りましたらここでお知らせしていきます。
今日は労音の担当者のOさんと打ち合わせがありました。会員のみんなに良い音楽を聴いてほしいという根っからのプロデューサーで、熱い気持ちがビシバシ伝わってきましたよ。
以前は大物アーティストを中心に手がけていたこともあるのですが、大物だからといって感動できるステージには必ず結びつかなかった経験から、有名無名に関わらず、ご本人がライブで良いと思ったアーティストに依頼をしているそうです。
Oさんが「発掘」し、当時は無名でもやがて売れていったアーティストは数知れず。そこで、僕は「今はサッパリでも、こいつは売れる!というアーティストはわかりますか?」と質問したところ、それはある、と仰いました。やはり、流れが来ている、とか、雰囲気に滲むのでしょうね。
こういう機会だからと言っておもねることも萎縮することも無く、今は、自分の良いと思うものを、誠実に、お客さんに提示できればと思っています。そんな気持ちで取り組んでみます。