学生時代からお世話になっているチンドン屋の親方から、いまでも年に数回ですが声をかけてもらっています。学生の時には、所属していた民族音楽サークルでイベントの告知なんかのために街にチンドンに出たり、ボランティア的な出演依頼を受けては部員を募って幼稚園や商店街に行ったものでした。
最初は普段着のままでチンドン太鼓を鳴らしながらやっていたのですが、やがて着物を着たり、メイクをしたりで、みんな結構凝っていましたね。歌あり楽器あり、今考えると結構ヴァラエティーに富んでいたなあ。
そんな活動をしていた大学生の頃、親方と知り合い、いろんな場所で仕事を経験させてもらいました。新年カウントダウンパーティのために岐阜に行ったり、姫路城の前の公園で弾いたり、寒い中薄着の衣装で街を歩いたり、デパートで獅子舞を舞ったり…気まぐれで学生には厳しめな親方でしたが、今では思い出に残る仕事の数々です。
やがてその中から、プロの楽器奏者や歌手になるものもあれば、大手チンドン屋に入社するものもあり。まっとうな会社員になるものあり。皆にとっても、しんどいながらも良い経験だったのではないかと思います。
昨日は親方に召集されてその頃の仲間と一緒に大阪の福島で仕事。こんな機会じゃないと中々会わないけれど、みんな学生時代に一瞬で戻るようです。

新装開店した高架下の居酒屋の宣伝ビラまきです。チンドン屋は、古い商店街とか場末の居酒屋とか競輪場とか、おっちゃんおばちゃん達の集うスポットにご縁があるみたいです。そんなところも面白い!

店先の道路にステージを組んでいたのですが、着くなり警察官が来て、道路の使用許可を取っていないから撤去しなさい、と、もめています。そりゃいかんよね。警察が来るなんて初めて!
やがてステージは撤去されたのですが、それは僕らのためのステージではなく、カラオケ大会のためのものだったらしい。僕らは駅前で流し。僕はチンドンではケーナを吹きます。僕が吹くケーナはいまや貴重ですよ!めったに吹かないので下手になったけど…。
「竹に雀」「千鳥」「東京節」「天然の美」…懐かしい昭和以前の曲の数々ですが、僕にとっても学生時代を思い出して懐かしい!

お店は大繁盛、僕らもビールをご馳走になって、機嫌よく帰りましたとさ。
普段はお店の中やコンサート会場でしか演奏しませんから、屋外の街中で堂々と笛を吹けるチンドンは楽しいですね~。また、呼んでほしいな!